朝目覚めてからその日のはじまりに、そして長い1日の終わりに、毎日繰り返し行う洗顔は、美容において基本中の基本だと言われています。
数ある洗顔料のなかでも、そのシンプルな洗い上がりで今後の人気が期待される洗顔石鹸。毎日の洗顔をそんな洗顔石鹸で、さらに効率的に行いたいと考える方も増えているようです。
ただ、その今後の人気の予感からか、目が回ってしまうほどにさまざまな洗顔石鹸が巷に溢(あふ)れており、どのような洗顔石鹸を選べばいいのか分からない…と嘆いている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、肌らぶ編集部で今後の人気が予想される洗顔石鹸を比較し、おすすめしたい洗顔石鹸をご紹介します!
1.人気が気になる!洗顔石鹸の選び方
洗顔石鹸でより効率的な日々のお手入れをするためには、まずはじめに洗顔石鹸とはどのようなものなのかを知ることが大切です。
今後の人気を予想した洗顔石鹸のおすすめをご紹介する前に、洗顔石鹸の魅力と洗顔石鹸の選び方をご紹介します。
1-1.洗顔石鹸の魅力とは
スキンケアの基本であるとされる洗顔に使用する「洗顔料」には、洗顔石鹸のような固形から、フォーム、リキッド、ムース、粉末など実にさまざまな種類があり、それぞれに洗い上がりが異なります。
その中でも洗顔石鹸の魅力は、大きく次の3つだと言われています。
①不要な皮脂を洗い落とす
②洗い上がりがすっきりとする
③きめ細かでボリューミィな泡が作れる
洗顔の役割は、肌の上に重なったほこりや汗、皮脂などの水溶性の汚れを洗い流すことだとされています。
洗顔石鹸は、さまざまな洗顔料の中でも比較的シンプルな配合成分で作られていることが多く、適度な洗い上がりで不要な皮脂や汚れを洗い落とすことができます。
さらに、洗顔石鹸は過度な油分を含まないものが多く、べたつきも少なくすっきりと肌を洗い上げることができるとされます。
また、洗顔では摩擦による肌への負担を避けるためにも、泡立ちが重要であるとされています。一般的に洗顔石鹸は表面積が大きいため、泡立てやすく、きめ細かでふっくらとした泡を作りやすいのも魅力のひとつでしょう。
1-2.洗顔石鹸の選び方
洗顔石鹸を選ぶ際に、なによりも意識したいポイントは、自分自身の「肌質との相性」です。
肌質は人それぞれに異なり、季節や身体の状態によって変化がありますが、一般的には大きく「脂性(オイリー)肌」「乾燥肌」「普通肌」「混合肌」の4種類に分かれると言われます。
皮脂量が少なくもともと乾燥しがちな肌の方は、しっかりとした洗い上がりの洗顔石鹸では、肌が乾燥しやすくなり、つっぱりを感じてしまう可能性もあるとされます。比較的やわらかな洗い上がりで、適度に保湿成分が配合された洗顔石鹸を選ぶとよいでしょう。
反対に、皮脂量が多めのオイリーになりがちな肌の方は、過剰な皮脂をしっかりと洗い流すことのできる、洗い上がりのよい洗顔石鹸がおすすめだとされます。
乾燥がちな肌の方は、商品パッケージ上の全成分表示に記載されている配合成分名の数が比較的多いものを、オイリーになりがちな肌や普通肌の方は、なるべく少ないものを選ぶようにするのも選び方の1つです。
混合肌の方は、肌のパーツごとに皮脂量が異なるため、その日の肌の状態に合わせて2種類の洗い上がりの洗顔石鹸を使い分けることをおすすめします。
さらに、トライアルセットやお試しアイテムなどを積極的に活用して、自分自身の「肌質との相性」をしっかりと確認するとよいでしょう。
さらに肌質について詳しく知りたい方はこちらへ
2.今後の人気予想!おすすめ洗顔石鹸
それでは、肌らぶ編集部からぜひおすすめしたい洗顔石鹸をご紹介します。
ドラッグストアで購入可能な市販のプチプラ洗顔石鹸から、汚れや古い角質によるくすみやニキビなどのお手入れにおすすめしたい洗顔石鹸まで幅広くお伝えします。
あなただけの洗顔石鹸に出会うきっかけになればと思います。
2-1.おすすめ洗顔石鹸 プチプラ市販【無添加*】編(ドラッグストアで購入可能)
まずは、手頃な価格帯が魅力のプチプラ市販の洗顔石鹸を比較、おすすめとしてご紹介します。
今回は、毎日使用することを考えて、ドラッグストアでも購入可能かつ、165円(税込み)以内の洗顔石鹸の中からおすすめとして選びました。
さらに、洗顔石鹸のさっぱりとした洗い上がりを実感しやすいように、公式ホームページ記載の全成分表示が石ケン素地のみの無添加※石鹸に絞ってご紹介します。
*法的に定められた『表示指定成分』が添加されていない化粧品。表示指定成分すべてが無添加であるかは化粧品によって異なります。
シャボン玉浴用 100g
内容量:100g
販売価格:143円(税込み)
【1gあたり約1.3円(税抜)】
カウブランド 無添加せっけん
内容量:100g
販売価格:165円(税込み)
【1gあたり約1.5円(税抜)】
適度な洗い上がりで余分な皮脂と汚れを洗い落とし、さっぱりとした使用感です。
2-2.おすすめ洗顔石鹸 プチプラ市販【保湿】編
次に、乾燥が気になる肌にもおすすめなプチプラ市販の洗顔石鹸を比較、おすすめとしてご紹介します。
今回は、リピートにも便利なようにドラッグストアでも手軽に購入可能、2,200円(税込み)以内の洗顔石鹸の中から選んでいます。
さらに、マイルドな洗い上がりに着目し、保湿成分を配合した石鹸に絞ってご紹介します。
DHCマイルドソープ
内容量:90g
販売価格:1,624円(税込み)
【1gあたり約16円(税抜)】
保湿成分としてオリーブバージンオイルやはちみつを配合、過剰な皮脂などの汚れを洗い落とし肌をすこやかに整えます。
ひとつひとつ丁寧に磨きあげ作られたシンプルでつるんとしたディティールは、手のひらにとると温かみを感じます。
いつかの石けん
内容量:100g
販売価格:1,760円(税込み)
【1gあたり約16円(税抜)】
保湿成分としてココナッツオイルを配合。しっとりマイルドに洗い上げ、肌を清浄にします。
さくらやオレンジ、ダージリン、グレープフルーツなど、好みの香りが選べるのも嬉しいところです。
2-3.おすすめ洗顔石鹸 通販編
この章では、通信販売で購入できる洗顔石鹸を比較、おすすめとしてご紹介します。
今回は、なめらかな洗い上がりと保湿成分に着目して、3,300円(税込み)以内の洗顔石鹸の中から選んでいます。
年齢による肌変化が気になり始める20代30代はもちろん、40代以降のエイジングケア*にもおすすめです。
*年齢に応じたうるおいのお手入れのこと
ブライトニングソープ
内容量:60g
販売価格:1,445円(税込み)
【1gあたり約22円(税抜)】
しっとりとした洗い上がりで肌の乾燥を防ぎ、洗顔後つっぱり感が気になりにくいのも嬉しいところです。
ココラルム マイルドソープ
内容量:85g
販売価格:3,161円(税込み)
【1gあたり約34円(税抜)】
皮脂や汚れが気になりスッキリと洗い上げたい日には、スペシャルケアとして“泡パック“もおすすめです。
2-4.おすすめ洗顔石鹸 汚れや古い角質によるくすみ編
この章では、汚れや古い角質によるくすみのお手入れにおすすめしたい洗顔石鹸を比較、おすすめとしてご紹介します。
今回は、肌のくすみにもつながる肌の汚れや古い角質を洗い落としてくれる、2,750円(税込み)以内の洗顔石鹸の中から選びました。
さらに、肌にうるおいを与えてくれる保湿成分配合の洗顔石鹸に絞ってご紹介します。
【医薬部外品】薬用 清肌晶
内容量:120g
販売価格:1,980円(税込み) ケース付2,200円(税込み)
【1gあたり約15円(税抜)】
保湿成分として和漢植物エキスを配合、つっぱり感なくみずみずしい清浄な肌に洗い上げます。
クリーミィな泡立ちで不要な肌の汚れを洗い落とし、肌荒れを防ぎます。
【医薬部外品】薬用石鹸ホワイトソープ
内容量:100g
販売価格:2,728円(税込み)
【1gあたり約25円(税抜)】
保湿成分としてコラーゲンやヒアルロン酸、セラミドなどを配合、肌の汚れを落とすことで洗浄し、うるおいを与えます。
しっとりとうるおい感が感じられるなめらかな洗い上がりで、洗顔後の肌のつっぱりが気になる方にもおすすめです。
【医薬部外品】薬用フラビア ソープセット
内容量:67g×2個
販売価格:5,133円(税込み)1個あたり2,566円(税込み)
【1gあたり約35円(税抜)】
保湿成分としてフラバンジェノールやヒアルロン酸を配合、肌をみずみずしくうるおし、キメを整えます。
華やかなバラの香りが、お手入れごとに肌を心地よく包み込みます。
2-5.おすすめ洗顔石鹸 ニキビのお手入れ編
最後に、ニキビのお手入れにおすすめしたい洗顔石鹸を比較、おすすめとしてご紹介します。
今回は、ニキビのお手入れに着目して作られた、3,300円(税込み)以内の洗顔石鹸の中から選びました。
さらに、保湿成分も配合された、肌をすこやかに保つ洗顔石鹸に絞ってご紹介します。
【医薬部外品】ATP デリケアソープ
内容量:30g/100g(ケースなし)
販売価格:30g/990円(税込み) 100g(ケースなし)/3,080円(税込み) 専用ケース 330円(税込み)
【1gあたり約28円(税抜)】
保湿成分としてスクワランやセラミドなどを配合、肌のキメを整え、うるおい感のある洗い上がりです。
顔だけでなく、全身に使用することができます。
【医薬部外品】Non.A(ノンエー)ソープ
内容量:100g
販売価格:3,080円(税込み)
【1gあたり約28円(税抜)】
保湿成分としてヒアルロン酸やローヤルゼリー、リピジュアなどを配合し、過剰な皮脂を洗い落として肌にうるおいを与えます。
洗顔後のお手入れが同シリーズで合わせて使用できるのもおすすめのポイントです。
肌らぶ編集部で実際に使用してみました!【医薬部外品】Non.A(ノンエー)ソープの感想はこちら
3.洗顔石鹸 おすすめの使い方
毎日のお手入れで洗顔石鹸の魅力をより効率的に実感するために、洗顔石鹸の使い方についても今一度確認してみましょう。
この章では、肌らぶ編集部がおすすめする洗顔石鹸の使い方を、3つのポイントと手順に分けてお伝えします。
ぜひ今日の洗顔から実践してみてください。
3-1.洗顔石鹸の使い方のポイント
洗顔石鹸をより効率的に使用するためには、次の3つが大きなポイントになると言われています。
日々の洗顔を行う際には、意識するようにしてみてください。
①ぬるま湯で洗顔する
洗顔石鹸を使用して洗顔を行う場合は、体温よりも少し低い32~34℃程度のぬるま湯で洗うことをおすすめします。
入浴時に使用する40℃前後のお湯で洗顔をしてしまうと、肌に必要なうるおいまで洗い流してしまう可能性があると言われています。
少しだけ冷たいと感じる、ゆるま湯で洗うようにしましょう。
②しっかりと泡立てる
洗顔石鹸での洗顔では、洗い始める前にしっかりと洗顔石鹸で泡を作りましょう。
摩擦による肌への負担をなるべく少なくするためにも、レモン1個分ほどを目安に、片手にこんもりとのるよう洗顔石鹸を泡立てることが大切です。
手をぬるま湯で濡らした状態で洗顔石鹸を手に取り、少しずつぬるま湯を加え、両手で洗顔石鹸を回しながら丁寧に泡を作っていきましょう。
なかなか泡立たないという場合は、洗顔ネットを利用することをおすすめします。
③洗顔時に力を入れすぎない
すべてのお手入れに共通することですが、洗顔石鹸で洗顔する時には、力を入れすぎないように意識しましょう。
汚れをしっかりと落とそうと、ついゴシゴシこすり洗いをしてしまいがちですが、その摩擦が肌に負担を与え、肌悩みの原因となる可能性があります。
肌の上で泡を転がしていくようなイメージで、手指の力を抜いてやわらかに洗いましょう。
3-2.洗顔石鹸の使い方手順
続いて、洗顔石鹸で洗顔を行う場合の手順をご紹介します。
①入念に手洗いする
手のひらと手のひらをすり合わせ、両手首までもみ洗いして清潔な状態の手でお手入れを始めましょう。
②顔を素洗いする
洗顔石鹸で顔を洗う前に32~34℃程度のぬるま湯のみで顔を素洗いし、先に毛穴を開くことで汚れを落としやすくします。
③洗顔石鹸を泡立てる
先にポイントでお伝えしたように、洗顔石鹸を十分に泡立て、たっぷりとした泡を作りましょう。
④皮脂の多いパーツから洗う
皮脂が比較的多いとされる「Tゾーン」にまず泡をのせ、肌の上を転がすようにこめかみ部分まで広げ、頬まで洗いましょう。
皮脂が少なめであるとされるパーツには泡をのせるようにして、Tゾーン以上に過度な摩擦に気をつけましょう。
⑤ぬるま湯ですすぐ
32~34℃程度のぬるま湯を手のひらで“付ける”ように、30回を目安にしっかりとすすぎましょう。
泡を残してしまいがちなあごやこめかみ、髪の生え際なども、すすぎ残しがないようにしましょう。
⑥清潔なタオルでふき取る
清潔なタオルをふんわりとあてて、水気を拭き取ります。
ゴシゴシとこすって、肌に余計な負担をかけないように気をつけましょう。
4.洗顔石鹸のおすすめ保管方法
今後その人気に注目が集まる洗顔石鹸ですが、いつのまにかドロドロに溶けてしまっていたり、使用時にベタついたりと、保管方法が難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。
最後に、洗顔石鹸をより活用するための、おすすめの保管方法をご紹介します。
①湿気が少なく風通しのよい場所に置く
洗顔石鹸は、湿気が少なく風通しのよい場所で保管することをおすすめします。
使用時に便利だからと洗顔を行う浴室に保管しがちですが、湿気の多い浴室では雑菌が繁殖しやすくなるとされています。
洗顔を終えたら、その都度浴室から持ち出し、脱衣所など湿気が少なく風通しの良い場所に保管するように習慣づけましょう。
②石鹸置きを活用して水気を切る
洗顔石鹸を使用し終わったら、スポンジや水分を吸収できるタイプの石鹸置きで水気をしっかりと切ることが大切です。
洗顔石鹸をしっかりと乾かすことができ、衛生的に保管することが期待できます。
5.まとめ
洗顔石鹸のおすすめと使い方、保管方法までご紹介しました。
魅力的な洗顔石鹸はたくさんあります。ぜひ洗顔石鹸を活用して、毎日充実したスキンケアタイムを送ってください。
洗顔石鹸での洗顔が、自分自身の肌ともっと深く向き合っていくことのきっかけになればと思います。
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