日本酒風呂っていいのかな?お風呂に入れるだけなの?と、気になっていませんか?
実際、「私の美容法は、日本酒風呂」という、女優さんやモデルさんのインタビュー記事をよく見かけます。
昔から、酒蔵で働く人は手のきれいな人が多いと言われていたように、日本酒や米麹は肌に良いものとして、日本の女性たちに愛されてきました。
日本酒風呂に入っているという女優さんたちの、キレイな肌を見て、これはすぐにでも試してみなければと思っている方に、日本酒風呂の入り方をご紹介します。
1.日本酒風呂に使うお酒
日本酒風呂に必要なのは、ずばり日本酒だけです。
使う日本酒は、高いものでなくてかまいません。抜栓してから時間が経ってしまったものや、飲み残しで十分です。
ただし、選ぶのは「純米酒」を選びましょう。「純米酒」という表示のない日本酒には、お米と米麹(こめこうじ)以外に、醸造アルコール(焼酎)が配合されています。
お風呂に日本酒を入れる目的は、アルコール分ではなく、お米と米麹の成分です。日本酒風呂にはお米と米麹の成分がたっぷり含まれた「純米酒」を使うのがおすすめです。
また料理酒として販売されている日本酒には食塩が含まれていることがあります。塩分が入ったお酒をお風呂に入れた場合は、出るときにシャワーで洗い流さなくてはいけないので、避けた方がいいかもしれません。
純米酒でも紙パックのものなら、1500円以下で2リットル程度購入することも可能です。1回の使用量が200~250mlとすると、1回200円程度で済むのです。ぜひ試してみたいですよね。
2.日本酒風呂の入り方
特別な方法はありません。基本はお風呂に日本酒を入れるだけですが、次のことに気をつけてみてください。
お湯の温度
38度~40度くらいを目安に、ぬるめが良いでしょう。15分以上湯船につかっている人なら、37、38度くらいがおすすめです。
日本酒の量
湯船にお湯を張り、日本酒をコップに1~2杯入れます。半身浴でお湯の量を減らす場合は、お酒の量を減らしましょう。
お酒臭さはありませんが、アルコールに敏感な方は、少なめの量から始めた方がいいかもしれません。お酒がまったく飲めない人の場合、コップ1杯でも、お酒の匂いが気になることもあるようです。
入り方
体を洗ってから、日本酒を入れた湯船につかります。入浴料と同じで、日本酒を入れた後は、追い焚きはしない方がいいでしょう。
日本酒風呂は汗をかきやすくなりますが、さらに発汗を促したい人は、粗塩(あらじお)やバスソルトを加えるのもおすすめです。粗塩やバスソルトを入れる場合は、髪の毛に塩分がつかないよう注意しましょう。
入浴時間
極端な長湯は体が疲れやすくなりますので、10~20分程度がおすすめです。
入浴後
日本酒のみを入れた場合は、湯船から上がったらシャワーで流さなくて大丈夫です。入浴後もうるおいを感じやすくなります。
ただし、粗塩やバスソルトを加えた場合は、必ずしっかり洗い流しましょう。
3.日本酒風呂の魅力
日本酒には、お米や米麹に由来する美容成分がたくさん含まれています。その美容成分を全身に浴びてしまおうというのが、日本酒風呂なのです。
日本酒に含まれる美容成分は、次の通りです。
・オリザブラン
米ぬかエキスと呼ばれているもので、保湿成分として化粧品などに配合されています。
・アミノ酸
日本酒のうまみは、アミノ酸そのものです。アミノ酸は肌にうれしい成分です。
・αGG(アルファ・グリコシル・グリセロール)
日本酒独特のうまみ成分のひとつで、肌の保湿成分として知られています。
・コウジ酸
米麹由来の美容成分です。
・フェルラ酸
お米由来の成分で、基礎化粧品などにも配合されていますね。
日本酒風呂に入ることで次のようなメリットがあるとされています。
・体が温まり、汗をかきやすくなる。
・体の緊張がほぐれやすくなる。
・肌のキメが整いやすくなる。
・眠りが深くなりやすい。
いかがでしょう? このようなパワーを全身で感じてみたくありませんか?
4.まとめ
米ぬか、米麹、そして日本酒と、お米のパワーへの注目が高まっています。海外でも日本酒ブームが始まり、これからますます日本酒への関心は高くなりそうです。
純米酒でも紙パックのものもあり、お手頃な値段で買いやすくなっています。ぜひ、日本酒風呂を試してみてください。
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肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る
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