昔からある「そばかす」を消したい!と思っている人は少なくはないのではないでしょうか。筆者もそのうちの一人で、今までにいくつもの方法を自宅で試してきました。
しかしそばかすは、自力では消すことはおろか、薄くすることもできないとされているようです。
「じゃあ、そばかすが気になる場合はどうしたら良いの!?」
そんな方のために、今回は筆者が実際に行っている、そばかすを目立ちにくくするメイク方法をご紹介いたします。
また、合わせてそばかすのお手入れ方法やそばかすの基礎知識などについてもご紹介していきますので、ぜひご一読ください!
1.そばかすを目立ちにくくするにはメイクがおすすめ!
まずは、筆者が実際に行っているそばかすを目立ちにくくするメイク方法をご紹介します。
そばかすのある人は、そばかすを隠そうとするのではなく、コントロールカラーやコンシーラー、ハイライトを使って透明感を演出するメイクをすることで、ナチュラルにそばかすを目立たなくさせることができます。
あなたもぜひ、試してみてください。
2.そばかすを隠すメイク方法
そばかすを隠すためのメイクのポイントは、3つあります。
- コントロールカラーで肌の色ムラをカバーする
- そばかすの部分はファンデーションを叩いてのせる
- ハイライトにもなるコンシーラーを使い、顔の影を光で飛ばす
そばかすの部分は、コンシーラー+ファンデーションではなく、コントロールカラー+ファンデーションで、ナチュラルに仕上げましょう。
コントロールカラーとは、化粧下地に色がついたようなもので、肌悩みをポイントカバーしたいときに役立つアイテムです。
そばかすが完全に隠れていなくても肌の色ムラをカバーし、ハイライトで顔の影を飛ばすことで、そばかすを自然と目立たなく見せることができるのです。
2-1.【そばかすカバー】ベースメイクの作り方
① 肌を整える
化粧水や乳液で肌を整えます。メイクの前は手を洗い、清潔な状態でメイクをしましょう。
② コントロールカラーで色ムラをカバーする
コントロールカラーを顔全体に薄くのばします。目元にのせるときは、指で叩き込むようにのせてください。
③ ファンデーションを薄く塗る
ファンデーションを顔にのせ、薄くのばします。額や顎から頬にかけては、手に残ったファンデーションをのばすだけで良いでしょう。
目元も同様に、指で叩くようにしてのせてください。
④ そばかすの部分はファンデーションを叩いてのせる
そばかすのある部分(鼻の周りや頬)は、ファンデーションを少量手に取り、ポンポンと指で叩きながら重ねます。
⑤ ファンデーションをなじませる
手もしくはスポンジを使って、顔を押さえるようにして、ファンデーションをなじませます。
⑥ コンシーラーで影を飛ばす
目の周り・眉毛の間は、ピンク・オレンジ系のコンシーラー、小鼻の脇・口元は、パールの入った明るいイエロー系のコンシーラーがおすすめです。
コンシーラーを顔にのせたら、指で叩きながらなじませましょう。
⑦ フェイスパウダーをのせる
ファイスパウダーは、パフにとったらしっかりパフを揉み込んで、余分なパウダーを手の甲で落としてからのせましょう。
つけすぎると厚塗りに見えやすく、逆につけないとメイクが崩れやすくなってしまうことがあります。
⑧ 肌にコントラストをつける
図のようにチークとシェーディングを入れます。
チークは、オレンジ系よりもピンク系の方が血色感を出すことができて透明感を演出できるでしょう。
2-2.ベースメイクの選び方のポイント
ベースメイクの作り方がわかったところで、次は、どんな商品を選べばよいのかお伝えします。
①コントロールカラー
全体的に肌に血色感を与え、ツヤっぽさを出すためには、ピンクのコントロールカラーが使いやすくておすすめです。
クマが気になる人は、オレンジのコントロールカラーを目元に使うと良いでしょう。
②ファンデーション
肌の透明感を演出するには、まず、自分の肌に合った色のファンデーションを選ぶことが大切です。
パウダータイプやクリームタイプ、リキッドタイプ、BBクリーム等、ファンデーションには種類がたくさんありますよね。
その中でも、リキッドタイプは適度にカバーができ、そばかすの部分に重ねてのせやすいので、おすすめです。
重たいファンデーションが苦手な人は、CCクリームをファンデーション代わりに使うのもよいでしょう。
BB(Blemish Balm)クリームとは、気になる部分を守るクリームであり、カバー力があるので肌のアラを補正してくれます。
一方、CC(Color Control)クリームは、肌の色補正をするクリームで、肌全体をトーンアップして肌に透明感を演出してくれます。
③コンシーラー
コンシーラーを広範囲に使用する場合は、周りの肌の色に近く、自然になじむ色を選びましょう。
広範囲のそばかすには、スティックタイプのコンシーラーをブラシ使いするか、ペンタイプのものを使用して、軽く払うようにつけるのがおすすめです。
3.そばかす自体をお手入れしたい方は皮膚科へ
できてしまった「そばかす」のお手入れは、皮膚科での治療を検討してみてはいかがでしょうか。
そばかすの治療法には、レーザー治療と光治療が一般的に用いられるようです。
それぞれの治療法には種類があるので、そばかすの濃さや数によって、信頼できるドクターと相談しながら決めるとよいでしょう。
*そばかすの治療は自由診療となります。自由診療の場合、健康保険は適用されません。事前に確認することをおすすめします。
4.毎日のホームケアを見直そう
今あるそばかすをこれ以上濃くしたくない、新たなそばかすを作りたくないという方のために、そばかすのホームケア方法をご紹介します。
先にもいったように、そばかすは自分で行うお手入れで薄くすることは難しいとされていますが、お手入れを行うことで、今後日焼けによるそばかすを増えにくくすることはできるといわれています。日頃から、自分でできるお手入れを継続していきましょう。
4-1.美白*化粧品を使う
*メラニンの生成を抑え、(日焼けによる)シミ・そばかすを防ぐ
日常的に美白化粧品を使い、日焼けによるしみ・そばかすを防ぎましょう。
継続することが大切なので、自分にとって高価すぎるものを短期的に使うよりも、毎日たっぷり使える化粧品を選ぶこともポイントです。
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4-2.肌に負担をかけない
洗顔やクレンジングの際に力が入りすぎたり、タオルでふき取るときにゴシゴシ擦ったりすると、肌に思わぬ負担をかけてしまう可能性があります。
そばかすは光による反射で目立たなくさせることができますが、肌の表面に傷があると、肌の光の反射率が落ちて、そばかすも目立ちやすくなってしまうこともあると言われています。そのため洗顔やクレンジングは「丁寧に」行うことが大切です。
また、過度の負担は、そばかすの元であるメラニン色素が増える原因となることがあるので、気を付けましょう。
4-3.1年中日焼け対策をする
外に出るときは、必ず日焼け対策をしましょう。そばかすは、紫外線を浴びると濃くなったり、数が増えたりすることがあります。
紫外線は5月から量が増えていき、7~8月は1年で最も多くなるといわれています。
5~6月の日中は、半袖を着ていても、日焼け止めを塗っていない人もいるのではないでしょうか?
紫外線は1年中なくなることはないので、そばかすが気になる人は1年中気をつけるようにしましょう。
紫外線量は天気によっても左右しますが、太陽が出ていない曇りの日でも量は少なくないといわれているため、気を抜かずに対策することをおすすめします。
4-4.食事やサプリメントで栄養補給する
健康的な体をつくるために、食事でビタミン類を積極的に摂るようにしましょう。
サプリメントでもビタミンを摂ることができますが、初めからサプリメントに頼るのではなく食事から摂るよう心掛け、どうしてもできないときに、サポートとして取り入れることをおすすめします。
食品例:キャベツ、ピーマン、イチゴ、キウイフルーツなど
◆βカロテン
緑黄色野菜(しそ・ニンジン・ホウレン草など)、海藻類など
◆ビタミンE
ナッツ類(アーモンド・落花生など)、うなぎ、ひまわり油など
5.そばかすについての基礎知識
そばかすは「雀卵斑(じゃくらんはん)」とも呼ばれ、鼻まわりや目の下にできる薄茶色の斑点のことを指します。
そばかすはシミの一種ですが、一般的なシミとは異なる特徴があります。では、そばかすの特徴をみていきましょう。
5-1.そばかすとシミの違い
シミは、紫外線や加齢によって後天的にできるとされていますが、そばかすは、遺伝による先天的な要因が強いので、子どもの頃から出てきやすいものだといわれています。
幼児期から思春期にかけて濃くなると考えられていて、その後は紫外線の影響によって、量が多くなったり、色が濃くなったりするといわれています。
また、シミは誰にでもできますが、そばかすは白人に多く、日本人でも肌の色が白い人に多いといわれています。
そばかすはシミに比べて小さく、鼻の周りや目の下、頬を中心にできやすく、肩や背中にもできる人もいるようです。
5-2.そばかすができる原因
肌の色が白い人にそばかすができやすいのは、肌を紫外線から守るためなのです。
紫外線などの影響を受けると、肌を黒くさせる原因であるメラニン色素がつくられます。本来、このメラニン色素は、紫外線等の外部の刺激から肌を守るためにつくられるため、肌には適度な量が必要だとされています。
色白の人は特に紫外線の影響を受けやすいといわれていて、肌を守るために多くのメラニン色素が生成されます。しかし、紫外線を多く浴びることで、過剰に生成されたメラニン色素が肌に残ってしまうと、そばかすができてしまうようです。
そばかすが遺伝しやすいのは、肌の色が白いのも遺伝しやすいと考えられているからだといわれています。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか。そばかすのお手入れとしてレーザーや光治療を受けることも考えられますが、メイクによってそばかすを目立たなくさせることもできるのです。
そばかすを気にしてしまう方もいるかもしれませんが、世界中でみたら、そばかすがある人はたくさんいます。
メイクで目立たなくさせるテクニックをうまく活用するなどして、一緒に自然な美しい肌を目指しましょう。
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肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る
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肌らぶライター
肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 miho 元美容師でヘアケアグッズや韓国コスメなどが大好きな美容オタクです。美容師免許を活かしてヘッドスパ二ストなどをしていました。 ヘアケアの正しい知識やお肌も髪も全身美しく綺麗になれるような役立つ情報を発信していけるよう頑張ります♪ karintou 肌らぶ読者の皆さま、はじめまして。かりんとうと申します。お花や植物、ナチュラルなコスメが大好きな美容ブロガーです。栄養や食事を通して、わくわくするような美容情報をわかりやすくお届けします。 もんにゃんい 여러분 안녕하세요~ 韓国系色白マッチョ目指して邁進中の理系大学院生です! 韓国アイドルをきっかけに自分磨きに目覚めました。 美容に興味のあるみんなの味方です✌🏻理想に近づけるようにがんばりましょう!잘 부탁해요〜〜〜 朱墨 しがないコスメオタクの初心者ライターです。「自分らしく、自由に楽しく」がモットーです。よろしくお願いします。
注意したいのは、すべて薄く仕上げることです!!
そばかすを隠そうと思うと厚塗りになってしまいがちなため、気をつけましょう。