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2015.10.05 Mon

ニベアのクリームの成分を調べてみました!気になる中身とは?

#NIVEA

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

ニベア 成分
「ニベアのクリームの成分って肌にいいのかな?」と思ったことはありませんか?

以前、お手頃価格のニベアのクリームが、高級クリームとほぼ同じ成分だと話題になったこともありましたよね。

そのため、ニベアのクリームにどんな成分が配合されているのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

今回はニベアのクリームの全成分表示を元に、ニベアのクリームに含まれている成分の役割や、ニベアのクリームを使うときに気をつける点をお伝えします。

1.ニベアのクリームの成分の役割

ニベアのクリームは、具体的にどのような成分から構成されていて、どのような役割があるのかを見ていきましょう。

[ニベアのクリームの全成分]
水、ミネラルオイル、ワセリン、グリセリン、水添ポリイソブテン、シクロメチコン、マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール、パラフィン、スクワラン、ホホバ油、オレイン酸デシル、オクチルドデカノール、ジステアリン酸Al、ステアリン酸Mg、硫酸Mg、クエン酸、安息香酸Na、香料
※化粧品の全成分表示は、配合量の多いものから記載することが義務付けられています。

一般的なクリームは、水になじむ成分(水性成分)、油になじむ成分(油性成分)、水と油をくっつける成分(乳化成分)、美容成分や品質を安定させるための成分(その他成分)などで作られています。

ニベアのクリームの全成分を、成分の性質ごとに5つに分類すると、次のようになります。
(※肌らぶ調べ)

■肌の水分をキープする成分(保湿成分)
ニベア_成分01
・グリセリン(水性成分)
・ホホバ油(油性成分)

■肌の水分の蒸発を防いで潤いを保持する成分
ニベア_成分02
・ミネラルオイル(油性成分)
・ワセリン(油性成分)
・シクロメチコン(油性成分)
・ラノリンアルコール(油性成分)
・スクワラン(油性成分)
・オレイン酸デシル(油性成分)
・オクチルドデカノール(油性成分)

■水分と油分を乳化させる成分
ニベア_成分03
・ラノリンアルコール(油性成分)

■クリームの感触をつくる成分
※クリームの硬さや粘度、伸びなどの感触調整、固形化の成分などが含まれます。
感触
・水添ポリイソブテン(油性成分)
・マイクロクリスタリンワックス(油性成分)
・パラフィン(油性成分)
・スクワラン(油性成分)
・ジステアリン酸Al(その他)

■品質を安定させる成分
※品質が変化しないための安定剤や防腐剤などが含まれます。
安定 クリーム
・ジステアリン酸Al(その他)
・ステアリン酸Mg(その他)
・硫酸Mg(その他)
・クエン酸(その他)
・安息香酸Na(その他)

2.ニベアのクリームについて

ニベアのクリームは、肌を保護して乾燥を防ぎ、柔軟性を保つことができるアイテムです。

ニベアのクリームの全成分19種類のうち、肌の水分の蒸発を防いで潤いを保持する役割を持つ油性成分は7種類も配合されているため、肌に油分の膜を作って乾燥からしっかり守ることが期待できます。

その一方で、肌の水分をキープする成分(保湿成分)はグリセリン、ホホバ油の2種類のみで、その他の美容成分は配合されていないようです。

成分から見ると、ニベアのクリームには美容成分はほとんど含まれていないようですが、乾燥を防いで肌をしっかり保護することのできるクリームであることがわかります。

もともと、クリームは化粧水などの水分の蒸発を防ぎ、肌の潤いを守るためのアイテムなので、ニベアのクリームはその役割を果たすには最適のアイテムなのです。

3.ニベアのクリームを使うときに気をつけること

ニベアのクリームを使用するときには、次の3点に気をつけましょう。

■ニベアのクリーム単品でのお手入れは避ける
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洗顔後にニベアのクリームのみでお手入れするというスキンケア方法を行う人もいるようですが、この方法はあまりおすすめできません。

ニベアのクリームは、肌表面に油分の膜を作ることで、肌を保護して乾燥を防ぐことが期待できるため、単品でのお手入れでも潤いがキープされるように感じるかもしれません。

若いうちは肌の水分量も比較的多いため、このようなシンプルなスキンケアでも十分に感じるかもしれませんが、年齢を重ねるごとに肌の水分量は低下していきます。

肌内部の水分が不足した状態で油分だけ補っても、すこやかな肌を保つことはできません。

スキンケアはきちんと手順通りに、水分と油分を補うように行いましょう。

■ニベアのクリームをいろいろなものに代用しすぎない
ニベアはもともと「スキンケアクリーム」です。

ニベアクリームの本体には、このような文が記載されています。

「健康でしっとりとした素肌を保つスキンケアクリーム。乾いた空気・冷たい外気から肌を保護し、肌荒れ・カサつきを防ぎます。人の肌本来の天然の皮脂膜を補う成分が、素肌になじみ、やさしく守ります。」
「顔にも身体にも、全身のスキンケアに家族みんなで使えます」

インターネット上では、ニベアのクリームを、クレンジング・まつげ美容液・化粧下地などの代用として使う、靴磨きとして使う等、さまざまな使い方が紹介されていますが、これらは本来の使い方とはかけ離れています。

何でも使えて便利だと感じている人も多いかもしれませんが、あまりいろいろなものに代用しすぎず、もしも使う場合は自己責任で使いましょう。

■ほかの成分と混ぜて使わない
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ニベアのクリームが高級化粧品とほぼ同じ成分だということから、高級クリームに配合されている成分と似た原料を購入して自分で高級クリームに近いクリームをつくる人もいるようですが、これはおすすめできません。

そもそも、化粧品は商品として出荷された時点で、他の成分を混ぜることを前提として作られていません。

その商品の良さを実感できるように、試作を繰り返して成分を配合し、品質を安定させることができているのです。

また、化粧品工場は、菌やばい菌などが入らないように徹底した品質管理のもとでつくられています。

自分で原料を混ぜることで、品質が不安定になり、肌へ負担をかけてしまうこともあり得るので、混ぜて使うことは避けましょう。

4.石油由来の成分の肌への影響はない

ニベアクリームの油性成分のうち、ほとんどが石油由来のものです。

石油由来の成分に関しては、ニベアのクリームに限らず、「石油由来の成分は肌に悪い」という少し不安になるような噂がありますが、これは信憑性に欠けています。

この噂は、今から40年以上前、不純物が多く混ざったオイルを使用した商品が作られて肌に影響が出てしまったことから生まれたもののようです。

しかし、現在は石油の精製技術がしっかりと整っているため、不純物をしっかり取り除くことができ、植物由来のものよりも油自体の純度が高い場合もあります。

石油由来・植物由来のどちらが良いというわけではなく、純度が高いものを使用することが大切なのです。

もちろん個人差はありますが、石油由来のミネラルオイルがベビーオイルにも使用されているように、基本的には石油由来の成分が配合されていても、肌への影響を心配する必要はないでしょう。

5.まとめ

ニベアのクリームは、肌をしっかり保護して水分の蒸発を防ぎ、乾燥を防ぐことができるアイテムです。

ニベアのクリームに関していろいろな使い方や噂が広まっていますが、全てを信じるのではなく、自分の肌のことを考えて正しくお手入れに取り入れていきましょう。

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