夏になると海やプールが恋しくなりますよね。
でも、プールに行く度に実は、気になっているのがメイク。という人は少なくないはず。
「プールにばっちりメイクで行ったら、気合入り過ぎで引かれちゃうかな?」
「プールでメイクが落ちて、スッピンを見られるのは恥ずかしい!」
そんなことを気にしていたら、せっかくのプールを心から楽しむことはできませんよね。
そこで今回は、プールに行くときに是非!試していただきたい、
「メイクをきれいに仕上げる&保つための3つのポイント」、
「プールから上がった後のお手入れ方法」などをご紹介します。
1.プールメイクをきれいに仕上げる&保つための3つのポイント
まずは、プールメイクをきれいに仕上げる&保つための3つのポイントをご紹介します。
「プールでもしっかりメイクしたい!」というしっかりメイク派さんにも、「プールだもん、メイクは最低限で良いよ!」というナチュラルメイク派さんにも、ぜひ覚えておいてほしいポイントです。
このポイントを守るだけで、プールメイクはよりきれいに仕上がり、そしてきれいを長く保つことができるのです。
1-1.ウォータープルーフタイプのアイテムを使用する
プールに行くときのメイクには、ウォータープルーフタイプのアイテムを使用しましょう。
ウォータープルーフとは、水に濡れても落ちにくく作られているアイテムのことです。
プールで遊んでいたら、眉尻が消えて「マロ眉」になっていた、アイラインがにじんで黒い涙が流れていた、なんて悲しすぎますよね。
ウォータープルーフタイプのアイテムは、ファンデーションやアイライナー、マスカラなど、さまざまなメイクアイテムにあります。
プールに行く予定のある人は、ドラッグストアなどで「ウォータープルーフ」と表記のあるアイテムを探してみてください。
1-2.トップコートを使用する
プールに行くときのメイクには、仕上げにトップコートを使用してみましょう。
トップコートとは、メイクの上から塗ることで、メイクがにじんだり落ちたりすることを防いでくれるアイテムです。
①でご紹介したウォータープルーフのアイテムと近い役割を持つアイテムですが、ウォータープルーフアイテムの上から塗っておくと、より落ちにくくすることができるのでおすすめです。
メイクアイテムをウォータープルーフタイプに買い変えるのはちょっと…と感じる方は、アイブロウやアイラインなど、さまざまな部分に使用できるマルチタイプのトップコートを一つ買っておくと便利ですよ。
【おすすめアイテム】
◆DHC アイブロー&マスカラコート
価格:1,000円(税抜)
1-3.極力引き算メイクを心がける
プールに行くときは、極力引き算メイクを心がけましょう。
ウォータープルーフを使おうと、トップコートを使おうと、どんなに崩れないように気を付けていても、プールのように水に接する環境では「絶対に落ちないメイク」はなかなか難しいもの。
逆に落ちないことだけに注力してメイクを行うことは、プールを楽しむ余裕をあなたから奪ってしまいかねません。
プールメイクで必要なことは、「絶対に落ちないこと」ではなく、「きれいに落ちる」こと、または「落ちた後もきれい」なことだと割り切ってみてください。
黒い涙が出たり、付けまつげが浮いていたり、眉が完全になくなっていたり…そんな悲惨な崩れ方を防ぐために、プールメイクでは極力引き算メイクを心がけてみてください。
2.プールメイクの方法
それでは早速、プールメイクの方法をご紹介します。
前章でもご紹介しましたが、プールメイクのポイントは「引き算メイク」です。
とはいえ、メイク落ちのことばかりを気にして、ナチュラルに仕上げすぎてしまうのも、面白みのないメイクになってしまいますよね。
必要ない部分は引きつつも、プールサイドで可愛くキメるため「ポイント部分」を作ることが大切なのです。
通常のメイク手順の通りにご紹介するので、ぜひ一緒に試してみてください。
2-1.十分な保湿を行い、肌を整える
プールメイクを行う前に、十分な保湿を行い、メイク崩れしにくいように肌を整えておきましょう。
メイクが崩れる原因の一つに肌の乾燥があり、乾燥気味な状態の肌にメイクをしてしまうと、メイク崩れしやすくなってしまいます。
そのため、プールに行く日は、メイクを行う前に、ローションを染み込ませたコットンでローションパックを行ったり、保湿用のフェイスパックを使用したりして、集中的に肌を保湿しておきましょう。
2-2.ベースメイクはBBクリームなどで仕上げる
プールメイクのベースメイクはシンプルに仕上げるよう心がけましょう。
ベースメイクはアイテムを重ねた分だけメイク崩れしやすくなってしまいます。
そのため、プールに行く日のベースメイクは、極力重ね塗りを控えることをおすすめします。
日焼け止めを塗った上からBBクリームを塗り、肌のトーンを明るく整えたら、フェイスパウダーでべたつきとテカリを抑えます。
ニキビ跡やクマなど、隠したい部分があるかもしれませんが、プールメイクではコンシーラーなどの使用をひかえ、肌全体のトーンを整える程度にとどめることが無難です。
どうしても使用したい場合は、肌なじみがよく崩れにくいリキッドタイプのコンシーラーを薄く塗ることをおすすめします。
また、UVカット機能の付いたBBクリームを使用することもおすすめです。
UVカット機能+パール成分の配合されたBBクリームを使用すると、肌を明るく見せてくれるので、気になるニキビ跡やクマなどが目立ちにくくなるうえ、アイテムの重ね塗りを減らすこともできます。
【おすすめアイテム】
◆ファシオ BBクリーム ウォータープルーフ
価格:1,500円(税抜)
汗・水・皮脂にも強く、テカらないサラサラ肌に仕上がります。肌にぴたっと密着して毛穴もカバー!
●関連記事⇒【BBクリームおすすめ9選レビュー!】
2-3.アイメイクはウォータープルーフで仕上げる
プールメイクのアイメイクは、ウォータープルーフのアイライナーとマスカラを使用し、工程を少なめに抑えることがコツです。
アイカラーはプールのような水気の多い環境ではヨレてしまいがちなので、プールメイクでは使用しない、または使用しても肌なじみの良いベージュなど、あまり主張しない色を選びましょう。
アイカラーで目元に色味をプラスしない分、アイライナーやマスカラに、カラーアイテムを取り入れることがおすすめです。
水着の色に合わせたカラーマスカラなどで目元を彩ると、プールによく似合う華やかな目元を演出できますよ。
カラーマスカラやカラーアイライナーに不慣れな方は、目尻側だけにカラーアイテムを取り入れてみましょう。
普段とは少し違う、印象的な目元に見せることができますよ。
【おすすめアイテム】
◆マキアージュ ロングステイアイライナーN(カートリッジ)価格:1,200円(税抜)
◆ヒロインメイク ロング&カールマスカラ スーパーWP
価格:1,000円(税抜)
●関連記事⇒【ウォータープルーフのアイライナー】
2-4.アイブロウはリキッドタイプor眉マスカラで仕上げる
アイブロウが落ちてしまうと、一気に「スッピン感」が出てしまいますよね。
そのため、アイブロウはプールメイクで最も大切な部分とも言えます。
アイブロウは肌へしっかり密着して落ちにくいリキッドタイプのものがおすすめです。
また、一度描いたらクレンジングをしても落ちにくく、1週間程度発色し続ける「アイブロウティント」というアイテムもあります。
自眉が薄い、または剃ってしまっているという方は、こちらのアイテムを試してみることをおすすめします。
自眉が生えている方は、仕上げに眉マスカラで自眉に色を付けましょう。
ウォータープルーフの眉マスカラは落ちにくく、プールで濡れても、眉毛をしっかりと主張させることができます。
アイブロウが完成したら、トップコートを塗ることを忘れずに。トップコートを塗るだけで、アイブロウの持ちはぐんと良くなりますよ。
【おすすめアイテム】
◆フジコ 眉ティント
●関連記事⇒【アイブロウコートおすすめ】
2-5.リップはグロスorティントで仕上げる
プールでのリップメイクは、ナチュラルに仕上げることがポイントです。
ラフに仕上げることで、リップメイクの崩れを目立ちにくくすることもできます。
プールメイクを魅力的に仕上げるために、唇には多少の抜け感を作りましょう。
色味よりもツヤ感や質感を重視し、ツヤ感のあるリップグロスや、薄付きなのに落ちにくいティントで仕上げてみるのがおすすめです。
【おすすめアイテム】
◆マジョリカマジョルカ ピュア・ピュア・キッス
価格:800円(税抜)
自分だけの色味に変化します❤
●関連記事⇒【リップティントおすすめ】
2-6.チークはクリームチークで仕上げる
引き算メイクで仕上げたいプールメイクでは、肌なじみがよく落ちにくいクリームタイプやリキッドタイプのチークを使用しましょう。
チークを付ける際は、あまり広範囲に広げず、頬のやや内側の高い位置、狭い範囲にのみ入れることがポイントです。
頬の高い位置に狭く入れたチークは、顔の印象を真夏のプールサイドによく似合う、活発な印象に見せてくれます。
赤やオレンジのような、鮮やかなビタミンカラーを薄く塗ってみましょう。
【おすすめアイテム】
◆ヴィセ リップ&チーク クリーム
価格:1,000円(税抜)※肌らぶ編集部調べ
肌に密着しやすいテクスチャーなので落ちにくく、プールメイクにも◎。
⇒ヴィセ『リップ&チーククリーム』を実際に使ったレビューはこちら
3.プールメイクの注意点
ここでは、プールメイクを行う上で、注意したいポイントをご紹介します。
一言にプールと言っても、屋外や屋内、さまざまなタイプのプールがありますよね。
そして、それぞれのプールにそれぞれのルールが存在します。
そのため一概に「これが正しい」とは言うことはできませんが、プールメイクを行う上で、知っておくべきポイントをご紹介します。
3-1.日焼け止め使用禁止のプール
プールの中には、日焼け止めの使用を禁止しているプールは数多くあります。
それは、日焼け止めを塗ったままプールに入ることにより、プールの水質汚染につながることもあるからです。
日焼け止め禁止のプールに行く場合は、初めから日焼け止めを塗らないか、プールに入る前のシャワーで日焼け止めを洗い流す必要があります。
日焼け止めを塗ってプールへ行き、シャワーで流す場合は、専用のクレンジングが必要な日焼け止めを使用してしまうと面倒なので、水洗いで落ちるタイプの日焼け止めを塗っていくようにしましょう。
3-2.メイク自体を禁止しているプール
プールの中には、メイク自体を禁止しているプールもあります。
これは、レジャーランド系よりもスポーツジムや市民プール系に多く見受けられるルールです。
理由は日焼け止め禁止のプールと同じく、メイクがプールの水に溶けることによる水質汚染を懸念してのことのようです。
メイク自体が禁止されている場合、メイクをすることはもちろんNGです。
すっぴんで行くのは恥ずかしい、という方にはまつ毛エクステがおすすめです。
しかし、まつ毛エクステを固定するグル―の種類によっては、プールの塩素に反応して取れやすくなってしまうことがあります。
プールに行くためにまつ毛エクステをする際は、エクステサロンでプールに行く予定があることを告げ、事前に確認を取ると良いでしょう。
4.プールから上がった後のお手入れ方法
ここでは、プールから上がった後の肌のお手入れ方法についてご説明します。
プールで思い切り遊ぶととても疲れてしまいますよね。
しかし、疲れに任せてシャワーを浴びるだけにとどめてしまうと、翌朝のお肌に影響が出てしまうことも。面倒くさがらず、早めにお手入れを行ってあげましょう。
4-1.クレンジングと洗顔を丁寧に行う
プールから上がったら、シャワーを浴びると同時にクレンジングでメイクを落としましょう。
プールの水には塩素や多くの人々の垢(あか)などが混ざっているものです。
プールから出たらまず、肌を清潔にしましょう。
しかし、長時間水に浸かっていたプール直後の肌はふやけた状態にあり、少し力を加えただけでも大きな負担となってしまうことがあります。
そのため、クレンジングと洗顔を行う際は、普段以上に丁寧に触れるように心がけ、拭き取るときもタオルでポンポンと肌を押さえるようにして拭き取りましょう。
4-2.しっかりと保湿を行う
顔を清潔にしたら、今度はしっかりと保湿を行いましょう。
長時間水に浸かっていた肌は、一見するとうるおっているように感じられるかもしれません。
しかし、プールに長時間浸かっていた肌は実は、水分量こそ不足していないものの、油分が失われた状態にあります。
そのままにしておくとせっかく肌に感じられていたうるおいはどんどんと逃げていく一方ですし、油分が足りないため、結局乾燥してしまうのです。
化粧水・美容液といった保湿のお手入れにプラスして、乳液・クリームと言った油分を補って肌のうるおいを保つためのお手入れも行いましょう。
5.まとめ
プールメイクについて、メイクのやり方やプール後のお手入れ方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
今回は「プールメイク」の定義を「崩れることを気にせず、プールを楽しむためのメイク」ととらえてご紹介しましたが、プールの楽しみ方は人それぞれ。
「ばっちりメイクで行って、顔だけは濡れないように死守する!」という方も、「目いっぱい遊びたいから最初からスッピンに近い顔で行く!」という方もいるはず。
ただ一つ確かなことは、せっかくプールに行くんだから、自分の顔やメイクばかりに気を取られるのはつまらない!ということです。
とても短い夏ですから、プールに行ったらプールを全力で楽しみましょう!
今回の記事が、プールを思い切り楽しみたい女性の役に立つことを願っています!
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