ハイヒールの正しい歩き方をご存じですか?
ハイヒールを履いて美しく歩く女性は憧れですよね♡
履きこなしたいと思っていても、「ハイヒールを履くと疲れる」「足がすぐ痛くなってしまう」というお悩みを持つ女性も多いのではないでしょうか。
実は、ちょっとしたコツをマスターするだけで、ハイヒールは美しく履きこなすことができるのです!
しかも、ハイヒールを正しく履くことで、姿勢がよくなったり、脚がきれいに見えたり、さらにはスタイルアップも期待できるという、女性にとっては美容面でもうれしいポイントがたくさんあります。
そこで今回は、述べ4,000人以上の方を指導してきたマダム由美子さんが理事長を務める一般社団法人日本ハイヒール協会にご協力をいただき、ハイヒールの正しい歩き方と選び方をご紹介します。
これさえ読めば、明日からあなたも憧れのハイヒールを美しく履きこなすことができるはず!
ハイヒールの正しい歩き方をマスターして、「素敵なハイヒールライフ」を過ごしてみませんか?
1.ハイヒールの正しい歩き方
ハイヒールは正しい歩き方にするだけで、驚くほど快適に、そして美しく歩くことができます。
体力がなくても、年齢がいくつでも関係ありません。
コツをしっかりと理解して歩くだけで、誰でも美しくハイヒールを履きこなすことができるのです。
ではさっそく、ハイヒールで美しく歩く3つのポイントをご紹介していきます。
コツ①内くるぶしをみせて歩く
ハイヒールを履いて歩いたとき、みなさんはどのような歩き方をしていますか。
つま先を内側にして、内またになるように歩いてしまってはいませんか?
■内またの歩き方
これでは、美しい歩き方とはいえません。
また、内またにして歩くと、捻挫や、姿勢の悪さからくる腰痛・骨盤の歪みにつながってしまう可能性があります。
内またにならないように、内くるぶしを見せるようにして歩くようにしましょう。
■内くるぶしを見せる歩き方
内くるぶしを見せるようにして歩くことで、美脚に見えたり、姿勢がよくなったりします。
また、ハイヒールの中で足指がちゃんと伸びていることも重要です。
自分の足にあっていないハイヒールをはいてしまうと、足指が丸まってしまいがちですが、これだとタコやマメができたり、足指が擦り剝けたりする原因になります。
しっかりと5本の指を伸ばして踏みしめられるようなものを選んでください。
コツ②地面についている足のつま先の前に、後ろから前に運んだ足のかかとを着地させる
美しい歩き方として、よく1本の線の上を歩くようにするということが言われていますよね。
ハイヒールを履いて歩くときも同じです。
地面についている足のつま先の前に、次の1歩のために後ろから前に運ぶ足のかかとを着地させるように歩きましょう。
■間違った歩き方
■美しい歩き方
このように歩くことで、見た目の美しさだけではなく、O脚やガニ股の解消になりにくくなることも期待できますよ。
コツ③地面に着地するときは、つま先とかかとを同時に着地させるとともにひざを伸ばす
内くるぶしを見せるように意識して歩いたとき、ついかかとを先に着地させてしまいがちな方もいるかと思いますが、ハイヒールを履いているときはかかとからの着地はNGです。
つま先とかかとは同時に着地するようにしましょう。
また、着地と同時にひざを伸ばしてください。
■同時に着地
■かかとからの着地
そうすることで、体や頭の上下に動くぴょこぴょこ歩きが解消されて、すっとした美しい歩き姿になるほか、足が長く見えたりお尻の筋肉を効果的に使うことでヒップアップが期待できたりします。
この3つのコツを意識するだけで、ハイヒールの歩き方はずいぶんと変わるはずです。
正しい歩き方に慣れないという方は、モデルになった気持ちで、ハイヒールを履いて美しく歩く自分をイメージしながら、毎日少しずつ練習してみましょう。
「ヒールなんて疲れるし履きたくない」なんて、もったいない!
気分に合わせてハイヒールも楽しめるように、ぜひこの3つのコツをマスターしてみてくださいね。
2.ハイヒールの正しい選び方
ハイヒールの歩き方も大切ですが、ハイヒールの選び方も、ハイヒールライフを楽しむ上ではとても重要になります。
自分が好きな色や形のハイヒールが、必ずしもあなたの足に合うハイヒールとは限りません。
これからご紹介する3つの選び方をぜひ参考にして、あなたにぴったりのハイヒールを見つけてください。
選び方①お店で10分程度ためし履きをして、痛くないか確認する
みなさんの中にも、「お店でためし履きしたときは問題ないと思ったのに、いざ履いてみたら足がすごく痛くなっちゃった」という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
少し履いただけでは、そのハイヒールがあなたに合ったものかどうかはわかりません。
10分程度ためし履きをさせてもらい、店内を歩いてみましょう。
■歩きやすいハイヒールかどうかを見極めるポイント
・重心移動が違和感なくできるか
・足の甲がしっかりとホールドされているか
・ソール(靴底)が柔らかいか
上記のポイントは、足と靴底を密着させ、疲れにくい状態を作るためにとても大切です。
ためし履きをする中でしっかりと確かめましょう。
10分履いても足が痛くならないようであれば、それはあなたに合っているハイヒールの可能性が高いので、履き心地や履いた印象も気に入れば、購入してみてもよいでしょう。
選び方②ハイヒールの中で足指の間接が曲がっていたらNG
歩き方のコツ①でも触れましたが、ハイヒールの中で足指が曲がってしまうと、歩いているときに足が痛くなったり疲れてしまったりする原因になります。
■足指が曲がっている状態
■足指が伸びている状態
しっかりと足指が伸びている状態であることを確認しましょう。
足指が曲がってしまった状態で履き続けると、足を痛める原因になってしまいます。
「ちょっと足指は曲がっているけど、すてきなハイヒールだし、我慢すればいいか」なんて思わずに、そのハイヒールとはご縁が無かったと思ってあきらめることをおすすめします。
選び方③初心者の方は「ストラップ」や「ベルト」つきを選ぶ
美しく、かつ疲れずにハイヒールを履きこなすためには、ハイヒールが脱げにくいことがとても大切です。
歩くときに浮いてしまったり脱げそうになったりするハイヒールを履いてしまうと、足全体に変に力が入ってしまうので、疲れやすくなる原因にもなります。
特に初心者の方は、足とハイヒールがしっかりと固定されるように、足首にストラップがついているものや、足の甲にベルトがついているものがおすすめです。
ストラップやベルトのない、いわゆる「パンプス」とよばれる種類のハイヒールは、足とハイヒールを固定してくれるものが少ないので、実は上級者向きのアイテムなのです。
まだハイヒールにあまり慣れていない方は、ぜひストラップやベルトのあるものから選ぶようにしてみてくださいね。
3.もっとハイヒールの美しい歩き方を身につけたい方に!レッスンや検定のご紹介
基本的なハイヒールの歩き方と選び方をご紹介しましたが、もっと本格的にハイヒールを履きこなしたいという方には、レッスンや検定を受けてスキルアップするのもおすすめです。
今回ハイヒールの歩き方と選び方をご指導くださったマダム由美子先生が直接指導してくださるレッスンと、一般社団法人日本ハイヒール協会が実施しているハイヒール検定の内容を簡単にご紹介します。
ハイヒールインストラクター・プロフェッショナル養成コース
ハイヒールに関する全般の知識・ハイヒールウォーキングの一定の技能を習得でき、その指導法も習得できる養成コースです。
ハイヒールの歴史や世界のブランド社などの基礎知識や、ハイヒール向きの足=「ハイヒール足」を作るためのエクササイズ・ダイエット法、さらに基礎実技や指導法など、ハイヒールを美しく履いて歩ける、そしてさらに指導する資格までが取得できます。
インストラクターには3つの種類があり、履きこなせるヒールの高さによって取得できる資格が異なります。
■アシスタント・ハイヒールインストラクター
合格基準:5cmのハイヒールを正しく履きこなし、姿勢よく立ち歩けるレベルの方
■ハイヒールインストラクター
合格基準:7~8cmのハイヒールを正しく履きこなし、美しく歩けるプロとして活躍できるレベルの方
■トップ・ハイヒールインストラクター
合格基準:10cm以上のハイヒールを正しく履きこなし、美しく歩けるプロとして活躍できるレベルの方
資格取得には、全100単位(半年間)のレッスンの履修が必要となります。
サービス業の方やシューズブランドにお勤めの方、またご自身で教室を開きたい方などが中心に受講されています。
また、印象アップやマナー向上にもつながる知識をたくさん学ぶこともできるので、仕事のキャリアアップを目的とする方も多くいらっしゃるそうです。
当レッスンの詳細は、こちらをご確認ください。
ハイヒール検定
ハイヒール検定とは、ハイヒールの知識を深めるとともに、ハイヒール文化の素晴らしさを実践していくためのものとして、2015年からスタートした検定です。
3級から1級の3段階があり、ハイヒールが好きな方ならどなたでも受験することができます。
3級はWEB試験のみ、2級と1級は筆記試験と実技試験があります。
実技試験については、基礎教養が身につけられる1日講習を受けることも可能で、講習と検定試験を同日に受けることが可能です。
ハイヒールが好き、もっとハイヒールの知識を深めたいという方は、まずは気軽に実施できる3級からトライしてみてはいかがでしょうか。
ハイヒール検定の詳細につきましては、こちらをご確認ください。
4.ハイヒールの歩き方まとめ
ハイヒールの正しい歩き方と選び方、そしてさらに知識を深めることができるレッスンや検定をご紹介しました。
ハイヒールを美しく履きこなすだけで、上品さを身につけることができるだけでなく、自然と振る舞いにも美しさが宿るのだとか。
ハイヒールの歩き方をマスターして、ワンランク上の大人の女性を目指してみてはいかがでしょうか。
明日は履きなれたペタンコ靴はお休みして、ハイヒールを美しく履きこなしてみましょう!
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肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る
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