乾燥からくる肌のカサつき、ごわつきに悩んでいる方や、肌がデリケートに傾きがちでお悩みの方からも注目されている米ぬか石鹸。
「どんな米ぬか石鹸があるかな?」「どれが自分にあうかな?」とお悩みではないでしょうか?
今回は、肌らぶ編集部がおすすめしたい米ぬか石鹸をご紹介します。
合計10選のご紹介です。
また、自宅でできる簡単シンプルな米ぬか石鹸の作り方や、石鹸ではなくぬか袋を使った米ぬか美容のおすすめアイテムもまとめてご紹介します。
米ぬか美容が気になっている方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
1. 米ぬか石鹸の魅力と選び方
「米ぬか石鹸」とは、一般的に、保湿成分などとして、米のぬか部分から抽出した「コメヌカエキス」や「コメヌカ油」や、米の胚芽から抽出した「コメ胚芽油」を配合している石鹸を指しています。
第1章では、「米ぬか石鹸」の魅力と、選び方のポイントについてご紹介します。
お米を玄米から白米などに精米する際に生まれるもので、お米の外皮や胚の部分のことです。
米ぬか石鹸の魅力
米ぬか石鹸の魅力は、一般的には、しっとりした洗い上がりや、肌をやわらげながらなめらかに整え、すこやかに保ってくれるところなどにあるでしょう。
また、米という身近な植物に由来する成分を使用した自然派の石鹸であるということや、昔からスキンケアアイテムとして知られてきた日本人にはなじみの深い素材であることも魅力としてあげることができるでしょう。
米ぬか石鹸の選び方
米ぬか石鹸を選ぶ際は、まずは洗顔に使いたいのか、体に使いたいのか考えながら選ぶことをおすすめします。
もちろん、体用の石鹸で顔を洗えないわけではありません。
とはいえ、顔と体では皮膚の厚さも違えば、皮脂の出方や乾燥のしやすさも違います。
できれば、顔には洗顔用のもの、または洗顔にもおすすめとしっかり書いてあるものを選ぶとよいでしょう。
洗顔に使うなら、固形の石鹸にこだわらず、洗顔フォームタイプも選択肢に入れるとより自分好みのものに出会いやすくなるかもしれません。
体に使う場合は、乾燥が気になる方は保湿成分配合の石鹸を、肌が敏感になりやすい方はできるだけシンプルな成分でできている石鹸を中心にチェックしてみてくださいね。
2. 肌らぶ編集部おすすめの米ぬか石鹸10選
米ぬかの魅力がぎゅっと詰まった石鹸をお探しの方に、肌らぶ編集部がおすすめしたい、固形の米ぬか石鹸7選と、番外編として米ぬか洗顔フォームを3選ご紹介します。
固形の米ぬか石鹸は、洗顔におすすめしたい米ぬか由来成分配合の石鹸と、初めて米ぬか石鹸を使う方でも手に取りやすいプチプラ価格の石鹸に分けてご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
肌らぶ編集部おすすめ
洗顔におすすめの米ぬか石鹸
最初に、肌らぶ編集部が、「洗顔」におすすめしたい米ぬか由来成分配合の石鹸を2つご紹介します。
通販で手軽に購入できる美容石鹸の中から、米ぬか由来の成分が2種類以上配合されている石鹸をセレクトしました。
ぜひチェックしてみてください。
■IGNIS グランドライン ブランミルクソープ
保湿成分としてコメヌカスフィンゴ糖脂質・加水分解コメヌカエキスを配合。ふんわりとやわらかい泡で汚れを落とし、キメの整ったなめらかな肌に洗い上げます。ハーブをブレンドしたやわらかな香り。
■MIRAI 米みるく石鹸SHIZAWA
香料・着色料・石油系界面活性剤・防腐剤不使用。
肌らぶ編集部おすすめ
プチプラの米ぬか固形石鹸
次に、初めて米ぬか石鹸を使う方や、全身のお手入れに米ぬか石鹸を使う方におすすめしたいプチプラの米ぬか石鹸5選をご紹介します。
今回は1,000円(税抜)以下の手に取りやすい石鹸をセレクトしました。
■カウブランド 自然派石けん 米ぬか
皮膚保護成分として米ぬかオイル配合。きめ細かいクリーミィな泡で、すべすべのなめらか肌に洗い上げます。手に取りやすい価格も魅力です。ウッディフローラルの香り。着色料不使用。
■M-mark 米ぬかせっけん
公式ページに記載の成分表示名:石ケン素地、コメヌカ油、コメヌカ、コメデンプン、トコフェロール。
■美人ぬか純米シリーズ 純米洗顔石鹸
きめ細かい泡で肌表面の汚れや古い角質汚れなどをクリアに洗い流し、しっとりなめらかに洗い上げます。
■無添加石鹸本舗 釜焚き 米ぬか石鹸
原料の米ぬかに無農薬農法で取れる米ぬかを使用しているのも魅力。シンプルな成分に注目です。通販で購入できるのもおすすめポイント。
公式ページに記載の成分表示名:石ケン素地、コメヌカ。
■米艶(まいつや) 洗顔石鹸
使われているコメヌカ油は、ブランド国産米として知られている「つや姫」由来というのも魅力のひとつ。
肌らぶ編集部おすすめ
米ぬか由来成分配合の洗顔フォーム
肌らぶ編集部がおすすめしたい米ぬか由来成分配合の米ぬか系洗顔フォームの中から、今回は、クレンジングとライン使いできる米ぬか系洗顔フォームをセレクトしました。
トライアルセットがあるブランドもありますので、スキンケアはライン使いしたいという方はぜひ、合わせてチェックしてみてくださいね。
■肌極(はだきわみ) 洗顔フォーム
きめ細かな泡が毛穴に詰まった汚れもなめらかに洗い流し、肌をやわらげてもっちりしっとりと洗い上げます。しっかりした泡クッションが作れるので洗顔時の肌の摩擦が気になる方にもおすすめです。
■日本盛 NS-Kスペシャル洗顔クリーム
*年齢に応じたうるおいのお手入れ
■ロゼット洗顔パスタ 米ぬかつる肌
米ぬか粉を微細な粉末状に配合することで、キメ細かいクリーミィな泡に。汚れと一緒に古い角質を洗い流し、なめらかに洗い上げます。保湿成分として酒粕エキスやグリセリンを配合。うるおいのあるしっとりした洗い上がりも魅力です。
3. 米ぬか石鹸の簡単な作り方
自宅で手作り石鹸を作る場合、一般的に知られているのは、苛性ソーダというアルカリ性の物質を使う方法です。
しかしながら、苛性ソーダは薬局でしか買えず、印鑑が必要だったり、その他にも使用時・保管時の注意事項が多かったりと何かと気を遣う素材でもあります。
また、重曹を使った作り方もよく紹介されていますが、直火を使うので、意外としっかりした準備や注意が必要です。
そこで今回は、もっと気楽に作れる簡単な米ぬか石鹸の作り方をご紹介します。お子さまが一緒でも作りやすい方法ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
※化粧品を手作りする際は、手指を消毒して清潔にするなど衛生管理にご注意ください。 また、手作り化粧品を使用して肌に異変を感じた場合は、すぐに使用を中止してください。
①必要なもの
固形石鹸(石ケン素地メインで作られているシンプルな化粧石鹸がおすすめ)
米ぬか(石鹸の5~10%くらいを目安に)
おろし金
チャックつきポリ袋(耐熱性)
お湯(石鹸の30%くらいを目安に)
石鹸の型にする容器
ラップ
②米ぬか石鹸の作り方手順
1) 石鹸をおろし金でおろします。
2) 細かくなった石鹸をポリ袋に入れます。
3) 温めたお湯を少しずつ足しながら、こねていきます。
熱すぎるお湯でやけどしないように注意しましょう。熱い場合は空きびんの底などを使うとやりやすいです。
4) 米ぬかを入れます。
5) 生地が十分に混ざったら、温かいお湯に袋ごと浸けて、中身をやわらかくします。
直火の湯煎は袋が溶ける可能性もあり危険なので、バットなどにお湯を移して行うのがおすすめです。
冷めてきたらお湯を足して調整しましょう。
温まると石鹸部分が半透明になってきます。
6) 型にする容器にラップを敷きます。
7) ポリ袋の角を1か所切り、やわらかくなった石鹸を型へとしぼり出します。
8) あら熱がとれたら、型から外します。
9) 風通しのよい日陰で自然乾燥させます。
③手作り米ぬか石鹸の感想
今回は、生の米ぬかを使ったため、米ぬかが傷む可能性を考え、早めに使い切れるようにということでミニサイズの米ぬか石鹸を作りました。
ミニサイズで作っておくと、最後に乾燥させる際に時間が短くて済むのも、うれしいポイントです。
今回は生の米ぬかを使ったので、米ぬかの独特の香りが気になるかと心配していたのですが、できあがって鼻を近づけてみても米ぬかの香りがしなかったのにも感動しました。
実際に使ってみると、想像以上にしっとりした洗い上がりでした。
洗った後の肌触りがすべすべとしていてなめらかになるので、肘や膝、かかとなどのお手入れにおすすめしたいです。
(注意:手作りコスメを使用の際はパッチテストを行うことをおすすめします。肌にあわない場合は速やかに使用を中止しましょう。)
4. 本格的米ぬか美容なら「ぬか袋」おすすめ3選
米ぬかの魅力を知ると、もっとダイレクトに米ぬかの魅力を取り入れたくなる方も多いのではないでしょうか。
最後に、本格的な米ぬか美容法として、一度は試してみたい、「ぬか袋」をご紹介します。
ぬか袋を使った米ぬか美容法は、とても簡単な美容法です。
通販で購入可能で手に取りやすい価格の、肌らぶ編集部注目のぬか袋をご紹介しますので、気になったらぜひ試してみてくださいね。
米ぬかの入った布の袋をぬるま湯の中で軽くもんで、袋にたっぷり水分を含ませます。
その袋を肌の上をやさしくすべらせ、軽いマッサージをするように肌を洗いましょう。
洗い終わったら湯(または水)で肌をよくすすいでください。
ぬか袋は中身がなくなるまで使えます。使用後は軽くしぼって水気を切り、清潔に保管しましょう。
肌らぶ編集部注目のぬか袋
■美人ぬか純米シリーズ 美人ぬか
古い角質汚れなども洗い流し、肌をなめらかに整えてくれます。
保湿成分として、コメヌカエキスやコメヌカスフィンゴ糖脂質を配合しています。
木綿の袋の肌あたりも心地よいので、肌磨きをしている実感が得やすいのもおすすめポイントです。顔にも体にも使えます。
肌らぶ編集部注目のぬか袋
■まかないこすめ もち肌洗い袋(緑茶)
「緑茶入り」の他に「あずき入り」「木苺入り」のもち肌洗い袋があり、お得なセットもあるので気になったらセット買いがおすすめです。
肌らぶ編集部注目のぬか袋
■よーじや ぬか袋
レトロなパッケージが京都や舞妓さんの歴史を感じさせてくれます。
保湿成分としてコメヌカエキス、洗い粉としてバレイショデンプンを配合。
木綿の心地よい肌触りを楽しみながら、ゆったりとマッサージしているうちに、肌のキメが整いしっとりと洗い上がります。
5. まとめ
今回は、肌らぶ編集部がおすすめしたい米ぬか石鹸10選から、自宅でできる簡単シンプルな米ぬか石鹸の作り方、本格的な米ぬか美容におすすめのぬか袋まで、まとめてご紹介しました。
植物由来の素材を活かしたお手入れに興味がある方には、市販の米ぬか石鹸は最初の1歩として、とても取り入れやすいおすすめのアイテムですので、ぜひこの機会に取り入れてみてくださいね。
また、「米ぬか」は食べ物としてだけでなく、スキンケアのアイテムとしても日本人にはなじみの深い素材です。
肌に合いそうだと感じたら、ぜひぬか袋を使った米ぬか美容法も試してみてくださいね。
米ぬかの魅力を取り入れて、しっとりとなめらかで、つい触れたくなるような柔肌をキープしていきましょう!
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肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 miho 元美容師でヘアケアグッズや韓国コスメなどが大好きな美容オタクです。美容師免許を活かしてヘッドスパ二ストなどをしていました。 ヘアケアの正しい知識やお肌も髪も全身美しく綺麗になれるような役立つ情報を発信していけるよう頑張ります♪ karintou 肌らぶ読者の皆さま、はじめまして。かりんとうと申します。お花や植物、ナチュラルなコスメが大好きな美容ブロガーです。栄養や食事を通して、わくわくするような美容情報をわかりやすくお届けします。 もんにゃんい 여러분 안녕하세요~ 韓国系色白マッチョ目指して邁進中の理系大学院生です! 韓国アイドルをきっかけに自分磨きに目覚めました。 美容に興味のあるみんなの味方です✌🏻理想に近づけるようにがんばりましょう!잘 부탁해요〜〜〜 朱墨 しがないコスメオタクの初心者ライターです。「自分らしく、自由に楽しく」がモットーです。よろしくお願いします。
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