ある日ふと気づいた脇の黒さ…、「脇が黒いのはなぜ?」と疑問に感じていませんか?
今回は、脇の黒いぶつぶつや黒ずみの原因と今すぐに試したい対処法、黒くさせないための対策についてご紹介します。
脇の美しさはお手入れの行き届いた女性の必須条件といっても過言ではありません。今日からしっかりと対策していきましょう!
1. 脇が黒い5つの主な原因
脇が黒いとお感じの方のなかには、脇の毛穴がぶつぶつした感じになって目立ってしまっている方と、脇全体が黒ずんで目立ってしまっている方とがいらっしゃいます。
この章ではまずは原因を知り、楽しい夏のために、しっかりと対策に活かしていきましょう。
①ムダ毛処理の方法による負担
脇の毛穴がぶつぶつと目立ってしまったり、黒ずんでしまう原因として考えられるのは、やはりムダ毛の自己処理による肌への影響でしょう。
毛抜きなどによるムダ毛処理で、毛穴や周辺の皮膚を傷めてしまうことがあるのです。
毛穴が傷つくと、皮膚は傷ついた毛穴を修復しようとしてかさぶたのようなものを作ります。
それがいわゆる埋没毛のきっかけとなり、毛穴を黒く見せる原因になることがあります。
また、ムダ毛処理による肌への負担から肌を黒くみせるメラニン色素が発生することもあり、脇の毛穴が黒ずんで見える原因になっていることもあります。
さらに、毛を抜く際に引っ張られた皮膚がもりあがって鳥肌のようにぶつぶつと目立つようになってしまうケースもあるようです。
②ムダ毛処理後のお手入れ不足
脇のムダ毛処理を行ったあとに、冷却による引き締めや保湿など、適したお手入れをしていないために、毛穴が開きっぱなしになっていることがあります。
毛穴が開きっぱなしだと、次の③で紹介するような毛穴詰まりを起こしやすくなると言われています。
③古い皮脂や角質、汚れなどの毛穴詰まり
毛穴に詰まった古い皮脂や角質などの汚れが角栓となり、ぶつぶつのように見えていることがあります。
さらに、詰まっている皮脂が酸化して黒っぽく見えることもあります。
脇が毛穴詰まりを起こしやすい3つの理由をご紹介します。
1) 皮脂が多い
毛穴と皮脂腺はつながっていて、皮脂が毛穴を通るのは避けられません。
しかも、脇の下は比較的皮脂の多い部位(脂漏部位)と言われています。
つまり脇は、毛穴に余分な皮脂が詰まってしまいやすい部位なので、丁寧なお手入れをしないと脇が黒く見える原因を生みやすいと言えるでしょう。
2)毛穴が開きっぱなし
毛穴パックやピーリングを過剰に行ってしまうなど、肌負担が重なることで毛穴が開きやすくなることがあるといわれています。
毛穴が開きっぱなしになったことで、角栓がつまりやすくなると言われているので注意が必要です。
3)制汗アイテムの過剰な使用
制汗アイテムなどの過剰な使用も、毛穴詰まりを招くきっかけになることがあると言われています。
④摩擦などの刺激
衣類などによる摩擦や、脇を気にするあまりに力を入れて洗ったり拭いたりした刺激により肌にメラニン色素が発生して、色素沈着し、黒ずみになっていることがあります。
⑤肌リズムの乱れ
肌荒れや肌乾燥、摩擦などによる負担、生活習慣の影響などさまざまな理由により、肌リズムが乱れ肌表面に古い角質がたまってしまうことがあります。
古い角質が厚く重なってしまうと、脇全体がくすんで黒ずんで見えることがあります。
2. 脇の黒いぶつぶつ・黒ずみ|毛穴汚れと角質ケア
脇が黒い原因は、毛穴汚れや古い角質かもしれません。
まずは自宅で試していただきたい脇のお手入れ方法を2つご紹介します。
2-1. クレンジング
毛穴が目立って黒く見えている方は、ぜひ、毛穴汚れを意識したクレンジングを取り入れてみましょう。
毛穴につまった皮脂や古い角質、汚れなど(角栓)、使用した制汗剤もしっかりと洗い流すのです。
クレンジング料は、油性の汚れを落としやすいオイルタイプのクレンジング料がおすすめです。
メイク落としと同じように、乾いた肌にクレンジングオイルをなじませて、洗い流しましょう。
★手順★
①クレンジングオイルを手に取り、脇の乾いた肌になじませます。
クレンジングオイルは乾いた肌に使うのが基本です。クレンジングの前に脇をタオルで拭いてからはじめましょう。
オイルをなじませる時は指の腹をつかって、くるくるとやさしく全体になじませます。
②少量の水を手に取り、脇の肌になじませて、“乳化”させます。
乳化させることで、本来反発する水と油がなじんで、しっかりと洗い流しやすくなります。
※乳化すると、透明のオイルが白く濁ってみえます。
乳化のイメージ:
③ぬるま湯できれいに洗い流します。
32度~34度程度のぬるま湯で、丁寧に洗い流しましょう。
④クレンジングの後は、顔のお手入れと同じように、せっけんやボディソープで洗いましょう。
⑤洗い終わったら、清潔なタオルで水分を吸い取り、ローションなどで保湿しましょう。
2-2. スクラブ
古い角質の重なりによる脇全体の黒ずみが気になる場合は、スクラブを使ったお手入れで少しずつ対処しましょう。
スクラブで古い角質を少しずつ削っていくお手入れです。あせらず数日間隔で地道にお手入れを続けることが大事です。
3. 脇のお手入れ|予防のための見直しポイント
脇の毛穴の黒いぶつぶつや黒ずみは、予防のために普段のお手入れ方法や生活習慣を見直すこともとてもたいせつです。
この章では、第1章でご紹介した原因に沿った5つの見直しポイントをご紹介します。
脇の毛穴の黒いぶつぶつや黒ずみが気になる方は、予防のために、以下の5点を見直してみましょう。
①脇のムダ毛処理方法
②ボディケア方法
③脇の清潔度
④脇の肌への摩擦
⑤生活スタイル・習慣
それぞれについて詳しくご紹介します。
①脇のムダ毛処理方法
脇の毛穴のぼつぼつや埋没毛、黒ずみが気になっている場合、ムダ毛の自己処理方法が肌に負担をかけていることが原因になっていることが多くあります。
脇の毛穴が気になっている方は、毛抜きによる処理は控えることをおすすめします。
カミソリによる処理も肌に負担を与えやすいので、脇の黒ずみなどが気になる方は控えたほうがよいでしょう。
※やむを得ず自宅で、毛抜きやカミソリによるムダ毛処理を行う場合
毛抜きでの処理を始める前に、蒸しタオルで脇を温めて毛穴を広げてから、毛の生えている方向に沿うようにゆっくり引き抜きましょう。
カミソリの場合は、シェービングフォームやクリームを使って滑りをよくしたうえで行うことをおすすめします。
また、毎日連続して行うと肌負担が大きくなりますので、1~2週間に1度程度にしておきましょう。
そして、いずれの場合も処理後は、次の②で紹介するように、しっかりと保湿のお手入れをしましょう。
②ボディケア方法
脇の毛穴のぶつぶつや黒ずみを防ぎたい方は、入浴後やムダ毛処理をした後などに、しっかり脇を意識したボディケアをしましょう。
化粧水などで水分を与えて肌をすこやかに保つだけでなく、冷たいタオルをあてて肌表面を冷やすこともおすすめです。
③脇の清潔度
もともと皮脂が多いとされる脇は、皮脂詰まりを防ぐためにも、しっかりと余分な皮脂や角質、汚れを洗い流してあげましょう。
入浴時は、せっけんをしっかりと泡立ててやさしく洗い、汚れを流しましょう。
くれぐれも、力でゴシゴシと落とそうとしないようにしてください。
強い摩擦は黒ずみの原因になることもあります。
日中は、汗をかいたら清潔なぬれタオルで拭いたり、冷やして肌をひきしめたり、清潔な衣類にこまめに着替えるなどして、蒸れて雑菌が繁殖したり、毛穴が開きっぱなしにならないように気をつけましょう。
④脇の肌への強い摩擦
入浴時や汗を拭くときなどに肌に強い摩擦を与えないように気を付けましょう。
清潔なタオルを優しく肌に押しあてて水分を吸い取るようにして拭くように心がけることをおすすめします。
⑤生活スタイル・習慣
当たり前ですが、肌の調子はふだんの睡眠や食生活などの影響を受けます。
肌をすこやかに保つために、じゅうぶんな睡眠と、バランスのとれた食生活、適度な運動、ストレスはためない、など日常生活から体の調子を整えるように心がけましょう。
4. 脇の黒ずみの隠し方
毛穴のぶつぶつや黒ずみが気になっている脇の肌は、本来ならば余計なものを塗ったりせず、清潔にすこやかに保つことが第一です。
とはいえ、パーティーなど、どうしても隠したいシチュエーションってありますよね。
そんなときは、ファンデーションで塗って脇の黒さを隠しましょう。
汗で流れないようにウォータープルーフタイプのものなどを選ぶのがおすすめです。
ファンデーションを肌にのせる前には、必ず収れん化粧水などで肌をひきしめて整えることをおすすめします。余裕があれば、冷やしタオルなどを脇にあてて毛穴をきゅっとひきしめるとよりよいでしょう。
5. まとめ
今回は、脇の黒っぽいぶつぶつや黒ずみの原因とその対処法・予防法についてご紹介しました。
黒ずみ対策は、毎日の積み重ねがたいせつです。
ムダ毛処理方法を見直し、脇の肌の特徴を踏まえたお手入れをしっかりと行い、摩擦などの刺激に気をつけ、そして、根本的な肌の調子を保つためにインナービューティを意識して毎日を過ごしましょう。
脇が黒いのが気になって、夏を思い切り楽しめないなんてことのないように、しっかりお手入れを続けてくださいね。
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肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る
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