理想的なヘアカラーの頻度をご存じですか?
ファッションや白髪染めとして、ヘアカラーを楽しんでいる方は多いと思いますが、ヘアカラーをするときは頭皮や髪への負担も気になってしまいますよね。
今回は、理想的なヘアカラーの頻度、ヘアカラーの色もちをよくするための方法などをご紹介します。
適切なヘアカラーの頻度を知り、すこやかで美しい髪をキープしながら、ヘアカラーを楽しんでくださいね。
1.ヘアカラーの理想的な頻度
一般的に、理想的なヘアカラーの頻度は2カ月に1回と言われています。
この頻度が、美しい色をキープできるとされる頻度のようです。
髪の毛は、1カ月に約1cmのペースで伸びると言われています。
カラーの色落ちや、髪の伸びるペースを考えると、ヘアカラーした部分と伸びた部分との色の違いが目立たない頻度でヘアカラーを行うことが大切なようです。
髪と頭皮のすこやかな状態をキープしたまま、ポイントをおさえてヘアカラーをしていきましょう♡
2.ヘアカラーをする際のポイント
ヘアカラーをする際のポイントを、『市販のカラーリング料を使用する場合』と『美容院でヘアカラーをする場合』で分けてご紹介します。参考にしてくださいね。
◆市販のカラーリング料を使用する場合のポイント
市販のカラーリング料を使用する場合は、次の3つのポイントをおさえて使ってみましょう。
①乾いた状態の髪に使う
カラーリング料は、乾いた状態の髪に使用しましょう。乾いた髪に使用することで、ムラなくきれいに染めることができると言われています。
②室温を高くして使う
ヘアカラーを行うときは、室温を高くしましょう。カラーリング料は温度や体温が高いと染まりやすくなる性質をもつと言われています。
③シャンプーは2回する
自分でヘアカラーを行うときは、カラーリング後のシャンプーは2回行うようにしましょう。髪や肌にカラーリング料が残らないように、しっかりと洗い流します。
※カラーリング料によって異なりますので、説明書をよく読んで推奨されている使い方をしましょう。
◆美容院でヘアカラーをする場合のポイント
美容院でヘアカラーをする場合は、美容師さんに髪で困っていることや希望をしっかりと相談してから施術を受けるようにしましょう。
美容院でのカラーリングは、その人の髪や頭皮の状態に合ったカラーリング料を選んで使用してくれるところが一般的に多いようです。美容院では、色むらがないように生え際までしっかりとカラーリングをしてもらえます。
また、ヘアマニュキュアなど髪の負担となりにくいと言われているカラーリング料を使っている美容院もあるため、気になったときは美容師さんに相談してみてはいかがでしょうか。
3.ヘアカラーを楽しむために、心掛けたいこと
ヘアカラーをしているときは、髪の毛や頭皮のお手入れをするように心掛けてみましょう。せっかくカラーリングできれいな色に染められても、髪の毛がパサパサしていたり、土台となる頭皮が乾燥したりしていると、つやのある美しい髪とはかけ離れてしまいます。
まずは、すこやかな美しい髪に近づくために、自分で簡単に実践できる髪の毛と頭皮のお手入れ方法についてご紹介します!
①シャンプー前に頭皮マッサージを行う
シャンプーの前には、簡単な頭皮マッサージを行うのもよいでしょう。頭皮マッサージを行うときは、のびのよいテクスチャーのヘアクリームやヘアオイルなどを使うと指の滑りがよくなるのでおすすめです。
頭皮マッサージのやり方については、こちらの記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧になってくださいね。
⇒手軽にできる!自宅でセルフ頭皮マッサージをする際のやり方と注意点
②適切なブラッシングを行う
髪をとかすときは、柔らかい毛で作られているようなブラシを使ってみましょう。猪毛や豚の毛などを使ったブラシは、毛が柔らかく髪へのあたりがやさしいと言われているのでおすすめです。
また、ブラッシングはまずは毛先の絡まりからとかし始め、毛先が無理なくとけるようになったら、髪の根元から毛先までしっかりとかすようにしましょう。
③髪によいと言われている食材を食べる
髪はケラチンというたんぱく質でできています。
食事は栄養バランスよく摂るのが基本ですが、意識的にたんぱく質を摂るようにしてみましょう。たんぱく質が多く含まれている食べ物をご紹介します。
牛肉 / 豚肉/ 白身魚 / 大豆製品 / 卵 など
また、たんぱく質ではありませんが、ヨウ素を多く含む海藻類や、亜鉛を多く含む牡蠣なども、髪にとってよいと言われている食べ物なので、積極的に食事に取り入れてみてくださいね。
4.ヘアカラーの色もちをよくするためには?
すこやかで美しい髪をキープするためのヘアカラーの頻度は、2カ月に1回が理想的ですが、ヘアカラーは髪の状態などによっても色が抜け落ちてしまう場合もあると言われています。
せっかく行うヘアカラーですから、染めた後はなるべく長い期間、染めたときのカラーを持続させたいですよね。ここでは、ヘアカラーの色もちをよくする方法を、5つご紹介します!
4-1.カラーリングをした日は、シャンプーを避ける
カラーリングをした日は、シャンプーをしないようにしましょう。一般的に、カラーリング後すぐは、色落ちをしやすいと言われています。
セルフカラーリングで染める場合でも、美容院で染める場合でも、24時間はシャンプーをできるだけ避けるようにしましょう。
4-2.カラーリング用のシャンプーを使う
ヘアカラーをした後は、色落ちが少ないと言われているカラーリング専用のシャンプーを使ってみましょう。
ヘアカラー後の髪にうるおいを与えながら、色を長持ちさせてくれるようなシャンプーがおすすめです。
どのシャンプーを選べばよいのかわからない方は、美容師さんのアドバイスをもらうのもよいですね。
4-3.熱から髪を守る
ドライヤーやヘアアイロンなどを使うときは、洗い流さないトリートメントやオイルなどのアウトバストリートメントを使って、髪を熱から守りましょう。
髪は熱に弱い性質を持つとされています。ドライヤーなどの熱によって髪の表面を覆っているキューティクルの隙間から水分が奪われてしまうのと同時に、カラーリング料も抜け落ちてしまう可能性があると言われているのです。ドライヤーやヘアアイロン、髪を洗うときのお湯などの熱から髪を守るように心掛けましょう。
4-4.日焼け対策をする
ヘアカラーの色もちをよくするために、髪の日焼け対策を意識的に行いましょう。
一般的に、紫外線を浴びると髪が傷みやすくなってしまい、ヘアカラーが抜けやすくなってしまうと言われています。
紫外線は1年中降り注いでいると言われているので、髪や頭皮にも使える日焼け止めや日傘、帽子などを使用するなどして、肌だけではなく髪の日焼け対策をするように心掛けましょう。
4-5.美容院でカラーリングしてもらう
『ヘアカラーの色もち』にこだわるのであれば、自宅でのセルフカラーリングではなく、美容院でのカラーリングをおすすめします。
美容院でのカラーリングはプロの美容師さんが、髪や頭皮の状態を観察しながら、その人に合ったカラーリング料を選んで使ってくれます。また、根元用、毛先用などと色の使い分けもしながら染めてくれるので、自分で染めるよりも、もちが長くなるようです。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
ヘアカラーは、女性にとってファッション感覚で楽しめるオシャレの1つです。
適切なお手入れをすることによって、すこやかな美しい髪をキープしながらヘアカラーを楽しむことができるでしょう。
自分らしいお気に入りの色でカラーリングをして、髪のおしゃれを楽しんでくださいね♡
この記事は2017年4月3日時点での情報になります。
また、記事の内容には個人差がございますのでご了承ください。
※肌らぶ編集部 有資格者監修記事