コンシーラーは種類が多く、自分に合った選び方が分からなくなってしまいませんか?
「買ったけど、使いづらくてしまってある…」コンシーラーをお蔵入りさせた経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
コンシーラーを賢く選べば、肌浮きせずに隠したい部分をキレイにカバーし、美肌に仕上げることができます!
今回はよくある肌悩み別に、コンシーラーの選び方やおすすめコンシーラー、使い方のポイントなどをご紹介します。
1.コンシーラーとは
はじめに、コンシーラーの役割や形状(種類)ごとの特徴を簡単にご説明します。
1-1.コンシーラーの役割
コンシーラーとは、ファンデーションで隠しきれないシミ・ソバカス・クマ・ニキビなどの気になる部分を目立ちにくくし、美しい肌を演出するメイクアイテムです。
目の下のクマやニキビの赤み、色素沈着したニキビ跡やシミ・そばかす…
誰もが抱えているであろう肌にある隠したい部分をピンポイントカバーし、肌色を均一に見せることができます。
また、唇の輪郭のラインを整えたり小鼻の影を整えたりなど、「隠す」だけでなく、気になるパーツの「補正」にも一役買ってくれます。
ベースメイクの仕上がりをワンランクアップさせたい方には、欠かせないアイテムといえるでしょう。
☆コントロールカラーとの違いは最後の章でご紹介します。
1-2.コンシーラーの種類(形状)
「コンシーラー」と一言にいっても、さまざまな形状のものがあります。ここでは、その中でも代表的な3種類の特徴を簡単にご紹介します。
◇スティックコンシーラー
スティックタイプのコンシーラーは、固い質感でピタッと肌に密着するのが特徴です。
多少の厚みが出ますが、シミやニキビなどをしっかりとカバーしたいときに向いています。
◇クリームコンシーラー
柔らかいクリーム状のコンシーラーは、油分が多めでツヤ感がでるものも多いです。
伸びがいいので目の下のクマなどにも適しています。色味が明るいものはハイライトとして利用することもできます。
◇リキッドコンシーラー
筆ペンのようになっているものや、リップグロスのように先端がチップになっているものなど形状はさまざまです。リキッドタイプのファンデーションと同じく、とろりとした液状の質感で肌なじみが良いものが多くあります。
2.肌悩み別コンシーラーの選び方 色と質感
コンシーラーを選ぶうえで大切なのは、それぞれのコンシーラーの特性を知り、自分に合ったコンシーラーを理解することです。
ここでは、コンシーラーの「質感(種類)」と「色」から、肌悩みに合うものを選ぶコツをお伝えします。
【色選びの基本】コンシーラーの選び方
基本的に、色味のカバーをしたいときは肌悩みの反対色(補色)を選ぶとうまくカバーできます。
たとえば青っぽいクマの場合は補色にあたるオレンジ、赤みにはグリーンなど…この基本ルールを駆使して、適切なコンシーラーの色を選びましょう。
ここからは、コンシーラーで隠したい肌悩みとしてよくあげられるものをピックアップし、それぞれに適したコンシーラーの選び方をお伝えします。
上記の肌悩みについて、以下ではそれぞれおすすめしたいコンシーラーの「色」と「テクスチャー(質感・形状)」をお伝えします。
2-1.コンシーラーの選び方【ニキビ・ニキビ跡】
◇色選び
赤みがそこまで強くないニキビや茶色っぽくなったニキビ跡にはイエロー系やベージュ系、赤みが強ければグリーン系がおすすめです。
◇テクスチャー
進行中のニキビの場合は、ニキビの悪化を避けるため油分が少なめのものがおすすめです。ふくらみがある場合はスティックコンシーラーを直接つけることなどはせずに、ブラシを用いたり筆ペンタイプのコンシーラーを活用しましょう。
色素沈着してしまったニキビ跡には、部位にもよりますがスティックコンシーラーでしっかりとカバーするのがおすすめです。
2-2.コンシーラーの選び方【クマ】
クマは主に3種類に分けることができます。下の図を参考に、まずは自分のクマがどれにあたるか確認してみましょう。
◇色選び
・青クマ:オレンジ系
・黒クマ:色よりもツヤ感重視。パール配合のものなどが◎
・茶クマ:イエロー系やベージュ系
◇テクスチャー
目元の皮膚は他の部位に比べて薄い上、よく動く部分。厚塗りになりにくいリキッドタイプ(筆ペン・チップなど)のコンシーラーがおすすめです。
スティックタイプを使う場合はコンシーラーブラシを使いましょう。
2-3.コンシーラーの選び方【シミ・そばかす】
◇色選び
自分の肌より少しだけ暗めの色がおすすめです。
明るすぎる色を選んでしまうと、シミやそばかすが逆に目立ってしまうことがあります。
◇テクスチャー
シミ・そばかすの部位によって変えましょう。
目尻などはよれやすいので、筆ペンタイプやチップタイプなどゆるめのテクスチャーがおすすめ。
頬などであればスティックタイプが便利です。
2-4.コンシーラーの選び方【小鼻の赤み】
◇色選び
赤みがそこまで強くなければイエロー系やベージュ系、赤みが強ければグリーン系がおすすめです。
◇テクスチャー
鼻は皮脂が出やすい部分なので、厚塗りを避けたいところ。クマ用のコンシーラーと同様、やわらかいテクスチャーがおすすめです。
筆ペンタイプなら小鼻のくぼみにもしっかりフィットさせることができます。もちろんコンシーラーブラシを活用しても◎
3.おすすめコンシーラー【ニキビ・赤み・クマ・シミそばかす】
ここからは、先の章でご紹介した肌悩みとそれに合わせた選び方にのっとって、肌らぶ編集部のおすすめコンシーラーをご紹介します。
【ニキビや小鼻の赤み】【クマ(青・黒・茶)】【ニキビ跡・シミ・そばかす】の3つに分けてご紹介しますので、気になる肌悩みの章にジャンプしてご覧ください。
3-1.ニキビや小鼻の赤みに!おすすめグリーン(緑)系コンシーラー
■ディオール フィックス イット カラー
400 グリーン
小鼻などの赤みがある部分、ニキビ・ニキビ跡などのカバーにおすすめです。唇の赤みや目の下に使ってもOK。
色ムラをなめらかに補正し、プロのアーティストが仕上げたような、フィルターレスな美肌を実現します。
プチプラならこれがおすすめ!
■セザンヌ 赤み補正コンシーラー
化粧下地の上に重ねても伸びがよく、べたつかずにさらっとなめらかなテクスチャーです。
無香料・無鉱物油・タール系色素不使用・アルコールフリー・紫外線吸収剤不使用。
●関連記事⇒【グリーン下地で赤みカバー!】
3-2.目元のクマに!【色別】おすすめコンシーラー
青クマ・黒クマ・茶クマの順で、それぞれにおすすめしたいコンシーラーをご紹介します。
◇青クマにおすすめ!オレンジ系コンシーラー
青クマ隠しにおすすめなのは、青色の補色にあたるオレンジのコンシーラー。肌らぶ編集部がおすすめしたいオレンジ系のコンシーラーを、色番とともにご紹介します。
■THREE アドバンスド スムージング コンシーラー
OR(オレンジ)
どんなタイプのファンデーションに重ねてもなじみやすく、簡単に使えるテクスチャーです。筆ペンタイプなので、目の下のクマにも使いやすくなっています。
パラベンフリー・合成香料不使用・動物性由来原料不使用・鉱物油不使用。
プチプラならこれがおすすめ!
■キャンメイク カラースティック モイストラスティングカバー
[04]アプリコット
美容保湿成分としてヒアルロン酸・ハチミツ・アーチチョーク葉エキス・ハマメリス葉エキスを配合。
目の下に使うときは、コンシーラーブラシか指でつけるのがおすすめです。
◇黒クマにおすすめ!パールインコンシーラー
黒クマで暗く見えがちな目元を明るく演出してくれる、パール入りのコンシーラーを選びました。どちらも皮膚が薄い目元に使いやすい、筆ペンタイプです。
■マキアージュ コンシーラーリキッドEX
肌なじみのよいやわらかいテクスチャーで、気になるほうれい線を自然にカバーしやすい点が特徴です。
ほうれい線以外にも、目元を明るく見せるハイライトとしても活用できます。
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■セザンヌ ハイライトコンシーラー
赤・青・ゴールド、3種の偏光パールを配合したクリアなベージュカラー。光を反射して、黒クマや目元のくすみを飛ばして見せてくれます。
紫外線吸収剤不使用・無香料・タール系色素不使用・無鉱物油・アルコールフリー。
●関連記事⇒【オレンジコンシーラーおすすめ】
◇茶クマにおすすめのコンシーラー
茶クマ隠しにおすすめしたい、リキッドタイプのベージュ系コンシーラーをご紹介します。今回はチップタイプを採用しているコンシーラーをピックアップしました。
■エスティローダー ダブルウェア ステイインプレイス コンシーラー
オイルフリーでナチュラル仕上げ。落ちにくい仕上がりなので、長時間メイク直しができない日にもおすすめです。
繊細な目元にも使いやすい、スポンジアプリケーターを採用しています。
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■キャンメイク カバー&ストレッチコンシーラー UV
広い面も細かい部分も塗りやすいスリムなチップで、クマにはもちろん口元などにも使いやすくなっています。
よれにくく肌にピタッと密着、水・汗・皮脂に強いウォータープルーフタイプ。
●関連記事⇒【クマはコンシーラーで隠す!】
3-3.ニキビ跡・シミ・そばかす隠しに!ベージュ系おすすめコンシーラー
色素沈着したニキビ跡やシミやそばかす隠しに使いやすい、ベージュ系のカラーを取りそろえているスティックタイプのコンシーラーをご紹介します。
■資生堂 マキアージュ コンシーラースティックEX
シミ・そばかすなどをきちんと隠し、肌にぴたっとフィット。
まるで肌と一体化したかのようになじみ、自然と美しい肌の仕上がりを支えます。
プチプラならこれがおすすめ!
■ケイト スティックコンシーラーA
肌にしっかり密着し、シミやそばかすなどの肌悩みをべたつかずにカバー。
ナチュラルベージュとライトベージュ、2色から選べます。
●関連記事⇒【シミそばかすはメイクで隠す!】
4.コンシーラーの使い方 肌悩みごとのポイント
最後に、コンシーラーの使い方をこれまでに挙げた肌悩み別にご紹介します。
上の3パターンに分けて写真付きでお伝えしますので、上手に使いこなすための参考にしてみてくださいね。
4-1.ニキビ・ニキビ跡、シミ・そばかす隠し
①スティックタイプのコンシーラーを繰り出し、コンシーラーブラシに取ります。
②手の甲(もしくはティッシュ)で量を調整するとともに、ブラシにコンシーラーを含ませます。
③隠したいシミの上にのせます。はみ出しすぎないように気をつけましょう。
④コンシーラーで塗った周りをぼかすように、指でなじませます。
4-2.クマ
①コンシーラーの量を手の甲(もしくはティッシュなど)で調節します。
②目の下から斜めにコンシーラーをのせます。
③指の腹で「ポンポン」とかるく叩き込むようにして、コンシーラーをなじませます。内ではなく外に向かって指を動かすイメージで。
④ムラがないか確認して、問題がなければ完成です。
4-3.小鼻の赤み隠し
①リキッドタイプのコンシーラー、もしくはブラシにとったコンシーラーを手の甲で調整します。
②赤みが気になる小鼻のキワ(くぼみ)にコンシーラーをのせます。
③コンシーラーの周りを指でなじませます。
④よれやすい部分なので、仕上げにフェイスパウダーを重ねるのがおすすめです。
◇コンシーラーを使う順番
コンシーラーを使う順番は、使用するファンデーションによって変えましょう。
「サラッとしたアイテム(パウダー状のもの)の前に使う」のが基本です!
・リキッドファンデーションの場合:ファンデーションの前
・パウダーファンデーションの場合:ファンデーションの後
●関連記事⇒【コンシーラーの使い方】
5.コンシーラーとコントロールカラーの違い
コンシーラーとよく比べられる「コントロールカラー」ですが、その違いはご存じでしょうか?
一般的には、コンシーラーが肌悩みをピンポイントでカバーする(隠す)アイテムなのに対し、コントロールカラーはもう少し広い範囲をナチュラルにカバーするアイテムだと言うことができます。
ピンポイントで隠したい部分がある場合はコンシーラー
肌の透明感や素肌感を演出しながらベースメイクを仕上げたい方はコントロールカラー
を選ぶと良いでしょう。もちろん2つを併用することも可能です。
どちらもベースメイクの仕上がりに差をつける影の実力者。
それぞれの違いを理解して上手に使い分け、理想の肌を完成させたいですね。
●関連記事⇒【コントロールカラー選び方&塗り方ガイド】
6.まとめ
コンシーラーは、気になる部分をカバーして肌をキレイに見せてくれる頼もしいメイクアイテムです。
自分の肌悩みを明確にしたうえで、適切なコンシーラーを選びましょう。
初めて使うときはなかなか難しいかもしれませんが、何回か使っているうちにコツがつかめてくるはず。
コンシーラーをうまく使いこなして、肌悩みを見せないあこがれの肌を演出しましょう。
◆コンシーラー 肌らぶ関連記事◆
◆プチプラコンシーラーおすすめ【最新】
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肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る
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肌らぶライター
肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 miho 元美容師でヘアケアグッズや韓国コスメなどが大好きな美容オタクです。美容師免許を活かしてヘッドスパ二ストなどをしていました。 ヘアケアの正しい知識やお肌も髪も全身美しく綺麗になれるような役立つ情報を発信していけるよう頑張ります♪ karintou 肌らぶ読者の皆さま、はじめまして。かりんとうと申します。お花や植物、ナチュラルなコスメが大好きな美容ブロガーです。栄養や食事を通して、わくわくするような美容情報をわかりやすくお届けします。 もんにゃんい 여러분 안녕하세요~ 韓国系色白マッチョ目指して邁進中の理系大学院生です! 韓国アイドルをきっかけに自分磨きに目覚めました。 美容に興味のあるみんなの味方です✌🏻理想に近づけるようにがんばりましょう!잘 부탁해요〜〜〜 朱墨 しがないコスメオタクの初心者ライターです。「自分らしく、自由に楽しく」がモットーです。よろしくお願いします。
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