お悩み別ケア
2019.04.09 Tue今年こそ焼きたくない方へ|紫外線対策3つのポイント
「紫外線対策をして日焼けを防ぎたい!でも、具体的に何をしよう…?」とお困りではありませんか?
紫外線は、美しいすこやかな肌の大敵であるといわれています。
そのため、すこやかな肌を保ちたい方は、紫外線対策を日頃から行う必要があります!
今回は、紫外線から肌を保護するための対策・グッズをご紹介します。
1. 紫外線対策は年間を通して必要??
紫外線対策は、年間を通して行うことが必要だといわれています。
紫外線は、日差しの強い夏に多いという印象があるかもしれませんが、実は、年間を通して降り注いでいることがわかっているからです。
紫外線量は、日本では7~8月に一番多いと言われていますが、冬でもその半分~3分の1ほどの紫外線量があるとされています。
つまり、日焼けをしてしまう可能性は一年中あるということです。年間を通して紫外線対策を心掛けることが大切です。
2. 紫外線対策には「日焼け止め」を使おう!
紫外線対策をするうえで、日焼け止めは欠かすことのできないアイテムです。
日焼け止めは、テクスチャーや使用感もさまざまで選択肢が多いため、自分の肌や目的に合わせて選びましょう。
2-1.紫外線対策|日焼け止めの選び方
日焼け止めは、使う場面に合わせてSPF・PAの数値を選ぶことをおすすめします。
SPF・PAの数値は、高いほど紫外線の影響を受けにくくするといわれています。
真夏のレジャーで使う場合と、通勤・通学で使う場合では、適したSPF・PAの数値も変わってきますので、自分の使う場面や肌の状態を考えながら選ぶことをおすすめします。
※赤ちゃんや子どもの場合は、肌がふつうの大人よりデリケートです。子ども用や敏感肌用の日焼け止めの中から、使用可能年齢などを確認して選ぶようにしてくださいね。
●関連記事⇒【子ども用の日焼け止め】
【紫外線カット指数について】
■PA(Protection grade of UV-A)
PA値は、肌をすぐに黒くしてしまう紫外線の一種「UV-A」を防ぐ力の大きさを表します。
日光に当たったときに、日焼け止めを塗らない状態に比べて肌が黒くなるまでの時間をどれだけ延ばせるかによって4つに分類されます。
PA+~PA++++までの4段階で、+が多いほどUV-Aを防ぐことが期待できます。
【肌らぶ編集部おすすめの日焼け止め】
なめらかなテクスチャーで、オールシーズン快適に使える日焼け止めをピックアップしてみました。
■ホワイティシモ 薬用UVブロック シールドホワイトプラス(医薬部外品)
価格:3,800円(税抜)
美白*と保湿のお手入れを兼ねた、顔や体に使える日焼け止めです。
美白有効成分「ビタミンC誘導体」を配合。
軽やかな塗り心地のミルキータイプなので、ベタつきが苦手な方にもおすすめ。
水や汗に強いウォータープルーフタイプでありながら、専用のクレンジングを使わずに洗い落とせるのが特徴です。
爽やかなナチュラルハーブの香り。
*メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
⇒肌らぶ編集部が【ホワイティシモ】を実際に試したレビューはこちら>>>
●関連記事⇒【日焼け止めの選び方】
2-2.紫外線対策|日焼け止めを使う際のポイント
日焼け止めでしっかり紫外線対策をするためのポイントをお伝えします。
①日焼け止めは1年中使用する
日焼け止めは、1年中使用することがおすすめです。
紫外線は日射しの強い季節だけでなく、年間を通して降り注いでいるからです。雨の日も曇りの日も、降り注いでいます。
冬に雪が積もれば、地面からの反射で思わぬ角度からの紫外線にさらされることもあります。
シミ・そばかすを予防してすこやかななめらか肌を目指すなら、気を抜かず、1年中紫外線対策をしてくださいね。
日焼け止めを1年中使用することに抵抗がある方は、SPF・PAが表記されているファンデーションや化粧下地を使用したり、露出しているからだの部分は日傘や帽子、UV加工のストールやアームカバーなどでカバーするなど工夫しましょう。
●関連記事⇒【冬にしたい日焼け対策】
②日焼け止めはムラなく、スキなく塗る
日焼け止めはメーカー推奨の適量を使い、ムラなく、スキなく塗るように気を付けましょう。
顔を塗り忘れることはあまりないかもしれませんが、髪の生え際やフェイスライン、首やデコルテ、体なら手の甲・足の甲などもしっかり塗ることを忘れないでくださいね。
背中はスプレータイプを活用したり、人に塗ってもらうなどしてガードしましょう。うっかり日焼けしてしまってからでは遅いですよ。
●関連記事⇒【日焼け止めの塗り方】
③日焼け止めは塗り直しをする
紫外線から肌をきちんと保護するためには、日焼け止めの塗り直しが必要です。
知らず知らずのうちに、洋服やカバン、自分の手などによってこすれて落ちてしまったり、手を洗った際に手の甲の日焼け止めが流れてしまっていたりするものです。
また、夏は特に、汗をかいて気づいたら流れ落ちてしまっていたなんてことになりがちです。
ウォータープルーフのものでも1日1~2回は塗り直し、通常の日焼け止めであれば2,3時間毎に塗り直しましょう。
顔の日焼け止めは、一度メイクを落としてから塗り直した方が綺麗に塗り直しできますが、時間がない場合はSPF・PAが表記されているフェイスパウダーを重ねて化粧直しをすると良いでしょう。
●関連記事⇒【日焼け止めの塗り直し方】
④メイクの上からは、UVパウダーを使って紫外線対策をする
日焼け止めを塗りなおすために、外出先でメイクを一からやり直すというのはなかなかハードルが高いですよね。
そこで、外出先での顔の紫外線対策には、UVカット効果のあるフェイスパウダーをぜひ活用しましょう。
化粧直しもできて、日焼け止め効果もついてくる便利アイテムですから、ぜひ取り入れてみてくださいね。
【肌らぶ編集部おすすめ 紫外線対策のできるフェイスパウダー】
外出先へ携帯しやすい、コンパクトタイプのパウダーコンパクトを選びました。参考にしてみてください。
■オルビス サンスクリーン(R)パウダー
価格:670円(税抜)※パフは別売
外出先での化粧直しにも便利な、コンパクトタイプのプレストパウダーです。汗・水に強いウォータープルーフタイプ。
皮脂を吸収しながら肌色を明るく見せてくれるパウダーで、くすみにくいサラサラ肌が続きます。薄付きで肌に密着するので厚塗り感がないのもうれしいポイント。化粧直しに何度も活躍してくれるでしょう。
透明感ある仕上がりで色白肌にあうルーセントタイプと、健康的な黄み肌にあうナチュラルの2色から選べます。
●関連記事⇒【日焼け止めパウダー】
3. 紫外線対策には「美白*化粧品」を使おう
*メラニンの生成を抑え、(日焼けによる)シミ・そばかすを防ぐ
紫外線対策には、日焼け止めに加えて、美白化粧品を使ったスキンケアを行うことをおすすめします。
なぜなら、美白化粧品を使用することで、メラニンの生成を抑えて日焼けによるシミ・そばかすを防ぐことが期待できるからです。
シミ・そばかすは肌印象を左右するものです。ぜひ、予防のお手入れを取り入れていきましょう。
【肌らぶ編集部おすすめ 美白化粧品】
メラニンの生成を抑えてシミ・そばかす防ぎながら、肌をうるおして、みずみずしく整えてくれる美白化粧品シリーズを選びました。
■POLA ホワイティシモ
※同シリーズのスキンケアアイテムはすべて医薬部外品
クレンジングや洗顔は、日焼け止めやメイク汚れ、肌くすみの元である古い角質もするんと洗い流して、素肌をなめらかに整えてくれます。
化粧水や乳液・クリームは、美白有効成分「ビタミンC誘導体」配合。メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを予防しながら、肌にうるおいを与えてやわらげ、角質層のすみずみへ美容成分を届けます。みずみずしく、キメの整った素肌へ。
*メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
⇒肌らぶ編集部が【ホワイティシモ】を実際に試したレビューはこちら>>>
●関連記事⇒【全身を美白ケアする!】
4. 紫外線対策には「UV加工アイテム」も使おう!
日焼け止めにプラスして取り入れたい紫外線対策は、UV加工されたグッズで体をカバーして物理的に紫外線から肌を守ることです。
日差しの強い日中は肌を露出していなくても、薄い布地などは紫外線を通してしまい、その影響を受けてしまうこともあります。
紫外線対策を徹底するために、ぜひUV加工がされたさまざまな衣料品やグッズが販売されているので活用してみてはいかがでしょうか。
①日傘
日傘は、紫外線対策アイテムの中でも定番のグッズです。最近では、男性にも愛用者が増えているようです。
日傘はUVカット率(遮光性)などが記載されているので、その数値を参考にしながら選ぶとよいでしょう。
デザインも楽しみたいですね。カラーもいろいろなものがありますが、黒などの暗めのカラーはより日射しを通しにくいと言われています。
少し意識して選んでみるとよいかもしれませんね。
また、日傘のUV加工はだんだんと薄れていくそうなので、3年位を目安に買い替えたり、UV加工スプレーを使ったりするのもおすすめです。
【肌らぶ編集部おすすめ UVカット日傘】
UVカットできる日傘の中から、日本の老舗ブランドのデザインも素敵な日傘を選びました。参考にしてくださいね。
■槙田商店 菜-sai- にんじん
価格:20,000円(税抜)
「にんじん」をモチーフに、オレンジ色のストライプと、緑色の北欧風のパターンが組み合わさっています。
やわらかな色合いは太陽の日差しをやさしく受け止めてくれそうですよね!
他にも「とうもろこし」「おくら」などバリエーション豊富です!
●関連記事⇒【おすすめ日傘】
②帽子
日焼けするのは顔だけではないですよね。頭皮や髪の毛も日焼けします。パサパサ乾燥頭皮を防ぐためにも、帽子を活用して紫外線対策しましょう。
UV加工されていて、なるべくつばの広いタイプの帽子がおすすめです。つばの広いタイプのほうが、首の前・横・後ろを広くカバーしやすいからです。
布製品では、UVカット効果を紫外線遮蔽率(カット率)●●%と表示しているものや、UPF●●という指標で示しているものもありますので、そういった数値も参考にしながらグッズ選びをしてみてくださいね。
オーストラリアで誕生した指標で、衣類などの紫外線カット効果を示す国際的な基準のひとつです。
数字が大きいほど紫外線カット効果があるとされています。現在の最高値は50+です。
UPFの記載があるかどうか、どのくらいの数値か、UV対策グッズを選ぶ際の目安にするとよいでしょう。
【肌らぶ編集部おすすめ UVカット帽子】
UPFの表示がある帽子の中から、つば部分が大きめの帽子を選びました。参考にしてくださいね。
■ヘレンカミンスキー 広つば帽 Amity
価格:19,000円(税抜)
Amityは、つばの部分が約9センチと大きめなのがポイント。バックにはシンプルなリボンがついた上品なデザインです。
サイズ調整可能なインナーアジャスタータイプで、軽やかなコットン裏地。
UPF 50+。綿100%。
●関連記事⇒【頭皮の日焼け】
③サングラス
紫外線は眼にも影響があることが知られています。
UVカット加工のされたサングラスは、眼とその周りの繊細な皮膚を紫外線から物理的に防ぐことができるアイテムですので、ぜひ取り入れましょう。
顔にフィットし、ある程度大きさのあるものがおすすめです。
また、最近はサングラスと言いつつ色なしのクリアなレンズなものや、ふつうの眼鏡でも、UVカット加工されているものがあります。
サングラスや眼鏡を購入する際は、UVカットのレンズであるかどうかチェックしてみてください。
色の濃いサングラスでもきちんとUVカット加工されていないと、紫外線対策として不十分なことがありますので注意が必要です。
【肌らぶ編集部おすすめ UVカットサングラス】
UVカット加工された、クリアなレンズでファッションにも合わせやすいサングラスをご紹介します。
■ZOFF UVクリアサングラス
価格:3,500円(税抜)~
撥水コート付なので、水分や指紋などの汚れが拭き取りやすいのもポイント。
上記の写真以外のフレームもあるので、ぜひ公式ページや店舗でチェックしてみてください。
●関連記事⇒【面長に似合うメガネの選び方】
④衣類|カーディガンやストール
UVカットできるカーディガンや、ストールなどがあると、とても便利です。
普段から持ち歩くようにすれば、万が一日焼け止めを塗り忘れた際にも、塗り直す時間がないときにも、羽織るだけで紫外線から肌を保護することが期待できます。
UV加工がされていない衣類でも、物理的に皮膚に到達する紫外線を減らすことはできます。
紫外線対策としては濃い色で、編目・織目の詰まった隙間の少ない衣類が好ましいでしょう。
ただ、夏場などは通気性や吸湿性なども考えないと、紫外線を気にするあまり不快感が増してしまっては残念です。
身に着けて心地よいもの、好みにあうものを、楽しく選んで取り入れていってくださいね。
【肌らぶ編集部おすすめ 紫外線対策衣類】
紫外線カット効果が期待できるものの中から、シンプルで取り入れやすいデザインの羽織りものを選びました。参考にしてくださいね。
■無印良品 UVカット フレンチリネンボレロ
価格:3,695円(税抜)
素材は麻で、軽くて透け感があります。夏の羽織りものとしておすすめのアイテム。
羽織るだけでなく、ストールのように巻いたり、さまざまな着こなしが楽しめます。6色展開。
⑤アームカバー・手袋
車の運転や自転車に乗ったりといった機会が多い方には、アームカバーやロングタイプの手袋もおすすめのアイテムです。
100円ショップなどで手軽なものを買ってもよいですが、最近は素敵なデザイン、上質な素材でつくられたものもたくさん販売されています。
手袋のムレが気になる方は、内側(手のひら側)がメッシュになっているものなどを選ぶとよいでしょう。
【肌らぶ編集部おすすめ 紫外線対策アームカバー】
シンプルで取り入れやすいデザインで、紫外線カット率99%以上が期待できるものを選びました。参考にしてくださいね。
■中川政七商店 紫外線しっかりカット絹のアームカバー
価格:2,700円(税抜)
吸湿・放湿性のよい絹を80%使用していて、汗をかいてもさらっと心地よい肌触りが魅力。
親指付きで手の甲までカバーできるので、自転車などの運転の際にも使いやすいデザインです。
黒、紺、墨の3色から選べます。
5. 紫外線対策 まとめ
紫外線対策の方法をお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
紫外線対策は、紫外線の強さや量ばかりが気になってしまうかもしれませんが、春夏だけでなく、秋冬も、そして360度、あらゆる角度からの侵入を意識して行うのがポイントです。
習慣になるまでは、面倒に感じることもあるかもしれません。
でも、できるだけ、簡単そうなことから取り入れていってください。
少しずつ蓄積されていって、忘れたころに…なんてことにならないように、今からの心がけが大事なんです。
手の甲や腕、肩にもシミ・そばかすはできますから、ぜひしっかりと全身の紫外線対策を行って、未来の自分の肌を守っていってくださいね!
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◆20代・30代におすすめの美白*美容液
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*メラニンの生成を抑え、(日焼けによる)シミ・そばかすを防ぐ
肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る
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肌らぶライター
肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 miho 元美容師でヘアケアグッズや韓国コスメなどが大好きな美容オタクです。美容師免許を活かしてヘッドスパ二ストなどをしていました。 ヘアケアの正しい知識やお肌も髪も全身美しく綺麗になれるような役立つ情報を発信していけるよう頑張ります♪ karintou 肌らぶ読者の皆さま、はじめまして。かりんとうと申します。お花や植物、ナチュラルなコスメが大好きな美容ブロガーです。栄養や食事を通して、わくわくするような美容情報をわかりやすくお届けします。 もんにゃんい 여러분 안녕하세요~ 韓国系色白マッチョ目指して邁進中の理系大学院生です! 韓国アイドルをきっかけに自分磨きに目覚めました。 美容に興味のあるみんなの味方です✌🏻理想に近づけるようにがんばりましょう!잘 부탁해요〜〜〜 朱墨 しがないコスメオタクの初心者ライターです。「自分らしく、自由に楽しく」がモットーです。よろしくお願いします。
■SPF(Sun Protection Factor)
SPF値は、肌を赤くしてしまうといわれる紫外線の一種「UV-B」を防ぐ力の大きさを表します。
日光に当たったときに、日焼け止めを塗らない状態に比べて肌が赤くなるまでの時間を何倍に延ばせるかを数値にしたものです。
仮に、紫外線を浴びて20分ほどで日焼けする(皮膚に赤みが出る)人を基準に考えると、
SPF25の日焼け止めの場合、理論上は、【20×25=500分=8時間20分】肌が赤くなることを防ぎます。
●関連記事⇒【日焼け止めのSPFの意味と選び方】