「メンズメイク」ってどうやってやるの?と気になっている男性はいませんか?
「メンズ美容」「メンズ化粧品」などをよく見かけるようになった今日この頃、 できるだけ見た目に気を遣うことは、女性だけの習慣ではなくなってきましたよね。
今回は、「メンズメイク」の中でも特に大切な、「ベース」と「目元」にフォーカスしてメンズメイクのお話をします。
1.メンズにメイクは必要?
女性のメイクは、身だしなみとしてだけではなく、「可愛らしさ」や「キレイさ」を演出するためにするという方が多いです。
男性の方におすすめしたいのは、「清潔感」を出すためのメイクです。
身だしなみとして、ヒゲを剃っている方が多くいると思いますが、メイクはその延長線上にあるものだと思ってください。
眉毛や目元にメイクのチカラを借りることで、清潔感を演出することができ、それが自信に繋がったらうれしいですよね。
メンズメイクをする際は、いかにも「メイクしてます!」という仕上がりよりも、「ナチュラル」に仕上がることがポイントになります。
ナチュラルにベースと眉毛を仕上げられるよう意識して、メンズメイクをしましょう。
2.メンズメイク「目元編」
2-1.眉毛を整えよう
男性は眉毛を変えるだけでずいぶん印象が変わると言われています。
「こういう形にしたいけど、思うように生えてないんだよなあ…。」とお悩みの男性もいるでしょう。
ここで、整え方から書き方までを紹介します!
① 眉毛の黄金バランスを確認
眉毛には「黄金バランス」と呼ばれる長さと形があります。この「黄金バランス」よりも眉が長いと老けて見えやすく、短いと幼くみえるといわれています。
まずは自分の眉が、黄金バランスと比べてどうなっているかを確認しましょう。
<眉頭>小鼻のキワと目頭を結ぶ直線の延長上が目頭のスタートです。
<眉山>眉山とは、山なりにカーブした眉の中で一番高さの出ている部分を指します。
真っ直ぐ前をみたときに、黒目の外側から目尻までの間に位置します。
<眉尻> 眉尻とは、眉山か下降する部分です。
小鼻のキワと目尻を結ぶ直線の延長上がベストです。眉頭よりも位置を下げないことが大切です。
② 眉毛を整える
眉はラインを大きく変えず、本来の形を活かしたデザインに整えるのが基本です。
不要な毛を取り除くことを目的とし、毛の切りすぎや抜きすぎなどの「やりすぎ」には気を付けましょう。
用意するもの:毛抜き、シェーバー、アイブロウブラシ
1)出来上がりを想像して、明らかに不要な部分を確認します。
2)スクリューブラシ(アイブロウブラシ)で眉毛を梳かし、流れを整えます。 3)眉上と眉間の不要な毛はシェーバーで剃ります。理想の形からはみ出す長い眉毛は、眉バサミでカットします。4)毛量を調整する。 毛量が多い部分にコームを当て、はみ出した毛を1本ずつカットします。
眉毛を切りすぎることがあるので眉毛は毛流れに沿って入れ、はさみは反対側の目尻から入れましょう。
5)目立ちやすい不要な眉下の毛を抜きます。
抜きづらい場合は、無理せずシェーバーを使うようにしましょう。
2-2.アイブロウメイクをしてみよう
「もう少し眉毛を整えたい」「毛量のたりないところを補いたい」という方は、アイブロウメイクでカバーするのがおすすめです。
使用するもの:アイブロウペンシル(芯が柔らかく淡めの色)、スクリューブラシ
1)スクリューブラシで眉毛を梳かします。目頭から目尻の方向へ動かし、毛流れを整えてください。
2)眉が薄い部分に1本ずつ眉毛を足すように、アイブロウペンシルで眉毛を描いていきます。
◆肌らぶ編集部おすすめ アイブロウメイクのアイテム
2-3.アイラインを引いてみよう
「目元を印象づけたい!」という方は、「アイライン」をおすすめします!
使用するもの:アイライナー
アイラインはまつげの間を埋める感覚で細く、目の形に沿っていれましょう。
一気に線を書くというよりも、図のように点線を書くようにしてまつげの間を埋めていくように意識して下さい。
アイラインを太く入れると、「しっかりアイメイクをしている」という印象になります。
ナチュラルに仕上げたいなら、「細く入れる」ということをしっかり意識しましょう!
■アイラインをキレイに引くためのポイント
①おすすめアイライナーは「リキッド」タイプ
まつげの間を埋めるには、リキッドタイプがおすすめです。
ちょん、ちょん、とまつ毛の間に筆先をつけるだけで、色がつきやすいからです。
発色がいい分、間違ったときに目立ちやすいので、気を付けて書くようにしましょう!
②「ブラック」と「ブラウン」、なりたい印象によって使い分ける
ナチュラルに仕上げたい方は、「ブラウン」のアイライナーを選びましょう。
「ブラック」は、より印象的な目に仕上げたいときに選ぶようにしましょう!
3.メンズメイク「ベース編」
ベースメイクの「ベース」とは、肌のことを指します。
顔の面積の約8割を占める肌を、メイクによってなめらかに仕上げることで、受ける印象は大きく変わってきます。
ベースメイクの基本となるアイテムは、化粧下地とファンデーションの2つです。
クマやニキビ跡などの気になる肌悩みをカバーしたい方には、コンシーラーもおすすめです。
3-1.ベースメイクの手順
ベースメイクの基本的な手順は、下記の通りです。
ベースメイクを行う前は、スキンケア化粧品で肌をしっかりと保湿しておきましょう。
保湿をすることで、肌を乾燥から守り、化粧のもちをよくすることができます。
また、紫外線が気になる方は日焼け止めや、SPF・PAの入った下地を使うことをおすすめします。
◆肌らぶ編集部おすすめ メンズ向け日焼け止め
ひんやり心地よい使い心地で、スーッと肌の上にのび広がり肌を保護します。べたつかない使用感が魅力。
3-2.ベースメイク|化粧下地
まずはファンデーションを塗る前に、「下地」で土台をつくりましょう。
下地はファンデーションを肌に密着させて、もちをよくしてくれます。
男性は皮脂が多く出る方も多いので、ベタつかないものを選ぶようにしましょう。
[使用量]
顔全体でパール粒大が目安です。
※指で塗り、仕上げにスポンジを使用してぼかしましょう。
[塗り方]
1)下地を両頬・額・鼻・顎の5点に置き、顔の中心から外側に向かってのばします。
2)目元や口元などの細かい部分は、指先に残った下地で薄く、軽く仕上げます。
3)スポンジでパッティングし、顔全体になじませます。
3-3.ベースメイク|ファンデーション
男性はパウダーファンデーションがおすすめです。
皮脂が多く出やすいので、油分の少ないものを選ぶようにしましょう。
また、ファンデーションは、自分の肌の色に合わせて選ぶことをおすすめします。
色が合っていないと、ファンデーションを塗った部分だけ浮いて見えてしまいます。
「自分の肌に合った色」の確かめ方は、耳の下からアゴにかけての「フェイスライン」を使います。
首と顔では、微妙に色が異なります。ここにファンデーションをのせて確認することで、浮かないファンデーションを見極められます。
[使用量]
ファンデーションを1回なでるようにして、スポンジの3分の1くらいに取ります。
※いっぺんにつけすぎると厚塗りになってしまうので、ファンデーションは少しずつ足していきましょう。
[塗り方]
1)片頬にファンデーションをなでるように塗ります。もう一度ファンデーションをすくってもう片方の頬に伸ばします。
2)皮脂が多く崩れやすい額は、頬よりも薄くファンデーションを塗ります。(ファンデーションは少量付け足すor付け足さない)
3)鼻も同様に、薄付けで塗っていきます。(ファンデーションは付け足さなくても可)
4)目元や口元など、よく動く皮膚の薄い部分は、軽く叩くようにポンポンとなじませます。(ファンデーションは付け足さない)
5)ファンデーションの境界線ができないよう、フェイスラインをポンポンと叩いてなじませます。
◆肌らぶ編集部おすすめ ファンデーション
■エトヴォス タイムレスミネラルファンデーション
ブラックケース&リフィルセット
下地の役割も兼ねてくれるファンデーションなので、「下地を塗るなんてめんどう!」という男性でも使いやすいのが魅力。スキンケア後すぐに使えます。
また、専用のクレンジングは不要で、洗顔料で洗い流せます。
4.肌悩みをカバーするなら「コンシーラー」がおすすめ
「ニキビ跡」や「目の下のクマ」など、部分的な肌悩みが気になる方には「コンシーラー」がおすすめです。
なぜならコンシーラーは部分的に気になるところを集中してカバーしてくれるからです。
コンシーラーの手順
ここでは、コンシーラーを使って肌悩みをカバーするメイクの手順をお伝えします。
① 目元のクマ
目元は顔の中でも1番皮膚が薄い部分のため、伸びが良いリキッドかクリームタイプのコンシーラーを使用しましょう。
■使い方
1)コンシーラーをブラシ等で取り、一旦手の甲で量を調整します。
2)目の下のクマにコンシーラーを下方向に向けて少量のせます。 3)軽くたたきこむように手かスポンジで馴染ませます。
② 頬のしみ・そばかす・ニキビ・ニキビ跡
頬の部分には様々な肌悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
濃いしみ・そばかすに関してはペンシルやスティックなど、カバー力のある硬い質感(固形状)の方がおすすめです。
カバーしたい範囲が広い場合はリキッドやクリームなどの緩めな質感のものを使用することをおすすめします。
膨らみのあるニキビも同じ方法でカバーすることが可能です。
■使い方
1)コンシーラーをブラシ等で取り、一旦手の甲で量を調整します。
2)気になる部分・カバーしたい部分より2周り位大きめにコンシーラーをのせます。
3)コンシーラーの周りの部分を肌と境目をなじませます。
●関連記事⇒【コンシーラーの選び方|肌悩み別】
5.まとめ
メンズメイク、今回は「目元」と「ベース」についてお話ししました。 いかがでしたか?
男がメイク!?と、驚かれる男性もいるかもしれません。
「少しだけ気になる」程度のお悩みも、毎日見ていると少しずつ気になってくる方も多いのではないのでしょうか。
そこがカバー出来たら、自信がつくかもしれませんよね?
気分も変わり表情も変わり、生活にも何か変化が出てくるかもしれません。
新たな自分を発見する第一歩として、「メンズメイク」始めてみませんか?
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