「最近、“病弱メイク”って言葉をよく耳にするけど、どんなメイクなの?」「“病弱メイク”のやり方が知りたいな」と思ったことはありませんか?
“病弱メイク”とは、思わず守ってあげたくなるような、儚げな雰囲気を演出するメイクのことを指します。
そこで今回は思わず「守ってあげたくなる」雰囲気を演出する“病弱メイク”のやり方と、“病弱メイク”のベースになるスキンケアのポイントなどをご紹介していきます。
ぜひ、参考にしてみてください♡
1.“病弱メイク”とは?
皆さんは“病弱メイク”と聞いて、どんなメイクを想像しますか?
「色白」「瞳が潤んでいる」「儚げな雰囲気がある」「淡い色の服が似合いそう」etc…。
「病弱」という言葉から連想されるイメージは人それぞれだと思います。
今回、肌らぶ編集部では、以下の4つのポイントを“病弱メイク”の定義にしたいと思います。
★肌らぶ編集部が考える“病弱メイク”4つのポイント
・ツヤや凹凸がなく人形のように白く透き通って見える肌
・表情が読めない下がり気味平行眉
・ナチュラルなアイメイク
・ほんのり色づいた頬と唇
2.“病弱メイク”のやり方
それでは、さっそく肌らぶ編集部がおすすめする“病弱メイク”のやり方をお伝えしていきます。
“病弱メイク”に必要なポイントを「ベースメイク(肌)」、「眉」、「アイメイク」、「チーク&リップ」の4つの項目に分けてそれぞれご紹介していきます。
①ベースメイク編
“病弱メイク”で最も重要なのは、ベースメイクです。
ベースメイクでは、人形のように白く透き通るような陶器肌を目指しましょう。
陶器肌とは、陶器のようにしっとりとした質感で、ツヤや凹凸のないマットな印象の肌のことです。
それでは、ここから陶器肌のメイクを説明していきます。
【ベースメイクで使うメイクアイテム】
・コントロールカラー機能付き化粧下地
・リキッドファンデーション
・コンシーラー
・ルースパウダー
【ポイント】
化粧下地は肌に透明感を演出するブルーやパープルを使いましょう。
肌の赤みやニキビが気になる方は、ポイント使いでグリーンの化粧下地を使うことをおすすめします。
リキッドファンデーションは薄づきなものを選ぶと、素肌感を演出しやすくなります。
ファンデーションで仕上げた後、色ムラやクマなどの肌悩みが気になる方はコンシーラーを使いましょう。
【陶器肌の作り方の手順】
1)手の甲に化粧下地を出す
手に取る量はパッケージを確認しましょう。
特に指定がなければパール1粒程度を目安にしてください。
多すぎてしまうと、ヨレや崩れの原因になってしまうこともあります。
2)化粧下地を手の甲に指でなじませる
先に化粧下地を手の甲になじませることで厚塗りを防止します。
手の上でのばすことによって、化粧下地をムラなく塗ることができます。
3)顔の5点に化粧下地をのせる
両頬・おでこ・鼻・あごに化粧下地をのせていきましょう。
4)3本の指を使って外側に向かってのばす
人さし指・中指・薬指で、厚くならないように薄く均一になるようにのばします。
のばす順番は①頬→②額→③鼻④→顎の順で塗っていくとムラになりにくいです。
5)スポンジでなじませる
スポンジで顔全体または気になる部分を優しくたたくようになじませます。
6)フェイスラインをなじませる
首やフェイスラインに下地がたまってしまう場合があるので、顔と首の境目をスポンジまたは指でなじませます。
7)リキッドファンデーションを塗る
リキッドファンデーションも化粧下地と同様の手順で肌にのせていきましょう。
8)気になる部分はコンシーラーでカバーする
色ムラやニキビなど肌悩みが気になる方は、コンシーラーを使いましょう。
9)ルースパウダーをブラシに取る
ブラシをティッシュの上でくるくる動かしてルースパウダーをなじませましょう。
ブラシに均一に粉をつけることで、ムラをなくして厚くなりにくくします。
粉を取りすぎた時は、きれいな面のティッシュの上でブラシを軽くはらって、余分な粉を落とします。
10)ルースパウダーをつける
顔の中心から外側に向かってくるくるとブラシを動かしながらつけていきましょう。
このとき、ムラになってしまいがちな小鼻と目のまわりも忘れないようにしましょう。
11)フェイスラインをぼかす
最後に、フェイスラインから首筋に向かってぼかしましょう。
こうすることで、顔だけが浮いてしまうことを防ぎます。
②眉メイク編
続いて、眉毛のメイク方法を説明します。
“病弱メイク”の眉メイクは儚げな雰囲気を演出するために、表情が読めない「下がり気味平行眉」を意識しましょう。
【眉メイクで使うメイクアイテム】
・アイブロウパウダー
・アイブロウブラシ(細め・太めの2本)
【ポイント】
今回の眉メイクは「表情が読めない下がり気味の平行眉」なので、ふんわりとした眉毛に仕上げるためにアイブロウパウダーを使いましょう。
細いブラシで眉毛の輪郭を取り、太めのブラシでぼかして仕上げていきます。
そのため今回は、太さの異なるブラシ2本を使います。
【下がり気味平行眉の作り方の手順】
1)眉頭から眉毛の上のラインをまっすぐ引く
まず最初に、細いアイブロウブラシを使って眉の上側のラインを描きます。
ラインは一気に引かず、毛の流れに沿って少しずつ描いていきましょう。
眉尻を眉山から0.5mmほど少し下げ気味に描くのがポイントです。
そうすることで儚げな印象を演出できます。
2)眉の下側のラインを眉尻につなげる
次に眉の下側のラインを描いていきます。
最初に描いた上側のラインの眉尻につなげるように直線カーブ状に描いていきます。
3)ラインで囲った眉毛の中を埋めていく
同じ色のパウダーで囲ったラインの内側を、少し太めのブラシを使って埋めていきます。
③アイメイク編
“病弱メイク”のアイメイクのポイントは「ナチュラルに見せる」ことです。
自然に見せるためにはブラウン系のアイシャドウやアイライナーを使ってメイクしていきましょう。
【アイメイクで使うメイクアイテム】
・明るいブラウン系のアイシャドウ
・ブラウン系のアイライナー
・マスカラ
・ブラウン系のカラーコンタクト※必要に応じて
【ポイント】
アイメイクは、ナチュラルな目元に見せるためにブラウン系のアイテムを使いましょう。
マスカラも、ナチュラルな目元に見せるロングタイプがおすすめです。
また、必要に応じてブラウンのカラーコンタクトを着用してみるのもいいでしょう。
ブラウンのカラーコンタクトは儚げな印象の瞳を演出してくれます。
ただし、カラーコンタクトを使用する場合は必ず眼科で検診を受けるようにしましょう。
【アイメイクの手順】
1)アイホール全体に、明るいブラウンのアイシャドウを塗る
ナチュラルに見せるために薄くのせていきましょう。
アイシャドウを取りすぎてしまった場合はティッシュや手の甲で軽くはらって、アイシャドウの量を調整してください。
2)下まぶたにも明るいブラウンのアイシャドウを塗る
下まぶた全体にも、上まぶたと同じように明るいブラウンをのせていきます。
目全体をブラウンで囲むことで、ナチュラルな目元に見せることができます。
目元にも儚げな印象を持たせたい場合は、目尻だけにパールの入っていないオレンジに近い赤色のシャドウをぼかして入れてみてください。
より儚げで女性らしい目元に見せることができます。
3)アイラインを引く
黒のリキッドラインを使用して、やや垂れ目がちなラインを描きましょう。
目尻から3~5mmほど斜め下にアイラインを入れます。
アイラインは、まぶたのキワ(まつげとまつげの間)を埋めるように描きます。(※図参照)
アイライナーを使用するときは、一気に描こうとすると失敗しやすいので「目尻⇒中央」「目頭⇒中央」というように少しずつ描いて繋げていきましょう。
4)マスカラでまつげに自然な長さを出す
仕上げにマスカラを塗りましょう。
“病弱メイク”のアイメイクのポイントは「ナチュラルに見せること」です。
ポイントは、ロングタイプのマスカラを上まつげだけに塗ることです。
下まつげにもマスカラを付けると、バッチリと濃いメイクに見えてしまいますので、控えましょう。
④チーク&リップ編
“病弱メイク”のチークとリップのメイク方法を説明します。
“病弱メイク”の場合は、「ほんのりとさりげないチークとリップ」がポイントです。
チークの色味は淡いローズ系のピンク、リップの色味はベージュ系、または淡いオレンジ系がおすすめです。
【チークメイクに使うメイクアイテム】
・パウダーチーク
・チークブラシ
【ポイント】
ほんのり色づいた頬に見せるために、付け心地が軽いパウダータイプのチークを使いましょう。
大きなブラシを使ってサッと仕上げるとほんのり色付いた頬に見せることができます。
【チークの塗り方の手順】
1)チークをブラシに適量とる
2)手の甲(またはティッシュ)でチークをブラシに含ませて調整する
3)チークを目頭側から目尻側に向かって、ななめ下に入れる
目頭側の頬骨の一番高い位置から目尻側に向かって、ほんの少しだけななめ下に向かってぼかしていきましょう。
【リップメイクに使うメイクアイテム】
・リップクリーム
・リップコンシーラー
・リップ
【ポイント】
ベースメイクを引き立たせるため、ベージュ系かオレンジ系のリップがおすすめです。
【リップメイクの手順】
1)リップクリーム等で保湿する
リップメイクの持ちをよくするために唇の乾燥を防ぎましょう。
2)コンシーラーで唇の色を隠す
リップの発色をよくするために唇の色味をおさえましょう。
指にとったコンシーラーをポンポンと唇にのせていきます。
3)リップを指でなじませる
唇の輪郭はあえて取らずに、リップを唇の中心にやや濃いめにのせて外側に向かってポンポンとなじませていきましょう。
3.“病弱メイク”のベースになるスキンケアのポイント
ここでは“病弱メイク”のベースになるスキンケアのポイントを2つお伝えします。
“病弱メイク”に限らず、すべてのメイクに共通して言えることですが、肌がすこやかな状態でなければどんな美しいメイクものりが悪くなってしまいます。
メイクだけではなく、スキンケアにも気を配るようにしましょう。
①念入りに保湿する
スキンケアの際は、念入りに保湿を行いましょう。
肌を念入りに保湿してなめらかな状態にしておくことで、その後のメイクがよくのりやすくなります。
肌に必要な水分・油分を与えるために、化粧水や美容液・乳液・クリーム等での基本的なお手入れひとつ、ひとつを丁寧に行っていくことを心がけましょう。
②1年中日焼け止めを使う
1年中、日焼け止めを使うようにしましょう。
必要以上に紫外線にあたり続けるとシミやシワだけではなく、肌の乾燥を引き起こし、メイクのりが悪くなってしまうことがあります。
そして、紫外線は季節や天気に関係なく、太陽が出ている限り地上に届いているとも言われています。
外出時、曇りだからといって日焼け止めを塗らずに出かけたりしていませんか?
太陽が出ていない曇りの日でも紫外線は降り注いでいるので、日頃から日焼け止めを塗る習慣をつけるようにしましょう。
4.“病弱メイク”のまとめ♡
今回は“病弱メイク”のやり方をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
“病弱メイク”のポイントは、【人形のように白く透き通って見える陶器肌】、【表情が読めない下がり気味平行眉】、【ナチュラルなアイメイク】、【ほんのり色づいた頬と唇】の4つです!
この4つをしっかり押さえれば、誰でも簡単に“病弱メイク”をマネすることができます。
“病弱メイク”を取り入れて、男性が思わず手を差し伸べたくなるような「儚げ女子」に変身しちゃいましょう♡
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