「結婚と恋愛の違いってなんだろう」「この人と結婚をしても良いのか不安……」など、ぼんやりと結婚についてお考えではありませんか?
恋愛や結婚は、これといった正解がないうえ、自分で答えを出していかなければならないからこそ、悩むことも多いかと思います。
特に結婚は、人生の中でも大きなイベントですから、不安を感じることも多いでしょう。
そこで今回は、結婚と恋愛の違いや、恋愛気分を忘れない夫婦でいるための方法などをお話します。
少しでも結婚を意識し始めた方は、納得のできる答えを出すために、参考にしてみてください。
1.結婚と恋愛の違い
結婚と恋愛の違いについてお話します。
結婚と恋愛の違い① 結婚は家族 恋愛は2人
恋愛は2人だけでもできますが、結婚はお互いの家族を巻き込むイベントになります。
結婚というと、日本ではまだまだ「家」という考え方が主流です。結婚して女性の名字が変わるのも、その家に入るという考えが根強いためでしょう。
家庭によっては、結婚相手の条件、血液型、家柄、後継ぎなどの話がからんできたりする場合があるかもしれません。婚姻届けを提出する際も、本人たち以外の人のサインが必要です。
このように、結婚は2人だけで進められるものではなく、結婚前にはお互いの親にあいさつをするのが基本的な流れかと思います。
「自分たちだけが幸せならいい」という気持ちでいる間は、まだ恋愛を存分に楽しむ時期かもしれませんね。
結婚と恋愛の違い② 結婚は義務 恋愛は権利
結婚すると、相手に愛情を注ぐことは義務ですが、恋愛の場合は権利に近いでしょう。
結婚とは、お互いに愛情を注ぎ、支え合っていくものですが、どちらか一方の愛情があれば成り立ってしまうのが恋愛です。
夫婦になると、愛する義務と愛される義務、この2つの義務を同時に担います。と言うと、難しくて堅苦しい感じがしますが、要はお互いに愛情を持つことが大切だということです。
結婚して家族を作るということは、お互いに愛情がなければ成り立たないものでしょう。
結婚と恋愛の違い③ 結婚は誓約 恋愛は口約束
結婚は誓約で、恋愛は口約束だと思います。
恋愛のほとんどは、「付き合おう」という言葉とそれに対する同意があれば成り立ちますが、結婚は言葉で約束しただけでは成立しません。
両家へのあいさつを経て、婚姻届けを記入して役所に提出し、受理されることではじめて婚姻が成立するのです。
誓約という言葉の通り、一度結婚すると「別れよう」という言葉を交わすだけで婚姻の関係を終えることができないものでもあります。
恋愛のように簡単に終わらせることができないからこそ、結婚には冷静な判断や相手への責任が必要になるのです。
結婚と恋愛の違い④ 結婚は未来 恋愛は現在
結婚は2人の未来をほうふつとさせるものですが、恋愛は現在そのものとも言えます。
恋愛は、「今が楽しければそれで良い」というところがあり、結婚は将来のことを自然と意識してしまうものでしょう。
将来を考えられない相手との恋愛は、長く続くものではありません。将来のことを考えられないのなら、恋愛気分を楽しみ尽くしたら関係が終わってしまうはずです。
「この人と一緒に生活したら」「この人との間に子供ができたら」と、自然に相手との将来を考えるようになったら、それは結婚を意識しているということでしょう。
結婚と恋愛の違い⑤ 結婚は忍耐 恋愛はわがまま
結婚には忍耐が必要ですが、恋愛は自己中心的でわがままなものです。
恋愛は自分の幸せや快楽が中心となりますが、結婚は自分の快楽だけを追求するのではなく、相手のために我慢することも必要になるのです。
結婚生活とは、育った環境の異なる2人が、ゼロからひとつの家族を作り上げていくものです。だからこそ、自分のわがままだけを通していては、生活は成り立ちません。
一方で自分のわがままを追及しても成立してしまうのが、恋愛でもあります。
自分を押し込めることができ、相手を許すことができるようになる瞬間が増えてきたら、結婚を意識してみてもよいかもしれません。
結婚と恋愛の違い⑥ 結婚は安らぎ 恋愛はときめき
恋愛はときめきやドキドキがありますが、結婚には安らぎや安定という言葉がしっくりきます。
ときめきやドキドキは、男性の場合は男っぷりを上げ、女性の場合はキレイになれるスパイスです。しかし、長く一緒にいると、そのスパイスにも慣れてきてしまいますよね。
ただ、愛する伴侶が待つ温かい家庭に帰れることや、一緒にいることで獲得できる安心感は、永遠の愛を誓った男女だからこそ得られるものです。
刺激的なスパイスなんかなくても、普通の塩だけでも、素朴な味の料理はできます。アラサー以降の方は、なんとなく想像できるかもしれません。
そんなほっとするような幸せが、結婚生活には詰まっていると言えるでしょう。
2.結婚後も恋愛気分を忘れない夫婦の特徴
結婚した後も、いつまでも恋愛中のカップルのように過ごせるのが理想的ですよね。そんな、いつまでも仲の良い夫婦の特徴をご紹介します。
①2人の時間を楽しむ
恋愛気分を忘れない夫婦は、結婚してからも、2人の時間を楽しむように心がけています。
結婚後の夫婦は、デートの約束をしなくても、毎日顔を合わせるものかと思います。しかし、そんな環境に甘えず、2人で過ごす時間を大切にすることが、仲の良い夫婦でいるためのポイントです。
休日は2人でデートをしたり、海外旅行をしたり、一緒にDVDを観たりするとともに、毎日の何気ないコミュニケーションも大切にしましょう。
2人の時間を楽しむようにすると、2人の気持ちのすれ違いを防ぐことができるほか、恋人の延長のような関係でいられるはずです。
将来子供が生まれて子育てが始まると、なかなか夫婦2人の時間は取れなくなることも考えられます。だからこそ、恋人の時間の続きのような毎日を楽しむことが理想的ですね。
②記念日を大切にする
結婚後も恋愛気分を忘れない夫婦は、2人の記念日はいつまでも大切にしています。
結婚記念日、プロポーズされた日、2人の出会いの日、付き合った日、お互いの誕生日など、2人の記念日には色々なものがありますよね。
付き合いたてのカップルのように、そんな記念日をいつまでも忘れずにお祝いして、相手への日頃の感謝や愛を伝え合うようにしましょう。
結婚をして長く一緒にいると、記念日の特別感は年々失われていくこともあります。
ですが記念日は、2人の出会いに感謝したり、自分の日頃の行動を反省したり、相手への感謝を伝えたりする良い区切りにもなるのです。
どんなに長く一緒にいる2人でも、「阿吽の呼吸」などと言うものは都市伝説と思いましょう。言わないで伝わることなどないのです。伝わっていたとしても、それはあなたが伝えたいと思っているほんの数パーセントだけだと思いましょう。
③相手を信じる
結婚後も恋愛気分でいる夫婦は、普段からお互いを信じています。人間は疑いをかけられるほど、裏切ってしまう心理があるそうです。
相手の行動のすべてを把握しようとしたり、こっそりスマホの中をのぞいたりするのは、相手にとって負担になります。
必要以上の束縛は、相手の中に不満をためてしまうのです。
でも、モテる相手をたまに心配したり、嫉妬したりするのは、かわいいものです。相手も「愛されている」と実感できることでしょう。
誰も信じられないこの世の中、家族のことが信じられなくて、誰を信じると言うのでしょうか。夫婦はかけがえのない家族だからこそ、お互いに信頼し合うことを忘れないようにしたいですね。
④夫婦げんかを引きずらない
結婚後も恋愛気分を忘れない夫婦は、夫婦げんかは引きずらないようにしています。
結婚して夫婦になると、恋人でいたときよりも、けんかをする機会が増えるかもしれません。しかし、けんかをするカップルは仲が悪いということではないですよね。理想はけんかをしないことではなく、けんかしてもすぐ仲直りするということです。
けんかになったということは、相手だけでなく自分にも多少の非があるかと思います。「ごめんなさい」と自分から謝る勇気と、相手を受け入れる寛容さを大切にしましょう。
謝るだけではすっきりしないという場合は、お互いに納得できるまで、冷静に話し合ってみるのもおすすめです。
本音を伝え合う機会を持つということは、お互いの理解をより深めることにもつながるでしょう。
⑤「男性」「女性」であることを意識する
恋愛気分を忘れない夫婦は、結婚しても、「男性」と「女性」であることを忘れないようにしています。
家族として一緒に生活をしていると、気がゆるんだりしがちです。年頃の女性が男性の前で、下着姿でウロウロしたり、メイクもしないでいつもスッピンだったりというのが、日常になってしまうこともあります。
しかし、恋愛気分を忘れないカップルでいるために、付き合いたての頃のような気持ちでいることが理想です。
四六時中、気を張っているのではなく、ヴェールに包まれた秘密の部分を持つということです。例えば、男性は女性がメイクをしているところや、処理の甘いムダ毛などを見るとげんなりするようです。
夫婦は家族ではありますが、どこまでいっても違う環境で育った男性と女性です。だからこそ、最低限の恥じらいや相手を尊重する振る舞いを忘れずにいましょう。
⑥されて嫌なことをしない
恋愛中のカップルのような夫婦は、自分がされて嫌なことは相手にもしないようにしています。
親しき中にも礼儀ありという言葉がありますが、いくら親しい夫婦であっても、やって良いことと悪いことがあります。
良いことと悪いことの境界線が分からなくなったときは、自分がされて嫌ではないかと考えてみることが大事です。
例えば、仲の良い男性の友達との食事も、自分では何とも思わないかもしれません。でも、万が一彼氏や夫が女性の友達と食事に行っていたとしたら、何も思わずにいられるでしょうか?
相手のことを大切にするためにも、自分がされて嫌なことは絶対にしないようにしましょう。
⑦「当たり前」に感謝する
恋愛気分を忘れない夫婦は、自分の中の「当たり前」を疑い、相手への感謝の気持ちを忘れないようにしています。
世の中の夫婦は、
「妻だったら、夫より先に起きるのが当たり前」
「料理は妻がするのが当たり前」
「夫はゴミ出しするのが当たり前」
「夫は休日に家族サービスをするのが当たり前」
というようなことを考えているかもしれません。
しかし、これらのことを、一度冷静に考えてみると、その根拠や理由が説明できないものも中にはあるはずです。
例えば「料理は女性の仕事」というものがあります。結婚後家庭に入った専業主婦なら、夫を支えて料理を作るのは当然かもしれませんが、共働きの夫婦ならどちらが料理をしても良いはずです。
当たり前と思っていたことに改めて感謝することで、ありがたく思う気持ちが芽生えてくるかと思います。
「夫だから○○するのが当たり前」「妻なら○○して当然」という考え方は捨てて、「ありがとう」と感謝の言葉を伝えるようにしましょう。
3.結婚に恋愛感情が必要ない理由
結婚に恋愛感情は、必ずしも必要ではないと思います。結婚に恋愛感情がいらない理由を考えてみました。
お見合い結婚を考えている方や相手の条件で結婚を決めたい方、恋愛感情を持てない相手との結婚を迷っている方は参考にしてみてください。
結婚に恋愛感情がいらない理由① 恋愛感情は薄れていく
恋愛感情は、しだいに薄れていく可能性の高いものです。長く付き合ったり、結婚して一緒に生活をしたりすると、恋に落ちたときのときめきや、好きという気持ちはなくなっていくものだと思います。
もちろん、恋愛感情がずっと消えないパターンのカップルもいるかと思いますが、たいていの場合は薄れていくのが自然でしょう。
そして、恋愛感情は家族的な愛や情へと変わっていくのです。
恋愛感情はなくとも、愛や情が生まれれば、お互いに支え合える理想的な関係になれるでしょう。
そして、何かあっても簡単に離れられないような、本物の夫婦になっていけるはずです。
結婚に恋愛感情がいらない理由② お見合い結婚は離婚率が低い
必ずしも恋愛感情によって始まるわけではないお見合い結婚は、恋愛結婚に比べて離婚率が低いと言われています。
お見合い結婚は、自分の意志や感情とは無関係に、親や親せきなどの紹介で始まるパターンの結婚です。アラサーともなると、徐々に縁談の話も出てくるかもしれませんね。
しかし、そのようなきっかけで始まっても結婚生活がうまくいくのは、結婚に恋愛感情がなくても問題ないということの表れかと思います。
結婚に恋愛感情がいらない理由③ 恋愛感情は期待を生んでしまう
恋愛感情というものは、相手への期待感を生んでしまうことがあります。
恋愛感情のある相手には、「愛しているなら〇〇してくれて当然」と心理的に考えてしまうかもしれません。それで愛の深さを測りたくなることもあるでしょう。
恋愛感情がなければ、相手に過度な期待をすることなく、相手が食事の準備をしてくれたり、相手が洗濯をしてくれたりするだけで、感謝の気持ちが生まれるものだと思います。
お見合い結婚の離婚率が低いとされているのは、恋愛感情が強くない分、期待感を相手に抱きにくいことが関わっているのかもしれませんね。
4.まとめ
結婚と恋愛の違いや、いつまでも恋愛気分の仲良し夫婦でいるための方法などをお話ししました。
恋愛に比べ結婚は、2人だけの問題でなくなるとともに、何かと責任が生じるものでもあります。
しかし、2人で生活を作り上げていくことは、我慢が必要で辛い思いをすることもしばしばではありますが、深いつながりを生むものでもあります。このうえない幸せを感じる瞬間も倍以上になることでしょう。
結婚は恋愛とは違いますが、その違いを理解して、将来のことを考えてみてくださいね。
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