「乾燥肌ってそもそもどんな状態なんだろう?」「肌が乾燥する原因や対策方法が知りたい」と思ってはいませんか?
肌の乾燥は、手触りの悪さや粉吹きなどを引き起こすこともあるので、放っておけない肌悩みの1つですよね。
今回は、乾燥している肌の状態やおすすめしたいスキンケアアイテムなどもご紹介します。肌が乾燥する原因や対策についても記事後半で詳しくお伝えしているので、ぜひうるおいに満ちたすこやかな肌を目指す際の参考にしてみてください!
♦肌らぶ セレクション♦
エリクシールシュペリエル トライアルセットeT(医薬部外品)
トライアル価格:1,100円(税込み)
セット内容:リフトモイスト ローションT(化粧水)30ml・デーケアレボリューションT+ SPF50/PA++++(日中用乳液)5ml・リフトモイスト エマルジョンT(乳液)18ml
1.乾燥肌とは
肌が乾燥している状態とは、一般的に水分や皮脂(油分)が少なく、本来皮膚が持っているうるおいが欠けている状態だと言われています。
また、肌の水分と油分が減った乾燥状態が続くと、肌の感触は硬くゴワゴワしてくることがあります。
さらに、キメが乱れたり化粧のりが悪くなったりなどの見た目の影響がでる場合もあるのです。
2.乾燥肌対策|スキンケア編(保湿ケア)
乾燥しやすい肌対策でとても大切なのが保湿を意識したスキンケアです。
ここでは、保湿を意識したお手入れがしたいときの化粧品を選ぶポイントや肌らぶ編集部がおすすめしたい化粧品を併せてご紹介します。
2-1.【乾燥対策】化粧品を選ぶ際のポイント
実際におすすめの保湿化粧品をご紹介する前に、乾燥しやすい肌が気になるときの化粧品を選ぶポイントをご紹介します。
ポイント①つっぱりを感じにくいクレンジングを選ぶ
乾燥しやすい肌の方だけに限ったことではありませんが、クレンジング料は自身の肌質やその日のメイクの濃さによって選びましょう。
「シートタイプ」「オイルタイプ」「ジェルタイプ」「ミルクタイプ」「クリームタイプ」など、さまざまな種類のクレンジング料が販売されています。
メイクの濃さに応じたおすすめのクレンジング料のタイプは以下の通りです。
気になるタイプを1度試してみて、洗い上がりにつっぱり感を感じないものを使用することがおすすめです。
⇒詳しいクレンジング料の選び方は、こちらの記事をご覧ください。
ポイント②保湿成分配合のスキンケア化粧品を選ぶ
肌の乾燥対策をするなら「セラミド」「アミノ酸」「ヒアルロン酸」など、保湿成分配合のスキンケア化粧品を選びましょう。
とくに化粧水や乳液、クリームは肌に付けた後洗い流すことがないので、しっかりと保湿できるものを選ぶことが大切です。
ポイント③乾燥の度合いに合ったスキンケア化粧品を選ぶ
時と場合によって乾燥の度合いは異なるので、その都度肌の乾燥状態に合ったスキンケア化粧品を選ぶことが大切です。
例えば、いつものスキンケアで違和感があったらシンプルなお手入れを心掛けてみてもよいでしょう。
乾燥状態が続いていると肌がうるおいを保てず、敏感に傾きがちだと言われています。この状態では、化粧品など肌に付けるものの影響も受けやすくなると考えられているのです。
乾燥がひどい場合には化粧水などがしみてしまうこともあるので、そういった際はワセリンなどで肌を保護するシンプルなお手入れの方がよい場合もあります。
もちろん、肌の乾燥がとくに気になるときは、皮膚科で専門の医師の判断を仰ぐというのも一つの手段です。すべて自分で判断するのではなく、「乾燥がひどいかも…どうしたらいいんだろう」という場合は病院へ行きましょう。
ポイント④日中も保湿ケアができるアイテムを選ぶ
朝のメイクで使用する化粧下地やファンデーションなどのメイクアイテムも、保湿に着目したものを選ぶことがおすすめです。
また、エアコンなどの空調が原因で日中どうしても肌が乾燥しやすくなるという方は、その都度保湿成分配合の美容液を手のひらにとって広げ、乾燥が気になる部分を押さえるように付けてみてもよいでしょう。
その際、擦らず丁寧になじませれば、メイクの崩れやヨレを起きにくくすることができます。
化粧水を吹きかける方もいるようですが、与えた水分を保つお手入れができていないと逆に乾燥しやすくなることもあるので注意しましょう。
2-2.乾燥しやすい肌の方にこんな化粧品がおすすめ
ここでは乾燥しやすい肌の方に、肌らぶ編集部がおすすめしたい化粧品についてご紹介します。
化粧品は肌タイプや使用感、さまざまなことに着目して作られています。中でも肌らぶ編集部が、おすすめしたいのは保湿成分が入った化粧品シリーズです。
肌にうるおいを与え、保つお手入れは乾燥しがちな肌の方だけではなく、どんな肌タイプの方にとっても大切なお手入れのひとつです。
~肌らぶ編集部おすすめ化粧品~
今回は、肌の水分や油分を補い保つシリーズ化粧品を選びました。
■モイスティシモ トライアルセット
価格:3,520円(税込み)
セット内容:クレンジングクリーム(メイク落とし) 20g・ウォッシュ(洗顔料)20g・ローション(化粧水)20mL・ミルク(乳液)8mL・クリーム(クリーム) 4g
角質層をうるおいで満たし、もっちりとしたしっとり感を味わえる使い心地です。
トライアルセットは、クレンジングからクリームまでフルラインを約2週間たっぷり試すことができます。
ジェントルフローラルの香りが、優雅なお手入れタイムを演出。
3.【乾燥肌対策】スキンケアの手順・使い方を見直そう
乾燥しがちな肌に限ったことではありませんが、肌をすこやかに保つためには、スキンケアの手順や使い方を意識して行うことが大切です。
それでは、「クレンジング(メイク落とし)手順」「洗顔手順」「化粧水・美容液・乳液・クリームの付け方」に分けてご紹介します。
もしかしたら「間違った手順でお手入れしていた!?」という方もいらっしゃるかもしれません。1度しっかり確認しておきましょう!
クレンジング
まずは、メイクを洗い落とすクレンジングの手順から確認していきましょう。
使用しているクレンジング料によって多少手順は異なりますが、一般的に基本のクレンジング方法と言われている手順をご紹介します。
⇒クレンジングミルク
クレンジングミルクは、とろみのあるやわらかめのテクスチャーが特徴です。
また、メイク落ちもマイルドだと言われているので、ナチュラルメイクの方にもおすすめです。
~クレンジング手順~
クレンジングの行いすぎは、肌にとってよくありません。
しっかりとメイクを洗い流したいからといって、強い力でゴシゴシと擦りながらクレンジングを行うこともよくないので、気を付けましょう。
1:手を洗う
手に雑菌や汚れが付いたままクレンジングを行わないように、初めにしっかりと洗います。
汚れた手でクレンジングを行ってしまうと、汚れを顔に付けることにもなりかねません。
2:ポイントメイクから拭き取る
アイメイクなどのポイントメイクをリムーバーで先に拭き取っておきましょう。
ベースメイクなどその他の部分と一緒にクレンジングしようとすると、アイメイクをしっかり落とそうとするあまり、目の周りのみに摩擦を多く与えてしまうことがあるためです。
3:Tゾーンからのせていく
アイメイクをある程度落とした後は、顔の皮膚の中でも皮脂が多めのTゾーンからクレンジング料をのせていきます。
額から鼻にかけて指の腹を使って、軽くメイクとなじませていきましょう。
4:Uゾーンや頬になじませる
もう1度手のひらにクレンジング料を手にとり、頬やUゾーンになじませながら広げていきましょう。
そして、最後に目元や口周りのメイクもなじませます。
5:ぬるま湯ですすぐ
クレンジング料をなじませた肌を、ぬるま湯ですすぎ、洗い流していきましょう。
このときオイルタイプのクレンジング料を使用している方は、すすぐ前に少量のぬるま湯を手にとり顔の上で1度オイルとなじませ乳化させます。全体の色が白くなったらすすぎましょう。
⇒オイルの乳化については、【クレンジングオイルは乳化をするとどうなるの?】もご覧ください。
洗顔
次に、洗顔の手順を確認していきましょう。
メイクの有無にかかわらず、毎日洗顔をする女性は多いですよね。
洗顔も間違った方法で行っていると肌に負担をかけたり、肌が乾燥する原因になったりすることもあると言われています。
~洗顔手順~
洗顔もクレンジング同様洗いすぎはよくないので、長時間行わないように気を付けましょう。
1:手を洗った後、ぬるま湯で顔を濡らす
手をしっかりと洗った後、ぬるま湯で顔を濡らします。
クレンジング後の方はそのまま洗顔を行いましょう。
2:洗顔料をしっかりと泡立てる
手のひらで洗顔料をしっかりと泡立てましょう。
洗顔料をとった手のひらにぬるま湯を少しずつ加えます。このとき、空気を含ませるように泡立てていくことがポイントです。
うまく泡立たないときや手で泡を作るのが苦手な方は、泡立てネットを活用しましょう。
3:皮脂が多く出るTゾーンから洗う
皮脂の多いと言われるTゾーンから泡をのせて、洗っていきましょう。
くるくると円を描くように指の腹を使って、汚れとなじませます。
4:次にUゾーンや頬を洗う
次に、頬からあごにかけて円を描くようにくるくると指の腹を滑らせながら洗いましょう。
最後に目元や口周りに泡をのせて、かるく汚れとなじませます。
5:ぬるま湯でぬめりがなくなるまですすぐ
人肌くらいのぬるま湯で、ぬめりがなくなるまですすぎます。
熱めのお湯ですすいでしまうと肌に必要な皮脂(油分)まで洗い流してしまうことがあると言われているので、注意しましょう。
また、フェイスラインや髪の毛の生え際には泡が残りやすいので、気を付けながら洗い流すことがポイントです。
化粧水・美容液・乳液・クリーム
最後にクレンジングや洗顔後に行う、化粧水・美容液・乳液・クリームなどの保湿アイテムの使い方も確認しておきましょう。
3章でお伝えしている通り、乾燥しやすい肌対策では保湿ケアが大切です。
ただ、どんなによいアイテムを選んでいても使う手順が間違っていては、せっかくのうるおいも実感しにくくなってしまいます。
しっかりと保湿ケアを行っているつもりでも、肌が乾燥しがちだという方は使い方を誤っているかもしれません。保湿ケアの手順も今一度しっかりと確認しておきましょう。
今回は、保湿アイテムを手で付けるポイントや方法をご紹介します。
保湿アイテムを手で付ける際のポイント
・手でパンパンと叩くように付けたり、強くすりこんだりすると、肌に余計な刺激を与えてしまうことがあると言われているので注意しましょう。
・首まできちんとなじませることが大切です。(上から下に向かってなでるようになじませましょう)
・美容液、乳液、クリームは、付ける部分によって量を調節しましょう。
・一度に大量に付けないで、少しずつ付けていくことが大切です。
①化粧水の付け方
それでは、化粧水の付け方についてご紹介していきます。
保湿ケアはうるおいを与えることと、うるおいを保つことが大切です。
まずは、洗顔後の乾燥しやすい肌に化粧水で水分を補いましょう。
1:手のひらに適量の化粧水を出す
手のひらに適量(メーカー推奨の量)の化粧水を出しましょう。
とくにメーカー推奨量の記載がない場合は、500円硬貨大を目安にしてみてください。
このとき、水のようにシャバシャバとしたテクスチャーのものは出したい量の半分を先に手に出して付けた後に、再度同じ量を手のひらに出すことがおすすめです。
2:顔全体にすばやくなじませる
化粧水は、すばやく顔全体になじませましょう。
その後、丁寧な力加減で押し込むようにハンドプレスを行います。
仕上げに顔の肌の中でも乾燥しやすいと言われる、目の周りとフェイスラインを軽く押さえましょう。
②美容液の付け方
次に、美容液の付け方についてご紹介します。
乾燥しやすい肌にお悩みの方は、保湿に着目している美容液がおすすめです。
美容液を使用するタイミングは商品によって異なることがあるので、お持ちの美容液はどのタイミングで使用するかを確認してから使いましょう。
1:手のひらに適量の美容液を出す
まず、手のひらにメーカーが推奨している量の美容液を出しましょう。
とくにメーカー推奨量の記載がない場合は、エッセンスタイプであれば1円硬貨大を、ポンプタイプであれば2プッシュ分を目安にしてみてください。
保湿美容液は、肌の乾燥具合によって量を調節してみましょう。
2:ポイントに美容液をおき、徐々になじませていく
頬・額・あご、鼻などのポイントに美容液をおき、マッサージをするようなイメージで肌の上を滑らせるようになじませていきます。
Tゾーンなど部分的にテカリやすい所がある方は、その部分だけ少量塗る程度にしてもよいでしょう。
3:仕上げにハンドプレスする
最後に、目の周りやフェイスラインをハンドプレスしましょう。
③乳液の付け方
次に、乳液の付け方についてご紹介します。
化粧水や美容液で補った肌の水分を乳液の油分でキープしましょう。
1:手のひらに出した乳液を手のひらで温める
乳液を手のひらに伸ばしながら温めましょう。
手のひらで乳液を温めることで、顔に付けたときになじませやすくなると言われています。
メーカー推奨量の記載がない場合は、10円硬貨大を目安に手に取りましょう。
2:顔全体になじませる
手のひらに伸ばした乳液を、顔全体に広げながらなじませましょう。
このとき、肌を擦らないように注意しながら優しい力加減で広げていきます。
3:肌の乾燥が気になる部分には重ね付けする
目元や口元などの乾燥が気になる部分には、重ね付けすることがおすすめです。
その際は、指先にとって丁寧に付けていきましょう。
④クリームの付け方
最後にクリームの付け方についてご紹介します。
クリームは油分が多く、保湿を意識したお手入れを行いたい方にはおすすめのアイテムです。
1:手のひらにクリームをとり温める
クリームも乳液と同じように、手のひらにとり温めます。
とくに固めのテクスチャーのクリームは、このステップを省いて直接塗ってしまうと、肌になじませながら広げにくくなってしまうこともあるため、意識したいポイントです。
メーカー推奨量の記載がない場合は、パール粒1個分を目安に手に取りましょう。
2:手のひらで顔を包み込むようになじませる
ハンドプレスをするように手のひらで顔を包みこむようになじませましょう。
ただ、肌が部分的に乾燥しやすいという方は全体には広げずに、次のステップのように乾燥しやすい部分にだけ付けることがおすすめです。
3:乾燥が気になる部分には指で部分付けする
とくに乾燥が気になる部分には、優しい力加減で指先を使ってトントンとなじませていきましょう。
4.ボディの乾燥肌対策
肌が乾燥しやすい方は、ボディも乾燥しやすいという方が多いのではないでしょうか?
ここでは、ボディの乾燥対策方法を5つご紹介します。
ボディの乾燥対策も普段の生活の中で気軽に意識しやすいことが多いので、取り入れられそうなことだけでも試してみてください。
①熱いお風呂や熱いシャワーを浴びるのは避ける
熱すぎるお風呂に浸かったり、熱すぎるシャワーを浴びたりしてしまうと、肌の保湿に必要な皮脂まで流れてしまいボディも乾燥しやすくなることがあると言われています。
温度が低めのお風呂でもゆっくり浸かることで汗をかき、血行も良くなると言われています。
②ボディも優しい力加減で洗う
顔に比べてゴシゴシと洗ってしまいたくなるボディですが、強い力加減でゴシゴシと洗ってしまうと肌を傷つけてしまい、乾燥しやすくなる可能性もあります。
肌のうるおいを保つ角質層は肌のいちばん表面にあり、強い摩擦などを与えてしまうと傷ついたり、剥がれたりしてしまうこともあると言われているのです。
ボディを洗う際は、石鹸やボディソープをしっかりと泡立てて、優しい力加減で洗うことを意識しましょう。
③部位によって保湿ケアアイテムを変える
ボディは部位によって皮脂量が異なると考えられているので、保湿ケアアイテムも部位ごとに変えることがおすすめです。
皮脂が多く出やすくなりがちな背中や胸に乾燥を感じるときは油分が少なめのボディ用ローション、皮脂量が少なめと言われる手足は油分を適度に含むクリームなど、使い分けるようにしましょう。
④ボディ用の保湿アイテムも保湿成分配合のものを選ぶ
顔のスキンケア同様に、ボディの乾燥が気になる際も保湿成分配合のローションやクリームを選ぶことがおすすめです。
乾燥が気になる部分には、丁寧に保湿アイテムを塗るように心掛けましょう。
とくに乾燥が気になりやすいひじやひざなどの部分には、例えば尿素などを配合したクリームもおすすめです。ただ、使ってみて違和感がある場合は、使用をやめてください。
⑤入浴後やシャワー後は素早く保湿ケアを行う
入浴後やシャワーを浴びた後は、すばやく保湿ケアを行いましょう。
肌にもともと存在する保湿物質は、水に触れるだけでも流れ落ちてしまことがあると言われています。
お風呂上りに肌が乾燥しやすいのはこういったことが原因で、入浴後時間がたてばたつほど、肌の水分は蒸発していくと考えられているのです。
そのため、入浴後は時間を空けずにボディの保湿ケアを行うことが大切だとされています。
5.乾燥肌の6つの原因
肌が乾燥する原因には、主に
①間違ったスキンケア
②偏った食事
③加齢
④外気(湿度)による影響
⑤生活習慣の乱れ
⑥紫外線による影響
などがあると言われています。
ここでは、こういった肌が乾燥する主な原因を6つご紹介していきます。
原因を1つずつ詳しくご紹介するので、自分に合った肌の乾燥対策を行えるように確認しておきましょう。
原因①間違ったスキンケア
自分に合っていないクレンジング料や洗顔料を使用したり、使い方の手順が間違っていたりすると、肌に必要な皮脂(油分)まで洗い流してしまうことがあります。
肌のうるおいを保つために必要な皮脂まで洗い流してしまうと、肌が乾燥する原因になることがあるのです。
また、保湿ケアと聞くと化粧水などで水分を「補う」ことに注力してしまいがちですが、乳液やクリームなどで水分や油分を「保つ」お手入れもできていないと、肌は乾燥しやすいままだと言われています。
「保湿=水分を補う」と考えている方も少なくないようですが、こういったスキンケアに対する認識の違いによって、肌の乾燥対策がなかなかうまくいかないということもあるようです。
原因②偏った食事
外食が多くファストフードばかり食べていたり、ダイエットで極端な食事制限をしたりして偏った食事を続けることも、肌の乾燥に繋がることがあると考えられています。
普段の食事によってバランスよく栄養を摂取することは、肌だけではなく、全身をすこやかに保つために大切です。
原因③加齢
一般的に、加齢によって肌の水分量や油分量は減少していくと考えられています。
そのため、年齢を重ねるにつれ肌が乾燥しやすくなる傾向にあると言われているのです。
原因④外気(湿度)による影響
外気の湿度が低く空気が乾燥していると、肌の水分が逃げてしまい乾燥しやすくなると言われています。
秋や冬は、気温が下がっていくにつれ空気中の水分も少なくなっていきます。水分は乾燥しているところへ流れやすい傾向にあるので、この時期はとくに肌の水分が逃げやすく、皮膚が乾燥しやすくなるのです。
1年を通して同じスキンケアを行っていると、季節によって変化する外気の水分量によって一時的に肌が乾燥しやすくなる方もいると言われています。
また、エアコンによって室内でも空気が乾燥しやすくなることがあります。夏場は冷房、冬場は暖房がきいている場所に長時間いることが多い方は、季節問わず乾燥対策を行うことがおすすめです。
原因⑤生活習慣の乱れ
睡眠不足・ストレスの蓄積・入浴の有無などによって生活習慣が乱れてしまうと、肌の乾燥に繋がることもあると言われています。
生活習慣の乱れは、肌リズムにも影響を及ぼす場合があるためです。
通常、古くなった不要な角質は自然に剥がれていくものですが、肌リズムが乱れることなどにより、長い期間古い角質が肌の表面にとどまり続けてしまうことがあります。
古くなった角質はスキンケアアイテムのなじみも悪くなるので、結果的に肌が乾燥しやすくなる原因に繋がると考えられているのです。
原因⑥紫外線による影響
紫外線による影響も、肌を乾燥させやすくする原因の一つとして考えられています。
紫外線を浴びると、肌が本来持つうるおいを保とうとする機能に影響を与えてしまうことがあると言われているのです。
さらに、紫外線を受けて日焼けした肌は乾燥だけではなく、しわやたるみなど別の悩みを増やしてしまう可能性もあります。
6.乾燥肌対策|その他(生活習慣)
ここでは、乾燥しやすい肌対策として日常生活で気を付けておきたいことを5つご紹介します。
日常生活の中で少し意識して行動するだけでも肌の乾燥対策に繋がるので、取り入れられそうなものだけでも、ぜひ試してみてください!
①紫外線対策をする
日焼け止めを塗ったり、帽子や日傘をさしたりして紫外線対策を行いましょう。
【肌が乾燥する原因】でもお伝えした通り、紫外線による影響で肌の乾燥に繋がってしまうことがあるのです。
また、乾燥している肌は角質層が乱れがちなため、さらに紫外線の影響を受けやすくなることもあると言われています。
乾燥と紫外線による影響を受けやすくなるという悪循環に陥ってしまうことがないように、しっかりと紫外線対策を行うことが大切です。
②加湿する
加湿器などを使用して、自分がいる空間の湿度を保つことも乾燥しやすい肌の対策として大事です。
加湿器をお持ちでない方は、タオルを濡らして近くに置いたり、コップに水やお湯を入れて置いたりするだけでも、湿度を上げることができるそうです。
自宅にいる際は、室内に洗濯物を干しておくだけでも加湿ができますよ。
③栄養バランスのよい食事を心掛ける
栄養バランスのよい食事をとるように心掛けましょう。乾燥しにくいすこやかな肌を保つためには、毎日の食事も大切です。
外食が多い方もミネラル・タンパク質などが不足しないように気を付けながら、メニューを決めてみましょう。
それでも食生活が不規則になりがちだという方は、サプリメントなどで自分に不足している栄養を補うのも1つの手です。
栄養バランスのとれた食生活を基本にした上で、ビタミンなどを意識的にとり入れるのもいいですね。
・ビタミンA…にんじん、ほうれんそう、かぼちゃ、小松菜、モロヘイヤなど
・ビタミンC…レモン、オレンジ、ピーマン、ブロッコリー、いちごなど
・タンパク質…卵、牛乳、豚肉、鶏肉、魚類、貝類、豆腐、納豆など
・鉄分…レバー、高野豆腐、ひじき、しじみ、納豆、枝豆など
④睡眠のリズムを整える
毎日同じ時間に眠り、同じ時間に起床して睡眠のリズムを整えることも、肌をすこやかに保つためには大切なことだと言われています。
寝不足は睡眠のリズムが崩れることに繋がることも少なくありません。
睡眠不足が続くと肌が荒れてしまったり、乾燥しやすくなったりした経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
睡眠はそれだけ肌のコンディションに関係する大切なことなのです。
休みの日はいつもより長く寝てしまいがちですが、長く眠ると夜眠れなくなってしまうこともあるので、日常的に睡眠のリズムが一定になるように心掛けましょう。
⑤適度にストレス発散をする
肌に影響が出るほどストレスを溜めすぎないように、ストレスは適度に発散するように心掛けましょう。
運動で体を動かしたり、時間があるときは旅行に出掛けたりして気分転換を行うことがおすすめです。
もちろん、好きな本を読んだり、ゲームをしたりしてもよいですね!
自分に合った方法でストレスを適度に発散していきましょう。
7.乾燥しやすい肌の特徴
最後に、乾燥しやすい肌の特徴や、知っておきたい肌タイプについてもお伝えします。
自分の肌について知識を深めることにも繋がるので、ご覧いただけたらと思います。
乾燥しやすい肌の特徴
乾燥した状態の肌についてご紹介しましたが、「自分の肌が乾燥しやすいのかどうかよく分からない」という方もいらっしゃいますよね。ここでは、乾燥しやすい肌の特徴をご紹介します。
・肌を触るとゴワゴワしたり、ザラザラしたりする
・肌がつっぱる感じがする(洗顔後や入浴後など)
・肌が粉吹き状態になる
・目元や口周りが乾燥しやすい
・化粧のりが悪い
・肌が敏感に傾きがち
※上記の乾燥しやすい肌の例は断定するものではなく、あくまで目安です。
このような状態になりやすいという方は、肌が乾燥しやすいと言われています。
ただ、部分的に肌が乾燥することもあるため、乾燥しやすい肌かどうか判断しにくい場合もあります。
顔で言うとTゾーンなど皮脂が出やすい場所はオイリーぎみになり、頬や目元、口周りなどが部分的に乾燥することがあるのです。
この場合、皮脂が出ている部分のテカリが気になり自分の肌が乾燥していることに気づきにくくなってしまいます。
乾燥しやすい肌だと気づかずに自分に合っていないスキンケアを行っていると、さらに乾燥が進んでしまうこともあります。肌の状態は普段からチェックしておくようにしましょう。
4つの肌タイプ
乾燥しやすい肌の特徴をみて、自分の肌が「乾燥しやすい肌だ」と思った方と、「もしかしたら違うかも…」と思った方、どちらもいらっしゃるかと思います。
ここで一度肌のタイプについてご紹介しておきましょう。
肌質は、医学的に分類されているわけではありませんが、基本的に「オイリー肌(脂性肌)」「普通肌」「乾燥肌」「混合肌」の4つのタイプに分けられることが多くあります。
ちなみに、耳にすることが多い「敏感肌」も医学的に区分された肌タイプではありません。
また、肌が敏感に傾きやすくなる主な原因に“乾燥”が挙げられることもあるので、「肌が乾燥しやすいし、敏感にもなっているかもしれない」と思っている方にも、肌の乾燥対策がおすすめされる場合があります。
8.まとめ
乾燥している肌についてや肌が乾燥する原因、対策などを併せてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
自分の乾燥しやすい肌について把握しておくことで、悩みを増やしたり、深めたりすることを防ぐことができるかもしれません。
また、理想の肌質に近づけるように、ぜひ今回ご紹介した対策やアイテムを試してみてください。
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肌らぶライター
肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 miho 元美容師でヘアケアグッズや韓国コスメなどが大好きな美容オタクです。美容師免許を活かしてヘッドスパ二ストなどをしていました。 ヘアケアの正しい知識やお肌も髪も全身美しく綺麗になれるような役立つ情報を発信していけるよう頑張ります♪ karintou 肌らぶ読者の皆さま、はじめまして。かりんとうと申します。お花や植物、ナチュラルなコスメが大好きな美容ブロガーです。栄養や食事を通して、わくわくするような美容情報をわかりやすくお届けします。 もんにゃんい 여러분 안녕하세요~ 韓国系色白マッチョ目指して邁進中の理系大学院生です! 韓国アイドルをきっかけに自分磨きに目覚めました。 美容に興味のあるみんなの味方です✌🏻理想に近づけるようにがんばりましょう!잘 부탁해요〜〜〜 朱墨 しがないコスメオタクの初心者ライターです。「自分らしく、自由に楽しく」がモットーです。よろしくお願いします。
角質層のすみずみまでうるおいで満たし、肌にふっくらとしたハリを与えます。
また、トライアルセットには含まれていませんが、基本的なスキンケアにプラスできる美容液やフェイスパックも販売されています。
さらに、化粧下地やファンデーションなどのメイクアイテムも全て同じシリーズでそろえることもできる点が特徴です。