フケやかゆみのもとになるといわれている「頭皮のカサカサ」。
乾燥が原因のような気はするものの、具体的にどう対処したらいいかわからない、とお悩みではないですか?
ヘアケアには気を遣っているけれど、頭皮のお手入れは特にしていない…という方も多いと思います。
今回は、気になる頭皮のカサカサの主な原因と、その対策となる頭皮のお手入れ方法をご紹介します。
1.カサカサ頭皮に陥る4つの原因
頭皮がカサカサする主な原因は、本来必要な皮脂や水分が不足し、乾燥してしまっているためだといわれています。
それでは、なぜ頭皮が乾燥してしまうのでしょうか。考えられる主な4つの原因を見ていきましょう。
①季節と環境による乾燥
一般的に、乾燥が気になる季節といえば冬ですよね。湿度が低いうえに暖房の使用などで空気の乾燥状態が続き、頭皮の皮脂量が減ってしまうことがあるとされています。
さらに、意外にも頭皮が乾燥しやすい季節が夏。夏は紫外線ケアが欠かせない季節ですが、頭皮の日焼けケアは忘れられがち。
紫外線を浴びることによって肌が乾燥しやすくなり、乾燥によって頭皮がデリケートに傾きやすくなることがあるといわれています。
②間違った洗髪方法による乾燥
よく、フケや汚れを気にして朝晩に何度もシャンプーをする方がいますが、過剰なシャンプーにより乾燥が進んでしまう可能性があります。
1日に何度も何度もシャンプーをしたり、高温のシャワーを浴びたりすると、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまうことがあるといわれているためです。
また、爪をたててゴシゴシと洗うのもNG。爪が頭皮を傷つけ、地肌に負担がかかり乾燥の原因になることがあります。
髪を乾かす際にも注意が必要です。
また、高温のドライヤーを頭皮に直接当てると、髪表面の水分だけでなく、頭皮の中の水分も蒸発させて、乾燥しやすくなることもあると考えられています。
③栄養不足による乾燥
必要な栄養素が十分に頭皮に行き届かないと、頭皮は適切に皮脂を出すことができずに乾燥を招くことがあるとされています。
特に、ビタミン群が欠乏すると皮脂が酸化しやすくなり、酸化した皮脂が頭皮の負担になるため、乾燥しやすくなるといわれています。
外食が多い、インスタント食品をよく食べるという方は要注意です!
④体質・病気による乾燥
生まれつきの体質や病気が原因で、頭皮の乾燥が現れる場合もあるそうです。
いずれも頭皮の乾燥以外の悩みをともなうことも多く、少しでも気になる方は専門医の診療を受けてみてもよいかもしれません。
2.今すぐできるカサカサ頭皮対策
頭皮の乾燥の原因がわかったら、あとは対策をとっていくだけ!
今日から誰でも手軽に始められる、カサカサ対策を4つお伝えします。
①室内を加湿する
室内の乾燥を防ぐため、加湿器を使用するなどして湿度が下がりすぎないようにしましょう。加湿器がない場合は、濡れたタオルを室内に干しておくなどの方法もおすすめです。
②シャンプーはやさしい力で丁寧に
シャンプーは、地肌を傷つけないよう指の腹を使ってマッサージするように、やさしい力加減で丁寧に行いましょう。
髪の汚れはすすぐだけでもある程度落ちるといわれているので、シャンプーをつけすぎず、手でよく泡立ててから髪につけることも重要です。
また、シャンプーが頭皮や髪の毛に残らないよう、すすぎは時間をかけてしっかりと行いましょう。熱すぎるお湯は使わず、ぬるま湯を使用することがポイントです。
③ドライヤーは低温弱風で
ドライヤーでの、乾かし方をマスターすることが大切です。
まずはタオルでしっかりと表面の水分を拭き取ってからドライヤーを当てましょう。
このとき、タオルで強くこすったり叩いたりせず、髪の毛を包み込んで軽く抑えるようにして髪の毛の水分を吸収します。
ドライヤーを当てるときは高温よりも低めの温度に設定し、「ちょっと遠いかな?」と思うくらい離した距離から使用しましょう。
だいたい20cm前後の距離が目安だといわれています。
最後は冷風で乾かすと、ドライヤーの熱による負担を緩和させ、頭皮のクールダウンにもなるのでおすすめです。
④化粧水で保湿を
シャンプーで毛穴の汚れを取り除き、ドライヤーで乾かしたあとは、化粧水などを使って頭皮を保湿していきしょう。
「え、化粧水?」と驚かれるかもしれませんが、頭皮も顔や体と同じ皮膚なので同じようにうるおいを与え保つことが大切です。
化粧水を適量手に取り、指の腹を使ってマッサージするようになじませます。
化粧水は、頭皮のことを考えて作られている頭皮用の化粧水や美容液がおすすめです。
自分の肌質にあったものを探してみるとよいでしょう。
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3.もっと健康的な頭皮になるために
ここまで、頭皮が乾燥する原因と今すぐできる手軽な対策をお伝えしてきました。
しかし、より健康的な頭皮を目指すためには、日々の生活の積み重ねが大切。
ここでは、毎日の生活に取り入れたい頭皮ケアをお伝えします。
①セルフ頭皮マッサージですこやか地肌
頭皮の血行を良くする対策として、頭皮マッサージをしてみてはいかがでしょうか。
頭皮が動く程度に優しく、両手の指の腹で生え際から頭頂部にかけてもんでいきます。
リンパ節がある耳の周りもほぐします。
入浴中やテレビを見ている間など、少しの隙間時間を活用してみてください。
ただ、マッサージのやりすぎは頭皮に負担をかけてしまうことがあると言われているので、1日5分程度を目安にするとよいでしょう。
また、力任せに強くもんだり、爪をたてたりしないように気を付けてください。
②栄養バランスの良い食生活を摂る
外からのケアだけでなく、体の内側からのケアをあわせて行うことも大切です。
バランスの良い食生活のために、不足しがちな以下の栄養を摂取するようを心がけるとよいでしょう。
ただし、これらの栄養だけを摂取すればよいというわけではなく、塩分・脂肪分の多い外食ばかりの生活を改める、バランスのよい食事を心がけるなど、食生活自体を見直すことが必要となってきます。
■不足しがちなビタミン群(例)
・ビタミンB2
レバー・納豆など
・ビタミンB6
ささみ・まぐろ・カツオ
■適度な油分
・アーモンドやカシューナッツなどのナッツ類
■大豆イソフラボン
・豆腐や油揚げなどの大豆製品など
また、睡眠不足やストレスなども頭皮の悩みの原因になる場合があるとされています。良質な睡眠をとりリラックスした生活を送れるよう、日ごろの生活習慣を見直すことも大切です。
4.最後に
普段、頭皮を自分の目で直接見ることはほとんどないと思います。
意識をすることの少ない部分だからこそ、しっかりとしたケアが必要です。
今回ご紹介した方法で、カサカサに悩まされない、すこやかな頭皮を目指してみてください。
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肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る
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肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 miho 元美容師でヘアケアグッズや韓国コスメなどが大好きな美容オタクです。美容師免許を活かしてヘッドスパ二ストなどをしていました。 ヘアケアの正しい知識やお肌も髪も全身美しく綺麗になれるような役立つ情報を発信していけるよう頑張ります♪ karintou 肌らぶ読者の皆さま、はじめまして。かりんとうと申します。お花や植物、ナチュラルなコスメが大好きな美容ブロガーです。栄養や食事を通して、わくわくするような美容情報をわかりやすくお届けします。 もんにゃんい 여러분 안녕하세요~ 韓国系色白マッチョ目指して邁進中の理系大学院生です! 韓国アイドルをきっかけに自分磨きに目覚めました。 美容に興味のあるみんなの味方です✌🏻理想に近づけるようにがんばりましょう!잘 부탁해요〜〜〜 朱墨 しがないコスメオタクの初心者ライターです。「自分らしく、自由に楽しく」がモットーです。よろしくお願いします。
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