寝癖のつかない方法を知りたいと思っている方はいませんか?
頑固な寝癖で困った経験がある方は少なくないでしょう。
起きたときに髪がボサボサになっていると、朝から憂鬱になってしまう場合もありますよね。忙しい朝、寝癖直しに時間をとられてしまうのはもったいないことです。寝癖はついてしまう原因がとても単純だと言われているので、しっかりと対策をすれば防ぐことができるとされています。
今回は、寝癖がついてしまう原因と、寝癖がつかない方法、ついてしまった寝癖を手早く簡単に直す方法をまとめてご紹介します!参考にしてみてくださいね。
1.寝癖がついてしまう3つの原因
一般的に、寝癖は寝る前の間違ったヘアケア、寝癖がつきやすい寝方・寝具選び、髪型や髪質が原因で引き起こされているものがほとんどだと言われています。
寝癖の原因をきちんと知ったうえで寝癖のつかない方法を実践していただきたいので、まずは、寝癖の原因についてお伝えします。
1-1.寝る前に間違ったヘアケアをしている
シャンプー後、間違ったヘアケアをしたまま眠りについてしまうと、ボサボサ寝癖へと繋がってしまうと言われています。つい面倒でやってしまっている普段の行動が、実は寝癖の原因となっているかもしれません。寝る前の行動を、一度見直してみましょう!
①シャンプー後、髪を乾かさずに放置してしまっている
シャンプー後すぐに髪を乾かさないと、変に髪に癖がついてしまう可能性があります。
シャンプー後しばらくタオルを髪に巻いたままテレビを見ている、乾かす時間の短縮になるからと乾かさずに放置しているなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?
洗って湿ったまま放置していると、確かに髪は自然に乾きます。ですが、髪は湿った状態から乾く瞬間に癖がついてしまう性質があると言われているので、シャンプー後乾かさずに放置をしていると、そのまま髪に癖がついてしまう可能性があるとされています。
②十分に髪を乾かさずに寝てしまっている
「十分に髪を乾かさずに寝てしまっている」ことも寝癖をつけてしまう原因の1つと言われています。髪に水分が残った生乾き状態のままだと、癖がつきやすいようです。
乾かすのが面倒で自然乾燥をしていたり、睡魔に負けて中途半端に乾かした状態で寝てしまったりすると、寝癖がつきやすくなってしまうと言われています。
前述したように、髪に寝癖がつくのは、湿った髪が乾く瞬間だと言われています。髪を乾かさずに寝てしまうと、枕や寝具に髪が触れて変な癖がついた状態のまま乾いてしまうことになるので、寝癖となってしまうようです。
③髪をまとめたまま寝てしまっている
髪をきつく結んだり、ピンで前髪を留めたまま寝てしまうことも、そのまま寝癖がついてしまう可能性があるでしょう。
一般的に、睡眠時間は5~8時間の方が多いと言われています。長時間髪を結んだりピンで留めていると、癖となってしまう場合があるようです。
1-2.寝癖がつきやすい寝方・寝具選びをしている
横向きに寝ていると、寝癖がつきやすいと言われています。どちらか片側の頭(髪)を枕へ押し付けることになってしまうので、髪に負担がかかってしまう場合があるようです。
また、自分の頭の形に合わない枕の使用も、変に髪が固定されてしまうことになり、寝癖の原因となる可能性があるでしょう。
なお、寝相の悪さも寝癖の原因となる可能性があると言われています。寝返りの回数が多いと、その分頭の位置を何度も変えることになってしまうので、髪が枕や寝具の上でぐちゃぐちゃに広がってしまい、寝癖に繋がってしまうようです。
1-3.髪型や髪質によるもの
しっかりとした髪質で、長さはロングよりもショートの方が寝癖がつきやすいと言われています。ショートやミディアムスタイルは毛先が直接枕に触れやすい長さなので、どうしても寝癖がつきやすいようです。
寝癖がつきやすいと言われている髪型や髪質を、簡単にご紹介します。
・ショート or ミディアム
・毛先を梳(す)いている
【寝癖がつきやすい髪質】
・太い
・かたい
・くせ毛
ご自分の髪は、寝癖がつきやすいタイプだったでしょうか?
寝癖の原因は以上の通りとされています。次に寝癖がつかない方法をご紹介します!
2.寝癖がつかない対策方法 | ①寝る前のヘアケア編
寝癖がつかない対策方法としては、寝る前のヘアケアがとても重要です。
まず、髪の毛をしっかりと乾かすことがポイントです。髪を乾かす方法や、プラスアルファで実践していただきたい寝る前のヘアケア方法をご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
⇒寝癖直しウォーターのおすすめ&使い方+今すぐ試したい寝癖を直す方法4選
2-1.髪の毛は乾かしてから寝る!
寝癖は髪に残された水分が原因で起きてしまうと言われているので、乾かしてから寝るようにしましょう。寝癖をつけないために、髪を根元からしっかりと乾かすことが大切です。
それでは、具体的にどういった方法で乾かせばよいのかについてご紹介します。
シャンプー後、お風呂から出たタイミングから、詳しく手順をご紹介いたしますので参考にしてみてくださいね。
【髪を乾かす方法】
◆乾かす前
①シャンプー後は、しっかりと水気を絞り取る
水分が残ったまま次の工程に進んでしまうと、乾かすのに時間がかかってしまいます。
②タオルドライで、さらに水気を吸い取る
ドライヤーを使う時間を少しでも短縮するために、あらかじめ清潔なタオルでしっかりと髪の毛の水分を吸い取っておきましょう。
③毛流れにそって、手ぐしやコームでとかす
ドライヤーで乾かしやすいように、手ぐしや粗目のコームで髪の毛の絡まりをなくしておきましょう。
④洗い流さないトリートメントを使う
ドライヤーの前に、オイルタイプやミルクタイプなど自分の髪質に合った洗い流さないトリートメントを使いましょう。
洗い流さないトリートメントには、ドライヤーの熱から髪を守り、パサつきをおさえてくれる役割があると言われています。
◆乾かすとき
①はじめに、前髪から乾かす
前髪がある方は1番はじめに乾かすようにしましょう。
前髪は量が少ないため、すぐに乾きます。変な癖がつかないように、はじめに乾かしてしまいましょう。前髪を乾かすときは、前髪付近の髪もまとめて手でつかみ取り、下ろすようにしながら乾かす方法がおすすめです。
②全体を乾かすときは、髪の毛の根元を先に乾かす
前髪を乾かしたら、次に髪の根元から先にドライヤーをあてて、全体を乾かすようにしましょう。
根元から毛先までまばらにならないようにドライヤーの風を当てます。しっかりと髪全体の水分をとばすことが、寝癖がつかないようにするためのポイントです。
③最後に、手ぐしでまとめる
水分を完全にとばした後は、手ぐしで簡単に髪をまとめましょう。
2-2.寝癖がつかないようにするために~ちょっとひと手間編~
寝癖がつかないための方法として、試していただきたいちょっとしたひと手間をご紹介します!
【寝る前に髪を束ねる】
髪がロングの方は、緩めのゴムやシュシュなどで寝癖がつかないように、あらかじめ髪の毛を束ねてから寝る方法もおすすめです。髪の毛をひとまとめにすることで、あらかじめ髪を固定できるので寝癖がつきにくくなると言われています。
固めのゴムは癖がしっかりとついてしまうので、緩めのゴムを使いましょう。
なお、この方法を実践するときもしっかりと乾かしてあることが前提です。
【寝る前に三つ編みをする】
寝癖がつく仕組みを逆手にとって、寝る前に軽く三つ編みをしてから寝る方法も試してみてはいかがでしょうか。起きたときにふわっと外国人のようなゆるふわカールができあがります♪
⇒三つ編みして寝るだけ!ゆるふわ三つ編みパーマのやり方&失敗しないコツ
3.寝癖がつかない対策方法 | ②寝方編
⇒ロングヘア女子は寝るときのケアが重要!さらツヤ髪の目指し方♡
3-1.仰向けに寝る
寝るときは、なるべく仰向けに寝るようにしましょう。
横向きで寝ると、どちらか片側の髪が枕に押し当てられてしまうので、寝癖が強くついてしまう可能性があります。仰向けであれば、自然な髪の流れを保ったまま眠ることができそうです。
3-2.枕を変えてみる
寝癖をつけないために、低反発や柔らかい枕を使うことも1つの方法です。低反発や柔らかい枕は頭の形にぴったりとフィットしてくれるので、髪の毛がぐしゃぐしゃに散らばるのを防いでくれると言われています。
3-3.寝相をよくする
寝相をよくするために、睡眠環境を見直してみましょう。寝相が悪いと思う方は、もしかすると熟睡できていないのかもしれません。
寝相が悪いと、その分頭の位置や髪の位置が変わる回数が多くなってしまうので、寝癖がつきやすくなってしまいます。
質のよい睡眠をとるために、寝る直前にパソコンやスマートフォンの画面を見ることや、コーヒーなどのカフェインを多く含んだ飲み物を飲んだりすることは控えるよう心掛けてみましょう。
4.今日から実践できる!簡単寝癖直し方法
寝癖は水分を上手に使うことで簡単に直すことができると言われています。
寝癖がついてしまう原因は、前述のとおり乾かしきれていない水分だとされています。それを逆手に取り、ついてしまった寝癖をもとの状態に直す際にも水分を使ってみましょう。
簡単に今日からでも実践できそうな寝癖直し方法をいくつかご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
⇒【お悩み解決】はねるボブはこうやって直す!簡単スタイリング法
4-1.ドライヤーでの寝癖直しは根元から!
寝癖を直すときは、根元から直すようにしましょう。毛先に寝癖がついていても、根元からしっかりと直す方法をとることで毛先が自然に内側に入り元の状態に直ってくれます。
ドライヤーを使った簡単な寝癖直しの方法についてご紹介します!
【簡単!ドライヤーでの寝癖直し方法】
①寝癖直しミストやお湯で、髪を根元から濡らす。
②根元からドライヤーを当てて乾かす。手で髪の毛をつかみとり、ふんわりと空気を入れ込むように前に向けてドライヤーをあてながら乾かす方法がおすすめです。
③根元からしっかりと直すと、毛先が自然に内側に入り、寝癖なしの状態に戻ってくれます。
⇒髪の毛を早く乾かす簡単な方法はこれ!試してみたい5つの裏技
4-2.頑固な寝癖には蒸しタオルを使う!
髪の毛に水やミストを吹きかけたくない方や、頑固な寝癖が全体的についてしまったときなどは、蒸しタオルを使う方法を実践してみましょう。
【簡単!ドライヤーでの寝癖直し方法】
①蒸しタオルを30秒~1分ほど頭に乗せたまま放置する。
(その間、メイクなどができるので時短にもなります♪)
②寝癖が落ち着いたら、毛先に洗い流さないトリートメントやスタイリング料をつける。
③手ぐしor粗目のコームで髪をとかす。
④ドライヤーで根元から乾かす。毛先は引っ張るようにして乾かす。
★補足 蒸しタオルを作る方法①タオルを畳んだ状態で水に浸す。②水滴が出なくなるぐらい、ある程度硬めに絞る。③ラップで包んで(もしくは、ジップロックに入れて)、レンジで30秒~1分程温める。
5.まとめ
寝癖がつかないための方法と、寝癖の対策方法をご紹介致しました。
参考になりましたでしょうか?
わずらわしい寝癖はできれば防ぎたいものですが、ついてしまった寝癖を直す方法を知っているだけで、毎朝のヘアセットの時間が短縮できます。
寝癖を上手に整えて、毎日素敵な朝時間を過ごしましょう。
※肌らぶ編集部 有資格者監修記事
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