くせ毛の直し方を知りたい!できるだけこのくせ毛を抑えたい!と思いませんか?
今回は、朝の10分などですぐに実践できる「くせ毛の直し方」と、くせ毛を抑えるための「正しい頭皮ケア」をそれぞれご紹介します。
くせ毛は遺伝の要素もあるので、完全にまっすぐにすることは難しいと言われていますが、ケア次第ではきれいに整えることもできます。
1.朝の10分で出来る!くせ毛の直し方
くせ毛を直すときは、髪の「根元」からくせをとることが大切です。
根元にくせが付いたままだと、いくら髪を整えても時間が経つとすぐに戻ってしまいます。
次の章から
■ドライヤー
■ヘアアイロン
それぞれ分けて、くせ毛の直し方をご紹介していきます。
ドライヤーだけでくせが取れない方は、ヘアアイロンを使ってくせ毛を整えるようにしましょう。
2.くせ毛の直し方~ドライヤー編~
ドライヤーを用いたくせ毛の直し方を、以下の項目にわけてご紹介します。
■髪全体のくせ毛の直し方
■片方に跳ねる・流れるくせ毛の直し方
■前髪のくせ毛の直し方
■後ろ髪のくせ毛の直し方
また、ドライヤーを使う際のアドバイスもご紹介します。
【髪全体】くせ毛の直し方
①根元から髪を濡らす
濡らし方は、シャワー・霧吹き・手で濡らす・など何でも◎です。
②根元が立ち上がるように、手をわさわさ動かして乾かす
ドライヤーの風量はMAXにしましょう。
髪が分かれやすい方は、分け目をこすりながら、左右どちらからも風を当てましょう。
③根元が乾いてきたら、手で髪を引っぱり、上から下にキューティクルの流れに沿って乾かす
それでもくせ毛が直らない方は、ブラシを使ってブローをしましょう。
ブローをする時は、デンマンブラシやロールブラシが扱いやすくおすすめです。
①ブラシに拾いきれる量の髪の毛をひっかけ、毛先までゆっくりスライドさせる
②仕上げに、全体に冷風を当てる
【片方に跳ねる】くせ毛の直し方
髪の毛はつむじによって渦を巻いているので、左右どちらかに跳ねやすくなっています。
日本人は、時計回りに渦を巻いていることで多いので、右の毛が外に跳ねやすい傾向があります。
①跳ねる方の髪の根元を濡らす
②つむじの流れと逆の方向に乾かす
後ろから前に、手で根元の髪を流していきます。
③根元が乾いたら、前に引っ張る
それでも跳ねてしまう時は、髪の根元が寝てしまっていることが原因です。前から風を当てて、根元を立ち上げましょう。
【前髪】くせ毛の直し方
①前髪の根元を濡らす
②前髪の分け目をまたいで、根元をこすりながら乾かす
③前髪が分かれやすい方は、普段流している方向と逆側からも風を当てる
④ブラシor手で前髪をすくい、ブローをする
⑤前髪が浮いてしまったときは、ブラシor手で抑えて風を当てる
【後ろ髪】くせ毛の直し方
①後ろ髪の根元を濡らす
②後ろ髪の根元に空気を入れるように、手をわさわさと動かして乾かす
ドライヤーを使う際のアドバイス
■乾かす前に保湿をする
パサついて広がりやすいくせ毛の方は、洗い流さないトリートメントやヘアオイルを付けてから乾かしましょう。
■ドライヤーを同じ場所に5秒以上当て続けない
ダメージがくせ毛を進行させてしまうので気を付けましょう。
全体を乾かす時は、ドライヤーを振りながら乾かすようにしてください。
3.くせ毛の直し方~ヘアアイロン編~
ドライヤーのみでくせが取れない方は、ヘアアイロン(ストレートアイロン)を用いましょう。
髪全体のヘアアイロンのかけ方や、ヘアアイロンを使う際のアドバイスをご紹介します。
【髪全体】くせ毛の直し方
①髪を耳の高さで上下にわける
②下の髪を、根元~中間にかけて、アイロンをしっかり挟み伸ばしていく
③下の髪を、左右全て同様にアイロンしていく
④上の髪を、根本~中間にかけて、アイロンをしっかり挟み伸ばしていく
⑤上の髪を、左右全て同様にアイロンしていく
⑥髪を左右前後の4セクションにわけて、中間~毛先をアイロンしていく
ヘアアイロンを使う際のアドバイス
■濡れた髪に使用しない
濡れた髪はダメージを受けやすいので、必ず乾かしてからヘアアイロンを使うことをおすすめします。
■200℃を超える温度にしない
ストレートアイロンの最適温度は170℃で、250℃以上だとダメージを受けやすくなると言われています。
詳しくは、ヘアアイロンの最適温度は何℃?ダメージレスで決まる髪セットを参考にご覧ください。
■5秒以上同じ場所に当て続けない
■何度も同じ場所にアイロンをしない
4.くせ毛を抑えるための正しい頭皮ケア
くせ毛を抑えるためには、日々の正しい頭皮ケアが大切になります。
なぜなら「頭皮の毛穴詰まり」や「毛髪ダメージ」を防ぐことによって、くせ毛を抑えることが期待できるためです。
【頭皮ケアの正しいプロセス】
① ブラッシングをする
② お湯で洗う
③ シャンプーをする
④ トリートメントをする
⑤ タオルドライをする
①ブラッシングをする
髪を洗う前に、乾いた髪の毛をよくブラッシングしましょう。
ブラッシングをすることで、毛穴の汚れを浮かせることができ、髪の毛のもつれがほどきやすくなります。
また、ブラッシングによる程良い刺激によって頭皮の血行を良くすることが期待できます。
【おすすめのブラシ】
使うブラシは「クッションブラシ」がおすすめです。
毛量が多い人・毛が絡まりやすい人・ダメージ毛でくし通りが悪い人は「スケルトンブラシ」がおすすめです。
【ブラッシングの手順】
1 毛先からとかし、髪の毛の絡まりをとる
2 毛流れに沿って全体をブラッシングする
3 襟足の髪を、頭頂部に向かってブラッシングする
頭を下げて行うと、ブラッシングしやすくなります。
特に襟足は汚れが残りやすいところなので、丁寧にブラッシングしましょう。
髪の毛は上から下に生えているので、毛流れに逆らってブラッシングすることで、より汚れが浮きやすくなります。
また、ブラッシングは雑にやらないようにしましょう。頭皮やキューティクルを傷める原因となってしまいます。
②お湯で洗う
はじめにお湯洗いをしっかりすることで、頭皮の汚れをほとんど落とすことができます。
【お湯洗いのポイント】
■シャワー温度を38度前後にする
■1~2分(シャンプーの2倍の時間)お湯洗いする
■シャンプーで洗う時のように髪をシャカシャカ動かしながらすすぐ
■シャワーヘッドを持ち、襟足をよくすすぐ
■全体の生え際(耳の裏など)もよくすすぐ
③シャンプーをする
お湯で落ち切らない余分な皮脂は、シャンプーで洗い流しましょう。
【シャンプーをする際のポイント】
■爪を立てずに、指の腹で洗う
■フェイスライン~襟足まで丁寧に洗う
※髪の量が多くて襟足が洗いにくい場合は、髪を持ち上げて洗いましょう。
■髪の生え際(フェイスライン・襟足)の洗い残しに気を付ける
■丁寧にお湯ですすぐ
シャンプーのすすぎ残しは毛穴が詰まる原因なので、根元までよくすすぎましょう。
※また、シャンプー剤はよく泡立てて洗うようにしましょう。泡立ちが悪い場合は、泡立てポンプボトルなどがおすすめです。
【参考商品】
■無印良品 PET詰替ボトル・泡タイプ・クリア・400ml用
④トリートメントをする
トリートメントを正しく行って毛髪の水分・油分を補い保つことで、、くせ毛を抑えることが期待できます。
【トリートメントをつける手順】
1 髪の水気を切る
2 トリートメントを毛先に中心に全体にもむこむ
※地肌にトリートメントを付けないようにしましょう。
3 コームで全体に均等になじむようにコーミングする
4 タオルターバンやシャワーキャップやゴムで髪を束ね、数分放置する
5 放置中に身体を洗ったり湯船に浸かる
6 トリートメントを流す
毛先にお湯を含ませながらすすぐようにしましょう。
トリートメントは極端に流し過ぎず、髪がキシキシしすぎない位にすすぐことがおすすめです。
しかし、地肌についたトリートメントはよく流すようにしましょう。
⑤タオルドライをする
タオルドライをしっかりすることでドライヤーの時間が短縮され、髪へのダメージを軽減させることが期待できます。
【タオルドライの手順】
1 お風呂場などで髪の毛の水分をしぼる
2 タオルドライをする
地肌全体を優しく手もみするようにタオルで水分をとります。
毛先は優しく包むように水分をとり、仕上げにパンパンと軽く叩いて水気を切りましょう。
3 髪をとかす
4 アウトバス(洗い流さない)トリートメントを毛先中心に付ける
髪質によっておすすめのタイプは以下の通りです。
●水をはじきやすい・乾きやすい(撥水毛)
⇒オイルタイプ
●水を吸収しやすい・乾きにくい(親水毛)
⇒ミルクタイプ
●ペタンとしやすい髪質
⇒スプレータイプ
5.縮毛矯正をかけてくせ毛を直す
どうしてもくせ毛が気になる方や、毎日くせ毛を治す時間がない方などは、美容室で「縮毛矯正」や「ストレートパーマ」をかけましょう。
その際のメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット
・朝などヘアセットの時間を短縮できる
・ストレートヘアを半永久的に維持できる
・髪がツヤツヤに見える
デメリット
・ストレートパーマ剤が刺激になることがある
・お金がかかる
・施術者によって仕上がりの質が変わる
6.くせ毛の原因となりうる生活習慣
くせ毛になってしまう原因には「遺伝」が大きく関係していますが、他にも「ホルモンバランスの乱れ」や「栄養バランスの乱れ」などが関係していると言われています。
ホルモンバランスの乱れを整えるには、
・良質な睡眠をとること
・身体を冷やさないこと
・ストレスをためないこと
などが、大切と言われています。
栄養バランスの乱れを整えるには、
・偏食しないこと
・食べ過ぎないこと
が、大切と言われています。
特に、動物性たんぱく質や、スナック菓子などの脂質を摂りすぎることは控えましょう。
くせ毛の原因について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にご覧ください。
7.まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、朝の10分などすぐに実践できる「くせ毛の直し方」をご紹介させていただきました。
また、くせ毛を抑えるために日々の「正しい頭皮ケア」を行うようにしましょう。
◆肌らぶ関連記事◆
◆前髪のくせ毛はセットで直す!お手入れ次第でくせとうまく付き合える
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肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る
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